2011年3月の記事
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
3月11日に、とても大きな震災が東北・関東を襲いました。
私は関東在住ですが、東北生まれ。
なじみ深い土地もいくつもあり、本当に言葉にならぬ思いです。
被害に遭われた多くの皆様に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を心から願ってやみません
この震災によって電力供給施設にとても深刻な問題が起き、関東では計画停電が実施されています。
日常生活についても、節電が強く呼びかけられています。
私自身、こういう状況になって改めて生活を見直して見ると、節電できるポイントがいくつもありました
料理についても、同じ。
「節電レシピを教えて下さい」というご依頼を、いくつも頂きました。
一番節電なのは、火や電子レンジなどの「熱源を使わない」こと。
つまり、火を使わなくてもいい食材を組み合わせればOK
サラダやお刺身、お豆腐、海藻、かまぼこなどは、加熱せずにおいしくいただけます。
たいていのものは切ったり、和えたりするだけでいいので、忙しいときでも手早く簡単に作れます。
ここに、チーズなどのコクのあるものや、ハーブやスパイスなど、香りの強いものを合わせると、さらに食べ応えが増して満足感がアップします。
それぞれ単品で食卓に出してしまうと、メインのおかずにはちょっとさびしい。
でも、うまく組み合わせれば立派なメインのおかずになります
そろそろ旬が近づいてきたカツオなどは、食べ応えがあって栄養もたっぷりの優等生食材。
ショウガなどの薬味と一緒にお刺身でいただくのもとてもおいしいですが、
エスニック風にアレンジしてみてはいかがでしょう
焼き肉屋さんでおなじみのユッケに近い味わいの、ボリューム満点サラダに変身です。
味つけのポイントは、コチュジャン。甘みのある辛みが、生臭さを抑えます
こんにちは、料理研究家の吉田由子です。
東日本大地震により、被災し、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、まだ避難生活などを強いられている方々の笑顔が早く戻りますよう、心からお祈り申し上げます。
各地で計画停電や物資の不足により、不便な生活を強いられている方も多くいらっしゃると思います。
停電時は炊飯器も電子レンジも使えないため、困っていらっしゃる方も多いのでは
今回のブログは、電気が使えないとき、覚えておくと便利な
「ガスで簡単にご飯を炊く方法」をご紹介します。
用意するものは・・・
(1)ふたの付いたお鍋
土鍋・鋳型ホーロー鍋など重たいお鍋がベストですが、ふたが付いていればどんなお鍋でもご飯を炊くことは可能です。
(2)計量カップまたはコップや茶碗など
覚えておくと便利な基本の割合
米1に対して水1.2
例えば、お米1カップの場合⇒水は1.2カップ必要
4人分でお米2カップ・水2.4カップ
■作り方
洗った米と水をふた付きの鍋に入れ、強火で加熱し、沸騰したら弱火にして20分。
あとは、火を止めてふたをしたまま、10分程度蒸らしてできあがり!お鍋にバスタオルなどを巻いたり、発泡スチロールの箱などに入れておくと、保温効果があります。
おにぎりにしたり、お寿司にすると冷めてもおいしく食べられます。
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
収納術ってキッチンには欠かせないな〜と思う今日この頃。
かわいく、おしゃれに収納してあると、それだけで楽しくなってしまうなんてことも。
でも、手を付けないでいると・・・
あれ?これっていつのだっけ?
なんだか、かごに袋がいっぱいで必要な食材がすぐみつからない
あ・・・また同じの買ってきちゃった。ストックあったのに!!
・・・などなど、あらあら?とため息がでてしまうことも。
そこで今回は、ちょっとかわいい食材収納方法についてです。
お豆や雑穀など、袋入りの乾物類はビンに入れておくと、なんだかおしゃれでかわいいです。
わざわざビンを買わなくても、ジャムなどの空いたビンで十分
ちなみに、私はよく百円ショップでビンを購入するけれど、けっこうかわいいアイテムがそろってるんですよね。
もちろん、買ってきて袋のまま、輪ゴムで止めて保管。でもOKですが・・・
小瓶に入れかえてみてると、とびらをあけたとき、中身が見やすくって、おしゃれに収納できるので、けっこうおすすめ
ちなみに〜、袋から出してしまう難点は、賞味期限が分からなくなってしまうこと
なので賞味期限はびんの底にラベルなどではっておくことをおすすめします。
かく言う私も先日、あれ?いつの豆だったかしら?と少々不安をかかえて料理してしまいました
こんにちは。料理家の野上優佳子です。
我が家には高校生と中学生の娘がいるのですが、毎年バレンタインデー は大騒ぎ。
好きな男の子に渡すため、ではなくて、「友チョコ」 作りに大わらわです。
私が子供の頃には、友チョコなんて、なかったけどなあ。
先月も前日の夜に2人はオーブンを占領して、
友チョコ用にブラウニーやマフィンを焼いていましたが、
その数40人分
ダイニングテーブルは焼き菓子で溢れ、キッチンだけにとどまらず、
2階まで甘い香りに家中が包まれました。
もう、味見もしないうちにお腹いっぱいになるほど…
バレンタインデー当日には、紙袋いっぱいに友チョコを詰めて登校し、
帰宅してきたら、持っていった以上の数のお友達からの友チョコの山
あんなに作ったのに、足りなかったのだとか
当日渡せなかったお友達には、ホワイトデーにお返しをするそうで、
「ママ何かおすすめない〜?」と聞かれて作り方を教えたのが、抹茶スコーン。
春らしいグリーンで、包装しても型崩れしにくいから、お返しにぴったり。
しかも、簡単でおいしい!
試作したスコーンは、あっという間になくなりました。
日本茶にも紅茶にも、ぴったりです