2011年12月の記事
こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
さて、もうすぐクリスマスですね
今回はパーティー料理にぴったりの、旨みたっぷり食材をご紹介します。
これは、「ドライトマト」と言います。
その名のとおり、トマトを乾燥させた物です。
「ドライトマト」には、グアニル酸という、干ししいたけに含まれる旨み成分と同様の物が含まれていますので、料理に加えるとグッと旨みが増し、おいしくなります。
乾燥した状態で、ヘルシーなおつまみとして食べてもおいしいのですが、料理に使う場合は、ぬるま湯で10分程度戻してから使います。
オイル漬けにしたり、スティックミキサーでペーストにして調味料として使ったり、スープに入れたりと用途はいろいろ
輸入食品店などで手に入りますので、ぜひ食卓にプラスしてみてくださいね
さて、持ち寄りパーティーには、「ドライトマト」を使った「ケーク・サレ」はいかがでしょうか?
「サレ」とは、フランス語で「塩」という意味。
「ケーク・サレ」とは、砂糖を使わず、チーズやベーコン、野菜などを加えて焼き上げる「塩ケーキ」のことなんです。
甘くないので、食事としていただけます。
ホットケーキミックスを使って、混ぜて焼くだけなので、とても簡単ですよ
赤い「ドライトマト」の色が、クリスマスにぴったり!ぜひお試しくださいね
こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
12月といえば、クリスマスに忘年会と、ホームパーティーを開く機会が多い季節
ホームパーティーが好きな私にとって、とっても嬉しい季節です
みんなで料理を持ち寄ったり、ケーキを作ったり、プレゼントを交換したり。
いろいろな企画を考えると、なんだかワクワクしてきます
そんなホームパーティーのときに、受けの良い料理とあらら??という料理ってありますよね。
やっぱり一番はおいしさですが、次に食べやすさ、見た目など。
お客様の反応を見ているとちょっとした差があり、面白いですね。
そんなパーティーメニューにおすすめなのが、フィンガーフードを中心としたビュッフェスタイル
みんなで話しながら食べるので、生春巻きや手まり寿司など、手でつまんで食べられるものが、おすすめです
(スープなども、ちっちゃなグラスにいれておくと飲みやすいですよ〜)
やっぱり一番のお楽しみはケーキですが、スポンジを用意してみんなでデコレーションをするのも楽しいです
そんなときにおすすめなのが、生クリームやアイシングにちょっと色を付けること。
市販に色付け用の物も売っていますが、身近な材料で簡単に手作りできます!
紫芋の粉、抹茶、ココアなどを加えるといろいろな色ができるので、それを絞り袋に入れて、デコレーションしましょう
この作業、子供たちは大好きで、毎年みんな楽しそうにやっています
ココアスポンジなら、粉砂糖もおすすめ。
好きな形に切った厚紙を置いて、その上から粉砂糖をふれば、素敵なデコレーションになりますよ〜。
アラザンやカラフルなチョコチップをちらしても、かわいいです
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
12月になり、寒さも本格的になってきましたね。
もうすぐ、冬至がやってきます
冬至とは、1年のうちでもっとも昼の時間が短い日で、毎年12月22日前後にやってきます。
日本全国、各地の差はありますが、例えば東京を例にとると、一番日照時間が長くなる夏至に比べ、4時間以上の差があります。
この日を境に日照時間が長くなっていくので、古代においてはこの日が新年の起点とされていました。
19年に1度訪れる、陰暦の11月11日が冬至にあたる日は特に吉日として、「朔旦冬至(さくたんとうじ)」という宮中行事の祝宴が執り行なわれたと言われています。
古代中国が起源となる自然哲学思想の「五行思想」、万物は木・火・土・金・水からなるという説は、日本のさまざまな慣習や行事とも密接に結びついています。
冬至につきものの、かぼちゃとゆず、どちらも黄色ですね
五行には四季に結びつく色があり、土は「黄」。
土は、植物が地面から芽吹くことに由来し、季節の変わり目を指します。
冬至と黄色には、実はそんな背景もあるのです。
さて、ゆずと言えばゆず湯が冬至の習わしですが、ゆずの旬を迎える今こそ、我が家はいろいろと保存食を作ります。
ゆずで自家製ポン酢を作ったり、ジャムを作ったり。
そしてもうひとつ、欠かせないのが、ゆず皮のはちみつ砂糖漬け。
これを熱湯で溶かせば「ゆず茶」になります。
作り方はとても簡単!みなさんも、ぜひ試してくださいね
こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
12月〜1月にかけては、楽しいイベントが盛りだくさんですよね
料理を持ち寄る機会も、増えるのではないでしょうか!?
料理を持ち寄るときは、食べやすく、簡単で華やかなものが喜ばれますね。
そこで、パーティーフードの立役者「ピック」の登場です
色とりどりで、見ているだけでも楽しい「ピック」は、つい集めてしまうキッチングッズのひとつです。
写真の奥にある和風のピックは、おせちやお花見弁当に使うとお重がとても華やかになります。
グラスに入ったピックは、我が家の娘たちの一番のお気に入りです
「ピック」には、いろいろな長さのものがあります。
いくつかの食材を組み合わせて刺すオードブルなどの場合は、5〜6cmの長さがあるものが使いやすいでしょう。
また、お弁当やお重に使う場合は、3〜4cm程度のものが、フタをするときに邪魔にならず使いやすいでしょう。
今回は、そんな「ピック」を使ったパーティーにぴったりの「ピンチョス」をご紹介します。
「ピンチョス」とは、スペイン語で「串」という意味です。
日本では、いろいろな食材を串で刺した軽食のことを「ピンチョス」と呼び、最近はパーティーフードとして人気があります。
作り方は簡単
お好みのチーズや野菜、お子様の大好きなから揚げやミートボールなど、好きな物をバランス良く「ピック」に刺すだけで完成!
とても簡単なのに、とても華やか!
きっと「すご〜い!」と歓声があがりますよ
皆様も、楽しいパーティーシーズンをお過ごしくださいね