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2011年10月の記事

こんにちは、料理家の野上優佳子です。


秋も深まってくると、根菜類が豊かに実っておいしくなります。
食物繊維たっぷりの代表格の1つが「ゴボウ」

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ゴボウには、ちょっとした思い出があります。
ごく小さい頃、津軽生まれの祖母が、泣き止まぬ妹を見て「ごんぼをほってるのかいねえ」と優しく笑ったことを記憶しています。

青森の方言で、駄々をこねたり泣き続けたりすることを「ごんぼをほる」(ゴボウを掘る)と言うそうで、子供心にその表現を不思議に思ったものでした。

大学時代に民俗学の授業で方言について調べる機会があり、ふとそのことを思い出して調べてみると、細い根毛がたくさんあって長いゴボウを土から掘り起こすのはとても大変な作業であるのと同じく、一度ヘソを曲げてしまった者をなだめるのはとても大変、という意味が起源なのでは、との説がありました。
なるほど、ゴボウを抜くのも駄々っ子をなだめるのも、かなり大変です(笑)


さてこのゴボウ、旬は春と晩秋の年に2回。

日本や韓国の食材店では売られていますが、欧米では食用として売られているところはほとんど見かけません。

漢方薬やハーブの1種として扱われることがほとんどのようで、中国から日本に伝来した時も、最初は野菜としてではなく、薬草(根だけでなく葉や茎も含め)、漢方薬の材料として扱われていたようです。


今では日本の食卓には欠かせない食材となったゴボウ。
素晴らしい香りで、おいしさを引き立ててくれます。

皮の部分がおいしい香りを持っているので、選ぶときは土付きのものを購入し、たわしなどで水洗いして軽く泥をこすり落とす程度にし、皮をむききってしまわない方が、おいしくいただけます。
アク抜きの際に酢水につけると、黒ずみにくくなります絵文字:ひらめき


今回は、このゴボウを使ってポタージュに。
クリームの優しいうまみとからみあい、体も心も温まる、ほっとした優しい味わいのスープになります。
たくさん作って冷凍もできるので、ぜひお試しください絵文字:レストラン



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でゴボウのポタージュのレシピをチェック!

野上 優佳子先生

こんにちは!料理研究家の吉田由子です。

私事ですが、先日我が家の双子が5歳の誕生日を迎えました絵文字:ショートケーキ

我が家では、5歳になると「包丁デビュー」するという
私の勝手な決めごとがあります絵文字:笑顔
5歳の誕生日に、子供用の包丁とまな板をプレゼントしました。
 
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一番上の赤い持ち手のものは、長女の5歳の誕生日にプレゼントしたものです。
赤・黄・緑で信号機みたいですね(笑)


おもちゃなどは、一緒に使うように言い聞かせていますが、包丁ばかりは取り合いになることを想像すると、ぞっとするので、ひとり1本「マイ包丁」です絵文字:ピカピカ

子供用の包丁はいろいろなタイプがあり、「セラミックのもの」「刃がついておらず、手を切らない安心なもの」など、各ご家庭の好みで選ばれると良いと思います。


私がプレゼントした包丁は、ステンレス製で、あえて切れ味抜群のものを選びました。
切れ味は、なかなかのものですが、子供用なので刃先が丸くしてあったり、持ち手が子供に持ちやすいように配慮されています。

ですが、5歳の三女は、早速2か所も指を切りました絵文字:ふらふら
指を切っても、自分で包丁を使って料理するうれしさの方が勝っているようで、果敢に挑戦しています絵文字:パンチ

「包丁デビュー」の日には、子供の大好きなシチューやカレーライスなどのメニューにするとテンションが上がるようです絵文字:上向き矢印
楽しく「包丁デビュー」してみませんか?



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でチキンのトマトシチューのレシピをチェック!

吉田 由子先生

こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。


どの家にでもあって、お菓子を作るとき以外にあまり登場しないもののひとつに型抜きがありますよね。

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うちにも、いただきものやら、自分で購入したものやら、けっこうたくさん転がっています。

そんな型抜きですが、お料理の彩りが欲しいときに大活躍絵文字:指でOK


よく使う食材はニンジンやダイコンなど定番の野菜ですが、それらを輪切りにして蒸すかゆでるかしてやわらかくしておき、好きな型でポンポンと抜くだけ。


ちょっとしたおもてなし料理の時なんかには、とっても素敵な彩りになり、お料理がより豪華に!


型で抜いた周りの部分は、飾りとしてそのまま使ってもOKですし、みじん切りにしてご飯と混ぜてチャーハンにしたり、味噌汁の具にしたり。

一度火が通っているので、さっと火を通すだけで使え、いろいろと料理の応用がきくので、便利です絵文字:ひらめき

また型抜き作業は、子供のお手伝いの第一歩にも
野菜をやわらかくしてあるので、それほど力を入れなくても、すっと型を抜くことができるんです絵文字:ピカピカ


苦手な野菜でも、自分の好きな型で抜いたものって、意外に食べてくれたりするんですよね絵文字:ほっとした顔


型抜きは、同じもので大小あると、とっても便利
形の違いがアクセントになるので、けっこうかわいい盛りつけになりますよ〜。



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でエビしんじょのせダイコンステーキのレシピをチェック!

竹内 ひろみ先生

こんにちは!料理研究家の吉田由子です。


暑い夏は、日焼けや肌のベタつきが気になりました・・・。
やっと涼しくなったと思ったら、今度は肌の乾燥が気になってきました絵文字:悲しい

そんな秋に、 美容効果抜群の成分を含む魚が旬を迎えます。
その魚とは・・・「鮭」なんです絵文字:! 
 
鮭は、捕れる場所や時期によって呼び名が変わります。
中でも9月〜11月に捕れるものを、「秋鮭」「秋味」「メジカ」などといい、成熟するまで少し間があるので、脂がのっていておいしい絵文字:ピカピカといわれています。


鮭を切り身にすると、写真のように赤い色をしていますよね。

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この赤い色素こそが「アスタキサンチン」という、ものすごい抗酸化作用を持つ成分なんです。


この「アスタキサンチン」は、シワやシミなどを予防し、血液をサラサラにしてガンや動脈硬化を予防してくれます。
その効果は、なんとビタミンEの500〜1,000倍といわれています。


鮭が産卵のために川の流れをさかのぼって泳ぐとき、紫外線を浴びて鮭の体内には老化の原因になる大量の活性酸素が発生します。

その活性酸素を取りのぞき、鮭の身を守ってくれているのが「アスタキサンチン」というわけです。


さらに!老化によってたるむ筋肉を引き締める効果のある「DMAE」という成分も含まれています。

「鮭」は、健康と美しさをサポートしてくれる、ありがたい食材なんですね〜絵文字:笑顔



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吉田 由子先生

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