2011年5月の記事
こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
春が旬のフルーツの代表といえば『イチゴ』ですよね
『イチゴ』が実っている姿ってかわいい
イチゴの旬は12月〜5月中旬頃といわれています。
残念ながら、そろそろ今年も旬のフレッシュなイチゴは食べおさめですね・・
旬のおいしい『イチゴ』を、なるべく長く楽しむには、ピューレにして冷凍保存するのがおすすめ
■イチゴピューレの材料
イチゴ1パックの重さに対し、半量の砂糖とレモン汁大さじ1
■作り方鍋につぶしたイチゴと砂糖を入れて中火で15分程煮詰める。
最後にレモン汁を加えて、あら熱を取ってできあがり!
ヨーグルトにかけたり、お菓子の材料に・・・といろいろ楽しめますよ
さて、今日はイチゴをたっぷり入れたゼリーを作りました。
イチゴとサイダーの組み合わせがとっても爽やかなゼリーです。
もちろんピューレを混ぜ込んで作ってもぜひお試しくださいね
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
5月は新緑が目に優しい、初夏を感じる季節ですね
汗ばむ日があるかと思えば、まだまだ長袖が離せない日が続く・・など、寒暖の差があるので、何かと体調を崩しやすい季節の変わり目でもありますね。
ちょっと気分的にもハイになったり 、ローになったり
と ココロもカラダも自己管理!?が大切な季節。
さてさて、そんなときこそ見直したいのが普段の食生活。
私たちの身体って、当たり前のことですが、食べたものからできている
身体を作るたんぱく質をはじめとして、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル・・・
本当にどれが欠けても身体にはマイナスなんですよね。(当たり前のことですが )
そこで今日は、そんな身体にとって大切なたんぱく源にもなる食材、「豆乳」について、あれこれお伝え致します。
豆乳の大本は大豆。その大豆を、すりつぶして加熱して漉したものが豆乳。
良質のたんぱく質、ビタミン類、イソフラボンなど身体に嬉しい栄養素がぎっしり!
体の余分な熱をとってくれる働きもするので、ほてりぎみな方にはおすすめです。ただ、身体を冷やす作用もあるので、冷え症の方は温めるなど、火を加えて飲みましょう。
さて、そんな豆乳のお料理への応用ですが、私は牛乳の代わりによく豆乳を使っています。
グラタン、キッシュにクリームシチュー。などなど、調理方法は牛乳のときと同じでOK。けっこう、おいしくできるんです
もうちょっとコクが欲しいなって思うときは、生クリームを少々プラスするとより味に深みがでますよ
と、ここまでお話して、なんだか言いづらいのですが・・・
実は、私、豆腐ができるぐらいの濃い豆乳が苦手なのです
どうも、ストレートでそのまま飲めなくて〜。
そんなときにおすすめなのが、調整豆乳。
けっこう、いろいろなものが添加されていることもあるので、購入するときは裏の表示をチェック!
なるべく、原材料表示の少ないものがおすすめかな〜 と思います。
こんにちは。料理家の野上優佳子です
5月の第2日曜日は、母の日。
母への感謝を表す日として、子どもの頃は、カーネーションや手紙を用意してお祝いしていたのが、今では自分がお祝いされるようになりました。
いつも、ことあるごとに言ってくれているものの、改めて「ありがとう」と家族に言われると、また感慨ひとしお
こちらこそ、生まれてきてくれてありがとう、と子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいになります
この母の日、日本では1931年に設けられたそうですが、もともとは当時の皇后の誕生日である3月6日だったのだとか。
現在の、5月第2日曜日になったのは戦後になってから。
これはアメリカの母の日にならったもので、カーネーションを送る習慣もアメリカから伝わりました
私ももちろん、自分の母にプレゼントを贈るのですが、毎年何を贈ろうか悩みます。
母に「何が欲しい?」と聞いても「気持ちだけで十分よ。なんにもいらないわ」と言うに決まっていますから。
ここ数年は、いつもおいしいお菓子を贈ることにしているのですが、ちょっと調べてみました、母の日にもらってうれしいものアンケート。
1位は手紙、2位はやっぱり「特にプレゼントはいらない」。そして3〜4位がケーキなどのお菓子や手料理、という結果が
うーん、今年もやっぱり、お菓子を贈ることになりそうです。
みなさんは、母の日に何を贈りますか?
母の日におススメ、抹茶のロールケーキなどいかがでしょう?
甘さ控えめで、抹茶風味のスポンジの中に、小豆入りの生クリームが包まれた優しい味わいです
こんにちは。料理家の野上優佳子です
我が家の3番目は、末っ子長男。
これまでは、娘たちの雛祭りが子どもの祝いでしたが、長男誕生をきっかけに、端午の節句もお祝いするようになりました
さてこの端午の節句、どんな意味かと言いますと…。
端午の「端」ははしっこ、ものの初め、という意味で、つまり月のはじめの午の日を指し、午の音の響きから「五」に通じたことと「重日思想」の影響で、5月5日になったと言われています。
ちなみに「重日思想」とは中国の古い思想で、月と日の数が同じ数字となる日付(重日)は、めでたい特別な日である、というもの。
日本の祝日などに重日が多いのは、この影響なのですね。
さて、この端午の節句につきものなのが、菖蒲(しょうぶ)と鯉のぼり。
菖蒲は、その香りの高さが邪気を払うと言われます。
菖蒲湯としてお風呂に入るのが一般的ですが、軒先に飾ったり、髪にさしたり、枕に入れたり、という風習もありました。
武道を重んじるという意味の「尚武」と同じ響きであることや、葉の形が刀に似ていることも、男子の節句にぴったりだったのでしょう。
鯉のぼりは、滝を登りきって竜になる鯉の故事から、立身出世のシンボルである鯉が掲げられるようになったそうです
また、端午の節句には粽(ちまき)や柏餅をいただく風習があります。
粽は、茅(ちがや)の葉で米を巻いたことが名前の由来と言われ、日本でも平安時代にはすでに文献に登場します。
古く「楚」の国政を預かった「屈原」という偉大な詩人が、謀略に陥れられた末に川に身投げしたのが5月5日。
その屈原の霊を慰めるため命日に米を入れた竹筒を投げ入れる風習が、粽の始まりだと言われています。
一方、柏餅の歴史は比較的新しく、一説によると江戸中期頃につくられたもの、とのこと。
柏の木は、新しい芽が出てこないうちは古い葉が落ちないことから、家系が絶えることなく繁栄する、子孫繁栄への縁起かつぎの意味があります。
行事食には、ちゃんと意味があるのですね。知れば知るほど、興味深い世界です。
今回は、子の未来の幸せを願う祝いの日におススメの、子どもも食べやすく、しかも見た目がとても楽しいお寿司をご紹介
グラスを使って、まるでカップケーキのように盛り付けします。ぜひお試しを