2014年5月の記事
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
忙しい 毎日でも、自宅できちんと食事をしたい
そんなときの強い味方が「作りおきおかず」ですね
皆さんは普段、どんな物を作りおきしていますか?
私にとって作りおきおかずの条件はいくつかあって、傷みにくいのはもちろんですが、下記のことが挙げられます。
汎用性があること
⇒そのまま食べても良く、他のおかずへのアレンジがしやすい。例えばブロック肉の塩ゆでやチャーシュー、ミートソースなどは、我が家の定番。そのままでもメインのおかずにできるし、野菜と合わせた具にもできるのでとても役立ちます。
味が落ちないこと
⇒味付けし直したりせずに、時間が経ってもそのままでおいしいこと
例えばマヨネーズ和えなどは、酸味が飛んでしまったり具材がマヨネーズを吸いすぎてふやけてしまったりする物も。また動物性の脂が多いと、冷めたときに白く固ってしまい、これもまた味や口当たりが良くありません。酢漬けやトマト煮、脂をしっかり落とした味噌・しょうゆ煮などは時間が経ってもおいしく食べられます。マヨネーズを使うときも、それ単体で味付けせず酢やレモンなどと組み合わせるのがおすすめです。
食べ続けても飽きない味
⇒途中で食べるのがイヤになったり、残り物になったりせずに食べ切れる物
あともう3〜4口、が残って誰も食べず、「時間も経ちすぎたので捨てるしかないかな」なんてことがあるのはイヤですよね。目新しい物よりも、家族の好物の食材を使った食べ慣れた味、が作りおきには向いています。
当たり前と言えばそうなのですが、この3ヵ条は我が家にとっておいしくてうれしい作りおきおかずを作る必須条件です。
そして、作りおきおかずをおいしくするもうひとつのコツは、食材を購入したらすぐに作ること 。
食材自体の鮮度が落ちてしまうと、作りおきおかずの味はもちろん保存期間も短くなります 。時間があるときに買い物したらその勢いでまとめて作るのがおすすめです 。
さて今回は、我が家の定番作りおきおかずから、「厚揚げの甘味噌煮」をご紹介します。
お肉ではないのに食べ応えがあって、日にちが経ってもおいしさも変わりません。
お弁当に入れても良し、レンジで温めてご飯にのせて食べても最高
清潔な容器に入れて冷蔵庫で4〜5日は保存できます。
ぜひお試し下さいね。
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
日本でチャーハンと言えば、外食としても、手軽に作れる一品としても浸透していますよね。
韓国にもチャーハンがあります。韓国語で「ポックムパプ」。
ポックムは「炒め」パプは「ご飯」を意味します。
韓国にチャーハンが登場したのは、1930年代。
フライパンを使うようになってから、中国のチャーハンと日本のオムライスが流行し、それらを取り入れた韓国スタイルのチャーハンが生まれました。
そのスタイルとは、キムチとご飯の組み合わせ
長い歴史のあるキムチを一緒に炒め合わせるというのは、フライパンの存在なしではあり得なかったのですね。
発酵が進んだ酸味のあるキムチは、加熱することでキムチのアミノ酸と糖分が旨み成分に変化し、ぐっとおいしくなります
韓国の方はキムチとご飯が最低限の食事ですので、一品料理として扱われているのが「キムチチャーハン」です。
また、韓国では鉄板料理や鍋料理の残りにご飯を投入して、炒め合わせることが多いです。
日本では鍋の〆として、ご飯を入れて雑炊にすることが多いと思うのですが、韓国の場合は鍋に汁を少なめにして、チャーハンにします。
ご飯に旨みたっぷりのスープを吸わせ、韓国のりやゴマもたっぷりと入れ、香ばしく仕上げます。満腹でも、〆のチャーハンは別腹ですね
日本でも、鍋のあとにご飯を注文するとチャーハンにしてくれる韓国料理店がありますので、お店の方にお願いしてみて下さい。
さて、本日ご紹介するのは、もちろん「キムチチャーハン」 。我が家の昼食にもたびたび登場します。
チャーハンの上には、半熟の目玉焼きをのせるのがおすすめです。頂くときは、目玉焼きを崩して混ぜて下さい。これが韓国流です
こんにちは!
料理家の竹内ひろみです。
最近、キッチン用品の販売コーナーに行くと、シリコンを使ったグッズがたくさん並んでいるを見かけます。
電子レンジでスチーム蒸しができる物やマフィン用のカップなど種類も豊富。
そこで、本日のブログでは「シリコンカップ」について取り上げてみたいと思います。
小さなシリコンカップは、お弁当のおかず入れ用として重宝します。
使い捨ての紙やアルミのカップも衛生面から見れば良いと思いますが、ゴミを増やさないように、私はシリコンカップを使っています。
形状は、大小サイズ、四角型、ハート型、など用途に合わせて使い分けています。
価格はピンからキリまでありますが、毎日使うとなると消耗度も激しいと思いますので、個人的には価格よりも形状がしっかりとしている物を重視するようにしています。
使用後は匂いが残りますので、収納する前にしっかりと洗浄して、乾燥させて下さい
また、色もカラフルですので、お弁当以外にも活躍の場は広いです。
例えば、メイン料理に使うたれなどを入れて、お皿の片隅に添えてみたり、ミニスプーンなどを入れるカトラリー入れにしたりと、何か一時的な入れ物として使用する際にも便利ですよね。
それでは、本日のレシピ「野菜と鶏肉の甘酢和え」をご紹介します。
カップにすっきりと収まる料理ですので、お弁当のメニューに加えてみてはいかがでしょうか。
とてもおいしいお惣菜です
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
皆さんは記念日を意識されたことはありますか?
記念日は、過去にあったでき事などを記念して制定された公的な物や、地方自治体や企業がPRのために制定した物など様々です。
では、今日(19日)は何の日かご存知でしょうか?
検索するとクレープの日、シュークリームの日・・・などいろいろあるようですが、中でも注目して頂きたいのは『食育の日』です。毎月19日は、『食育の日』です。
内閣府によると、 『食育の日』は、食育推進運動を継続的に展開し、食育の一層の定着を図るための機会として、「食育推進基本計画」によって定められた物です。
この日は、各地で様々な食育の普及啓発活動が展開されています。
また、毎年6月は『食育月間』 です。
『食育月間』は、国・地方公共団体・関連団体等が協力して、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し、食育の国民への浸透を図るための月間として、「食育推進基本計画」により定められました。
『食育の日』や『食育月間』には、料理教室や栄養講座などのイベントが各地で開催されますので、そういった機会を利用して食育への関心を高めることは素晴らしいことだと思います
ですが、まずは家庭でできる食育を日々実践することが食育の基本だと私は思っています。子供への食育なら、スーパーなどに一緒に買い物に行き、食品の名前や価格、産地、期限などの表示を見て、食品の旬を知り、安全かどうかを判断し、選ぶことができるように経験を積ませる・・・。
そして、一緒に料理をすることで、食品の調理法や盛り付け、食事マナーを身に着けさせる。
そういった毎日の食生活を通じて、次の世代を担う子供たちがより良い食生活を送ることができるように教えていくことが大切だと思います。
と言うと、グッと肩に力が入る方がいらっしゃるかもしれませんが 忙しい日々の中、時間が取れる範囲で十分です。
一緒に買い物に行き、買い物をしながら会話の中で食品の名前や旬を伝え、子供でも作りやすい料理を一緒に楽しみながら作ることで、子供の食への関心を育んでいく・・・
『食育』と構えずに、楽しみながら子供の食への関心を育んでいきましょう
さて、今回は『雑穀米のミックスピラフ』をご紹介します。
小さなお子様でも簡単に楽しく作ることのできるレシピです。ぜひお試しを