こんにちは。野菜と豆腐の料理家の江戸野陽子です。
「豆腐のスイーツは何が好きですか?





丸い形に整えるのも、揚げるのも大変ですが、ふんわりと優しい味わいは、他には無い魅力なのかもしれませんね



本日は、そんな「豆腐ドーナツ」をご紹介します


おいしく作るポイントは大きく分けて3つあります


生地に練り込む豆腐を、滑らかに潰すことが重要です

このとき、豆腐の水切りはしません

豆腐によって水分量に差があるので、充てん豆腐が安定して作りやすくオススメです



せっかくのドーナツ


どうせなら王道のドーナツ型に作りたいですよね

そこで、型が無くても作れるのが、「絞り出してドーナツ型を作る」方法です!
作りたいサイズが納まる大きさに切ったクッキングシートを用意し、その上にドーナツ型を描きましょう!慣れてくると、丸をいっぱい繋げた形やハート型を作ることもできます



揚げるときは、クッキングシートごと油に入れると、形が崩れることなく上手に揚げることができます

クッキングシートは、すぐに取り除かなくても大丈夫ですので、頃合いを見て箸で引き上げれば良いですよ


今回、ご紹介するレシピは豆腐や粉類を混ぜる工程を、すべて密閉袋の中で行ないます。袋の隅をハサミで切れば、即席の絞り袋になります


上手く絞り出せないときは、サラダ油を塗ったスプーンで形を整えてあげれば大丈夫です

以上の手順を踏まえたあと、溶かしたチョコレートでコーティングをしたり、きな粉や砂糖をまぶして頂くのもオススメです


バレンタインも近いので、チョコがけドーナツは大切な人に喜んで頂けると思います

皆様もぜひ、お試し下さいね



こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
「五感・五色・五味」など五と言う数字は健康や料理を考えたときに、とても身近にある数字です


ちなみに四季も梅雨
の時期をプラスすると(春・夏・梅雨・秋・冬)五つになりますね
薬膳では自然界の流れを五つに分け、「木火土金水」に身体の臓器と機能を当てはめ、健康状態を把握するための目安にしたり、味付けを考えるためのベースにしたりして、身体のバランスを保つバロメーターとして親しまれています


薬膳では自然界の流れを五つに分け、「木火土金水」に身体の臓器と機能を当てはめ、健康状態を把握するための目安にしたり、味付けを考えるためのベースにしたりして、身体のバランスを保つバロメーターとして親しまれています


和食においても、昔から「五法・五適・五覚・五味・五色」と言って、調理する際や、食べる際にポイントとなってくる五つの食生活の心得が育まれてきました


切る、焼く、煮る、和える、炊く、(蒸す)と和食では、それぞれの食材や身体の状態、季節に合わせて様々な調理方法が取り入れられています。
これらを偏りなく組み合わせることで、食べる人に合った料理に仕上がるのです


「適温・適材・適量・適技・適心」
食べる人のことを考え、状態・量・盛り付け食器など心配りをする大切さを伝えています


「視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚」
料理は五感で作り、味わうと言われるように、レシピに書いてある通りに作るだけでなく、食材の状態を目で見たり、匂いを嗅いだり、味を見たりと五感をフル活用させて料理を作るとおいしい物ができあがります

「塩味・甘味・酸味・辛味・苦味」
日本ではこれにうま味を加えて、六味としていますね
「ちょうど良い塩梅に仕上げるには、それぞれどのようなバランスで加えるのか?」
「身体の状態に合わせた味付けにするには、どのように組み合わせたら良いのか?」
など、料理の基本となるとても大切な要素です

他にも、五味とは少し味わいが異なりますが、和食では「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌)」で表されますよね


「白・黒・黄・赤・緑」
薬膳では臓器と色を対応させて考えますが、和食の場合は「白はエネルギー源になる糖質」「黒は海藻類・きのこ類、黄は繊維質の多い土の中の野菜」「赤はたんぱく源となる肉類・卵」「緑はビタミン・ミネラル豊富な土の上の野菜」と捉えることができます

普段の栄養バランスを考えるときも五色を揃えるようにすると、バランスが整い食卓の彩も良くなりますね


五目豆や五目寿司などの、五がつく伝統料理からも分かるように、昔から五と言う数字はバランスを考えるときの目安だったのですね


さて本日ご紹介するレシピは、とろっとした高野豆腐の食感がおいしい、具だくさんスープの一品「高野豆腐と野菜のスープ」です。皆様もぜひ作ってみて下さいね


こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
甘味料と言えば「砂糖」が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

韓国に砂糖が伝わったのは、600年ほど前の高麗時代末期

宋からの輸入品だったと言われています。当時の砂糖は高価だったため、貴族階級の嗜好品でした。
砂糖が入る前から使用されていた甘味料は、主にハチミツです

ハチミツは薬になると考えられていたため、砂糖と同様に貴族階級が愛用していました。その他に、水飴のような物もあったとされています

現在韓国で、健康に気を遣う方が調味料として砂糖の代わりに使用しているのが「米飴」です


米飴は麦芽と米で作るので、素材の自然な甘みが感じられるからです




・麦芽・・・100g
・米・・・2合
・水(炊飯用)・・・米を炊く分量
・水(炊飯後用) ・・・500ml

米飴は煮物やきんぴらに入れると照りが出て、よりおいしそうに見えますよ

日本でも米飴は市販されているので、作る前に先ずは購入して料理に試してみても良いかもしれません

本日のレシピは米飴を利用した「豆腐の甘辛揚げ(トゥブカンジョン)」です。韓国のお寺では良く食べられている料理なんですよ

皆様も、ぜひお試し下さい



こんにちは。管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
寒さが厳しいこの時期は、身体が冷えて安眠できないという方も多いのではないでしょうか

睡眠の質が落ちると、日中のコンディションに影響を与えるだけではなく、代謝が落ちて痩せにくくなるというデメリットも


そこで今回は、「安眠のための栄養素『トリプトファン』の摂り方、安眠のための食事や生活習慣のポイント


質の良い睡眠に欠かせないホルモン「メラトニン」は、必須アミノ酸の「トリプトファン」から、「セロトニン」と言うホルモンを経て作られます。安眠のための栄養素「トリプトファン」は、体内で作ることができないため、食事でしっかりと摂る必要があるのです。
トリプトファンを含む食品としては、魚・肉・卵・大豆製品・乳製品があります

朝食で納豆と卵、昼食でお肉、夕食で魚というように、毎食これらの食材を摂るようにしましょう

アーモンドやバナナにもトリプトファンは含まれますので、これらを間食で取り入れるのも良いですね。寝る前にホットミルクや、きな粉豆乳を飲むのもオススメです。

食事内容だけでなく、食事のリズムも大切です

毎日3食摂ることは、体内時計を整えるために有効ですので、睡眠の悩みがある方は、食事のリズムも意識してみましょう。
飲み物にも注意が必要です


寝酒と言う言葉があるように、お酒は寝付きを良くしますが、眠りが浅くなり睡眠の質を下げてしまうため、こちらはオススメできません

同様にカフェインにも覚醒作用があるため、夕方以降のコーヒーや緑茶、ココアは避ける方が良いでしょう

食事以外でも、夜間はブルーライトを避け、ゆっくり湯船に浸かり、身体を温めるといった生活習慣が安眠のためには大切です


ブルーライトには覚醒作用があるため、睡眠の質を落とします。
寝る1時間ほど前からテレビやスマホは避けるようにしましょう

また、入浴時は湯船に浸かることをオススメします

お湯に浸かることで深部体温が上がり、その後、体温が下がることでスムーズに眠りに入れるからです

寝る直前までスマホを見る方は多いと思いますが、カフェインが含まれないハーブティーを飲みながら読書をしたり、軽いストレッチをしてリラックスする時間に変えてみてはいかがでしょうか


睡眠の質が上がると代謝も上がるため、体調が良くなり、適正体重に近づくというメリットもありますよ


さて、今回のレシピはトリプトファンが摂れる食材を使った一品「ベイクドバナナのクリームチーズ添え」をご紹介します。
皆様も、ぜひお試し下さい


