2014年4月の記事
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
私は、日頃デパ地下のスーパーなどで今まで見たことのない食材を探し、料理して食べてみるのが好きなのですが(笑)
以前から野菜コーナーのある野菜が気になっていまして・・・
それが、こちらの『おかひじき』です
『おかひじき』は、もともと北海道から九州の海岸の砂地に自生していた野草で、昔から日常的に食べられている野菜ですが、関西ではほとんど見かけることがありません。
近くのスーパーで「おかひじきの取り扱いはありますか?」と定員さんに聞いても「???」といった反応です。
そして『おかひじき』と言う名前を聞いて海藻コーナーに走る店員さんもいるくらいマイナーな野菜です。
そうですよね
『おかひじき』の名前の由来は見た目がひじきに似ていることからその名が付いたと言われているくらいですから。『おかひじき』には、ビタミンA・C・カリウム・カルシウム・マグネシウムが豊富に含まれており、最近は健康野菜として再び注目を集めつつあります。
おかひじきにはほとんど苦味がないので、和え物やサラダ・汁物や天ぷらなど様々な料理法でおいしく頂くことができます。
歯ごたえがシャキシャキでクセになるおいしさです
様々な料理に取り入れやすいので、近い将来全国の野菜コーナーで手軽に手に入れることができるようにと願います
さて今回は、『おかひじきと新タマネギのサラダ』をご紹介します。
おかひじきと新タマネギのシャッキシャキの食感がおいしい一品です。
ぜひお試しを
こんにちは、料理家の野上優佳子です
先月で震災から3年が過ぎました。
改めて防災について見つめ直したご家庭も多かったのではないでしょうか。
我が家も、非常用防災袋の中身を今一度確認してみました。
非常食としても大活躍する「缶詰」は、常温保存で約3年が賞味期限の目安。
ですから、震災後に詰めた缶詰は丁度入れ替え時期になりました。
※賞味期限は「おいしく食べられる」目安です。
水に浸かるなどで缶が腐食したりせず、冷暗所で正しく保管した場合には、保存期間が長くなっても食べることはできます。この技術は、200年以上前に皇帝ナポレオン率いる仏軍の食料保存を目的に作られた瓶詰めが最初と言われています。
これがさらにイギリスでブリキを利用した缶詰の発明へ、そしてアメリカに渡って製造ラインも本格化、南北戦争で軍用食料のニーズが高まり大量生産の時代を迎えます。
日本で作られたのは明治時代。
1871年に長崎の実業家・松田雅典氏が「いわしの油漬け缶」を手がけた物が日本製缶詰の始まりです。
その後、産業振興の国家事業のひとつとして、北海道・石狩市に初めて缶詰工場が建設され商業生産が開始されました。
石狩川に遡上したサケの缶詰が作られたそうです。
魚やフルーツ、野菜などの食料缶詰を始め、お茶やコーヒーなどの飲料缶、さらに瓶詰めも合わせると、日本缶詰協会によれば日本の国民1人あたりの年間消費量は約126缶
改めて、缶詰がとても身近な存在だと気付かされますね
さて、今回は缶詰のコンビーフを使った『コンビーフポテト』のレシピをご紹介します
コンビーフは、塩漬け牛肉を煮沸してほぐし、ミンチ肉や食用油脂・調味料を配合した物。
ジャガイモと一緒に組み合わせれば、メインにもおすすめの一品になります。
ぜひお試し下さいね
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理は薬食同源の考え方があり、食べ物は薬であるという認識です
体調が崩れたらすぐに薬を服用するのではなく、体に良い食べ物をまずは摂ることの方が重要です。
また、薬膳と言うと料理に漢方を入れるので、味が劣る印象を受けますが、漢方を入れなくても、食材その物に薬効の高い物がありますので、そんな食材を使用するとおいしく食べられます。
そこで本日は『手軽に取り入れたい韓国薬膳』をご紹介します。
例えば、韓国の夏に食べる料理として「サムゲタン」が挙げられます。サムゲタンには高麗人参・ナツメ・黄木などの漢方が入っていますが、メイン食材である鶏肉にも薬効があります
鶏肉は胃腸を温める働きがあり、胃腸の機能を回復させます。
また、疲労回復に良く、造血作用もあると言われています。暑い季節にサムゲタンを食べる理由は夏バテ対策なので、メイン食材としても理に適っていて、料理の味としても申し分なく、これが韓国薬膳の姿だと考えます。
体に良い漢方をたくさん使ったとしても、味のバランスが崩れてしまい食べる方の好みに合わなければ、それは無駄になります。
おいしく食べられる漢方の使用量には、限りがありますからね。
手軽に取り入れられる漢方としては、 「ゴマ」があります
韓国料理の概念である陰陽五行説的に見ると、白よりも黒ゴマの方がアンチエイジングの点で優れています
アンチエイジングを意識している方は、黒ゴマを料理に加えてみて下さい。
スープ、和え物、ご飯など、ひとふりだけでも薬膳になります。
手軽に取り入れる薬膳とは、こういうことですよね。
さて、本日のレシピは『そば粉のクレープ巻き』です。
そばも薬膳料理になるんですよ
香ばしいそば粉のクレープは、味わい深くてやみつきになります。
そのおいしさを堪能して下さいね
こんにちは!
料理家のひろろ こと 竹内ひろみです。
アボカドにレモン汁少々、汁物の仕上げにショウガ汁少々など、食材の一部をちょっと使いたいときは意外にありますよね
でも、少し使って残りは冷蔵庫に長期保存ということも。
レモン果汁やゆず果汁などは瓶詰めでも販売されているので、ストック調味料として購入しても良いのですが、味や香りが少々きつかったりする場合があるので、やはりフレッシュな物
の方がおいしいと思います
そんな果汁や絞り汁を「使いたい!」と思うときにすぐに使えるようにしておく「とっておきの方法」は、絞った果汁を小分けにして冷凍保存しておく方法です
私はレモンなど購入したら、他に使う用途がない場合、丸ごと1個を絞ってしまいます
保存する容器は氷を作る製氷皿でも小分けにできるのですが、蓋が付いていないので、凍るまで上に何も置けず、場所を取ってしまうので、蓋付きの容器がおすすめです。
お弁当を作るときに入れる調味料用の小分け容器が量的に丁度良く、使い捨ての物も100円ショップで扱っていますので、活用してみて下さい
使うときは電子レンジ対応の容器でしたら、10秒程で解凍できるので、すぐに使えて便利です
果汁類以外にも小口切りにした細ネギやすりおろしたニンニクなど、少し使うと見た目や味のアクセントになる食材ってありますよね。 そういった物も、切ってすぐに使える状態で冷凍しておくと、とても便利です
さて本日は、食感が新鮮なホットサラダ『ひよこ豆とアボカドのサラダ』をご紹介します。
ぜひお試し下さい。