こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理と言えば、焼肉を思い浮かべる方が、たくさんいらっしゃると思います。
ここ数年大人気なのが、「サムギョプサル」という豚バラ肉の焼肉
コリアンタウンの新大久保では、サムギョプサルを売りにするお店がどんどん増えています。
韓国料理店で焼肉を頼むと、サンチュ、サニーレタス、エゴマの葉などの葉野菜がセットになって出てきます。
本場の韓国では、この葉野菜の種類と量が豊富で目を奪われるほど!
これは、サム(包む)文化の存在があるからです。
朝鮮時代前の高麗時代14世紀には、野菜にご飯を包んで食べる方法があったと言われています。
それが、現在まで受け継がれているんですね。
韓国人は日本人以上にお肉を食べていますが、野菜の摂取量も非常に多い!
日本の厚生労働省は、健康増進の観点から野菜摂取量の目安として1日350gを推奨していますが、2007年の国連食糧農業機関のデータによると、韓国では1日約580gを食べています。
日本人と野菜の食べ方が大きく違うので、このような結果になるんですね。
ご家庭で焼肉のときは、ぜひ葉野菜もたっぷり用意して下さい。
この方法を取り入れるだけで、摂取量がグンと増えます
今回は、葉野菜にゆで豚を巻いて食べる料理、「ポッサム」のレシピをご紹介致します。
豚バラ肉はゆでているので、余計な脂が抜けてヘルシーですよ
こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
清々しいグリーンを見ると、気分が爽やかになりますよね
数年前から、我が家の自宅のちょこっとしたスペースに「自家製ハーブ」を育てています
盛り付けをおしゃれに演出してくれる「ハーブ」は、毎日の食事や仕事の撮影に欠かせない存在です。
我が自宅で育てているハーブは、「イタリアンパセリ」「オレガノ」「セージ」「タイム」「ナスタチウム」「バジル」「ペパーミント」「ローズマリー」の7種類です。
どれも寄せ植えはせず、空き缶や小ぶりの植木鉢で手軽に栽培しています。
ハーブはもともと雑草なので、丈夫で育てやすいのがうれしい
特に「イタリアンパセリ」と「ペパーミント」は利用範囲が広いので、育てて損はなし!
料理やデザートに添えると、とても華やかになります
「ハーブ」は、西洋の漢方薬と言われており、爽やかな香りで心を癒し、それぞれに含まれる薬効で身体をリフレッシュさせる効果があります。
例えば、ペパーミントには消化促進、殺菌作用、疲労回復、二日酔い、口臭予防に効果があるとされています。
今回は、夏野菜がおいしい今の時期にオススメの、イスラエルの定番サラダ「イスラエリサラダ」をご紹介します。
ペパーミントがアクセントになった、簡単でおしゃれなレシピです。
ぜひお試し下さい
こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
先日、家でホームパーティーを行なったとき、友人の一人がとてもおいしいパンを持参してくれました
それは、ホームベーカリーに材料を入れて焼いただけとのこと
その日の話題は、ホームベーカリーに集中でした
ホームベーカリーは場所も取るので、購入するのをためらってしまいがちですが、やっぱりあると便利なキッチングッズですね
材料を入れただけで、朝にできたてのパンが食べられる!!というメリットもさることながら、パン作りにどうしても欠かせない、こね(生地づくり)をやってくれるところが、うれしい機能
パンは手作りしたいけど、こねの作業が大変・・という声を聞くことも多いので、その手間が省けるのは、やっぱりいいですよね〜。
パンの基本材料はそれぞれの役割があり、どれも欠かすことができないのですが、レシピ本を見るとスキムミルクやバター、ショートニングなど、普段家にない材料が載っていますよね
でも、実は上記の材料がなくても、おいしいパンを焼くことができるのです。
強力粉・塩・砂糖・ドライイースト・水・オリーブオイル(なければサラダ油でもOK。)の組み合わせで、味はとてもシンプルですが、おいしいパンが焼けます。
そのまま生地作りコース(あればピザ生地コース)にセットし、生地だけ作って、トマトソース&好きな具とチーズをのせれば、簡単ピザができあがります
最後の焼きまでセットすれば、おいしい焼きたてパンもできます
基本材料をいろいろと変えてみると、バリエーションが広がって、パン作りが楽しくなりますよ
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
暑い日が続きますが、夏バテなさっていませんか?
ついつい水分ばかり摂ってしまって、気が付けばなんとなく元気が出ない…なんてことも
そんなときでも、スープならスルスルっと口にできるのではないでしょうか。
夏バテ解消にぜひおすすめしたいのが、今が旬のモロヘイヤのスープ。
モロヘイヤは、若葉が食用としておなじみですね。
日本ではここ20年弱の間に普及しましたが、エジプトでは古代から食されていて「王様の野菜」とも呼ばれました。
エジプトの他、インドやアフリカ、中東などでも料理に使われます。
実はモロヘイヤの熟した種子などには強い毒成分があり、古くアフリカでは矢毒として用いられていたのだそう。
もちろん、ふだん私たちが食べる一般販売の物は、栽培管理され、ごく若い時期に出荷されているので、葉はもちろん茎の部分にも毒性はないので、ご安心を。
さてそのモロヘイヤ、特筆すべきはその栄養。
ホウレンソウや小松菜などの同じような青菜と比べても、カルシウムやβカロテン、その他ビタミン類も上回る栄養価です。
抗酸化作用で美容効果が高いと大注目の「ポリフェノール」も豊富なのですから、言うことナシです
今回は、このモロヘイヤを使ったスープをご紹介します。
鶏肉とクミン入りで、栄養満点で香り良い1品、ぜひお試しを。