こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
太陽がギラギラと照り付ける、夏らしい季節になりましたね

昨年の7月、初めて岡山県で豆腐マイスター認定講座を開催させて頂いてから、1年が経ちました。
おかげさまで、今月には3回目の開講を予定しています
岡山を中心とした中国・四国地方に豆腐マイスターを目指す方が増えているようで、うれしい限りです
私は、当日の窓口と料理講座を担当しているため、目下当日に紹介する料理を選定中。
この講座では、料理講師は自由にレシピを用意して良いので、とてもやりがいがあります
以前は、それ程手間がかからず、豆腐の味を活かしたレシピを用意するようにしていたのですが、ひとつ問題が……
それは講座の中で、日常ではまず食べない量の豆腐を食べ比べるので、料理講座でも豆腐の味を楽しむ料理だと、ちょっぴり飽きてしまうということです。
3回目にしてようやく気づいた事実……
そんな反省をもとに、豆腐の良さを活かしつつ、豆腐でこんなこともできるのね、という発見と驚きがあるレシピを考えているところです
さて、豆腐の味を前面に押し出した「THE 豆腐レシピ」と言えば、冷奴ではないでしょうか
おいしい豆腐の上に、お好みの薬味と調味料だけで頂ける、シンプルな料理。
基本はかつお節+しょうゆ+ショウガの組み合わせが一般的かと思いますが、最近は塩+オリーブオイルの洋風や、ハチミツ+ベリー(フルーツ)のデザート風の物もあって、おいしさが広がります
その他、豆腐サラダも、豆腐そのもののおいしさを感じられる料理ですね。
みずみずしい野菜と豆腐を合わせ、ドレッシングで頂くと、野菜のビタミンと豆腐のたんぱく質が一度に摂れるので、パワーサラダと呼ばれることもあります
こうした、豆腐が主役の料理を作るとき、どんな豆腐を選んでいますか?
最初の選択肢は固さの違い、絹か木綿。
絹豆腐はやわらかくてなめらかな食感が楽しめます
木綿豆腐はしっかりと固まっていて、食べ応えがあります
私が豆腐サラダによく使うのは、食感がなめらかな絹豆腐です。
物によってはやわらかくて崩れやすい絹豆腐もあるため、選ぶときはその点に注意します。
次の選択肢は消費期限の違い、生豆腐か充てん豆腐。
生豆腐は、豆腐が水に浮いた状態で販売されており、消費期限が短いです。
味が落ちるのも早いので、なるべくできたてを食べることをおすすめします
充てん豆腐は、パック内で豆乳を固めて作る豆腐で、消費期限が長いです。
作りたての生豆腐に味は劣るものの、安定してずっとおいしいので、購入後すぐに食べなくても大丈夫です
もし、すぐ食べることが分かっていれば、できたての生豆腐がおすすめです。

ぜひぜひ食べ方に合わせて、豆腐を選んで頂けたらと思います
それでは今回は、生の絹豆腐を使った「豆腐と水菜のゴマ味噌サラダ」をご紹介します。
サラダに使う生の絹豆腐は、崩れにくく、しっかりと形を保てるやわらかさの物を選ぶのがポイントです
パッケージに「やわらか」、「まろやか」といった表記があると、予想以上にやわらかいことがあるので、参考にして下さい。
そして、水分が多い野菜と相性が良いのは、味の濃い豆腐です。
こちらは、パッケージに大豆の品種名が明記されている物を選ぶと良いでしょう。
聞いたことがない名前でも、大豆の品種名が明記されている物は大豆の旨みが強い物が多いです
とは言え、あくまでパッケージ頼りの選び方なので、希望する豆腐をドンピシャで選べるとは限りません
私も何度となく、希望とは違う豆腐を選んできましたが、もし違っても「その豆腐にしかないおいしさを知ることができた」と前向きに捉えて、また挑戦してみて下さい!
豆腐選びって、本当に楽しいですよ

太陽がギラギラと照り付ける、夏らしい季節になりましたね


昨年の7月、初めて岡山県で豆腐マイスター認定講座を開催させて頂いてから、1年が経ちました。
おかげさまで、今月には3回目の開講を予定しています

岡山を中心とした中国・四国地方に豆腐マイスターを目指す方が増えているようで、うれしい限りです

私は、当日の窓口と料理講座を担当しているため、目下当日に紹介する料理を選定中。
この講座では、料理講師は自由にレシピを用意して良いので、とてもやりがいがあります

以前は、それ程手間がかからず、豆腐の味を活かしたレシピを用意するようにしていたのですが、ひとつ問題が……

それは講座の中で、日常ではまず食べない量の豆腐を食べ比べるので、料理講座でも豆腐の味を楽しむ料理だと、ちょっぴり飽きてしまうということです。
3回目にしてようやく気づいた事実……

そんな反省をもとに、豆腐の良さを活かしつつ、豆腐でこんなこともできるのね、という発見と驚きがあるレシピを考えているところです

さて、豆腐の味を前面に押し出した「THE 豆腐レシピ」と言えば、冷奴ではないでしょうか

おいしい豆腐の上に、お好みの薬味と調味料だけで頂ける、シンプルな料理。
基本はかつお節+しょうゆ+ショウガの組み合わせが一般的かと思いますが、最近は塩+オリーブオイルの洋風や、ハチミツ+ベリー(フルーツ)のデザート風の物もあって、おいしさが広がります

その他、豆腐サラダも、豆腐そのもののおいしさを感じられる料理ですね。
みずみずしい野菜と豆腐を合わせ、ドレッシングで頂くと、野菜のビタミンと豆腐のたんぱく質が一度に摂れるので、パワーサラダと呼ばれることもあります

こうした、豆腐が主役の料理を作るとき、どんな豆腐を選んでいますか?
最初の選択肢は固さの違い、絹か木綿。
絹豆腐はやわらかくてなめらかな食感が楽しめます

木綿豆腐はしっかりと固まっていて、食べ応えがあります

私が豆腐サラダによく使うのは、食感がなめらかな絹豆腐です。
物によってはやわらかくて崩れやすい絹豆腐もあるため、選ぶときはその点に注意します。
次の選択肢は消費期限の違い、生豆腐か充てん豆腐。
生豆腐は、豆腐が水に浮いた状態で販売されており、消費期限が短いです。
味が落ちるのも早いので、なるべくできたてを食べることをおすすめします

充てん豆腐は、パック内で豆乳を固めて作る豆腐で、消費期限が長いです。
作りたての生豆腐に味は劣るものの、安定してずっとおいしいので、購入後すぐに食べなくても大丈夫です

もし、すぐ食べることが分かっていれば、できたての生豆腐がおすすめです。

ぜひぜひ食べ方に合わせて、豆腐を選んで頂けたらと思います

それでは今回は、生の絹豆腐を使った「豆腐と水菜のゴマ味噌サラダ」をご紹介します。
サラダに使う生の絹豆腐は、崩れにくく、しっかりと形を保てるやわらかさの物を選ぶのがポイントです

パッケージに「やわらか」、「まろやか」といった表記があると、予想以上にやわらかいことがあるので、参考にして下さい。
そして、水分が多い野菜と相性が良いのは、味の濃い豆腐です。
こちらは、パッケージに大豆の品種名が明記されている物を選ぶと良いでしょう。
聞いたことがない名前でも、大豆の品種名が明記されている物は大豆の旨みが強い物が多いです

とは言え、あくまでパッケージ頼りの選び方なので、希望する豆腐をドンピシャで選べるとは限りません

私も何度となく、希望とは違う豆腐を選んできましたが、もし違っても「その豆腐にしかないおいしさを知ることができた」と前向きに捉えて、また挑戦してみて下さい!
豆腐選びって、本当に楽しいですよ


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
数ヵ月前になりますが、娘の幼稚園で父の日のプレゼント作りがありました。
そのプレゼントは、草木染めにしたハンカチ
タマネギの皮を利用した草木染めで、なかなか素敵な色に染まり、良い味が出ていました
草木染めの方法はとても簡単
タマネギの皮を煮て、木綿のハンカチやてぬぐいに模様を付け、染液に浸けるだけでできます。
手順にはちょっとしたコツ
があるので、今回は草木染めについてお伝えします
まずは材料を用意しましょう。
・タマネギの皮 3個分(タマネギが小さければ4個分)
・ネット(水切りネットなど)
・輪ゴム 5〜10本
・水 1リットル
・布(てぬぐいなど)
・みょうばん液(水500mlにみょうばん大さじ2を溶かした物)
次に作り方です。
下準備として、タマネギの皮は干しておきます。
乾燥している皮は、色が出やすくなりますよ
タマネギの皮を煮て染液を作る
後片付けのことを考えて、タマネギの皮はネットに入れると良いでしょう。
ステンレスの鍋に水とタマネギの皮を一緒に入れ、水が赤茶色になるまで(20分程)煮ます。
布に模様を付ける
染液を煮出している間、布に輪ゴムを巻いて模様を付けます
輪ゴムを付けた場所は色が入らず白く残って模様になるため、できあがりの絵柄を想像しながら、布に輪ゴムを巻き付けましょう。

染める
鍋からタマネギの皮を取り出して、輪ゴムを巻いた布を入れて染め始めます。
このとき、輪ゴムでぎゅうぎゅうに布が固まっていると、染めムラができやすくなるため、菜箸で布が重なる部分に隙間を作ったり、染液をかき混ぜたりして30分程煮ます。
(色が薄い場合は、タマネギの皮を入れたままにしてもOKです。)
色を定着させる
布が染まったら鍋から取り出し、熱さをしのげる厚手のゴム手袋などをはめた手で軽くしぼり、みょうばん液に10分程浸けます。
みょうばん液に浸すと化学変化が起こり、染液は赤茶色だったのに黄色に発色し、きれいな色に染まります
仕上げ
水でよくすすいで、輪ゴムを外せば、できあがり。
あとは陰干しをして布が乾くのを待ちましょう
染め上げた布は、そのままてぬぐいとして使用してもOKですし、ちょっとミシンをかけてエコバッグにしても素敵ですね
いつもは捨ててしまう物でできる、簡単な草木染め。
夏休みの自由課題にでもいかがでしょうか?
お家でも簡単にできるので、チャレンジしてみて下さいね
さて今回は、草木染めに使ったタマネギの身を使った「豆腐のカツ オニオンソース添え」をご紹介します。
タマネギは、スープやドレッシングに入れて、旨味やこくを出す定番の食材。
生の状態で使うときは、塩でもんで流水にさらせば、気になる辛味が和らぎます。
ぜひお試し下さい

数ヵ月前になりますが、娘の幼稚園で父の日のプレゼント作りがありました。
そのプレゼントは、草木染めにしたハンカチ

タマネギの皮を利用した草木染めで、なかなか素敵な色に染まり、良い味が出ていました

草木染めの方法はとても簡単

タマネギの皮を煮て、木綿のハンカチやてぬぐいに模様を付け、染液に浸けるだけでできます。
手順にはちょっとしたコツ


まずは材料を用意しましょう。
・タマネギの皮 3個分(タマネギが小さければ4個分)
・ネット(水切りネットなど)
・輪ゴム 5〜10本
・水 1リットル
・布(てぬぐいなど)
・みょうばん液(水500mlにみょうばん大さじ2を溶かした物)
次に作り方です。
下準備として、タマネギの皮は干しておきます。
乾燥している皮は、色が出やすくなりますよ


後片付けのことを考えて、タマネギの皮はネットに入れると良いでしょう。
ステンレスの鍋に水とタマネギの皮を一緒に入れ、水が赤茶色になるまで(20分程)煮ます。

染液を煮出している間、布に輪ゴムを巻いて模様を付けます

輪ゴムを付けた場所は色が入らず白く残って模様になるため、できあがりの絵柄を想像しながら、布に輪ゴムを巻き付けましょう。


鍋からタマネギの皮を取り出して、輪ゴムを巻いた布を入れて染め始めます。
このとき、輪ゴムでぎゅうぎゅうに布が固まっていると、染めムラができやすくなるため、菜箸で布が重なる部分に隙間を作ったり、染液をかき混ぜたりして30分程煮ます。
(色が薄い場合は、タマネギの皮を入れたままにしてもOKです。)

布が染まったら鍋から取り出し、熱さをしのげる厚手のゴム手袋などをはめた手で軽くしぼり、みょうばん液に10分程浸けます。
みょうばん液に浸すと化学変化が起こり、染液は赤茶色だったのに黄色に発色し、きれいな色に染まります


水でよくすすいで、輪ゴムを外せば、できあがり。
あとは陰干しをして布が乾くのを待ちましょう

染め上げた布は、そのままてぬぐいとして使用してもOKですし、ちょっとミシンをかけてエコバッグにしても素敵ですね

いつもは捨ててしまう物でできる、簡単な草木染め。
夏休みの自由課題にでもいかがでしょうか?
お家でも簡単にできるので、チャレンジしてみて下さいね

さて今回は、草木染めに使ったタマネギの身を使った「豆腐のカツ オニオンソース添え」をご紹介します。
タマネギは、スープやドレッシングに入れて、旨味やこくを出す定番の食材。
生の状態で使うときは、塩でもんで流水にさらせば、気になる辛味が和らぎます。
ぜひお試し下さい

こんにちは。随分と暑くなってきましたね
野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
こう暑いとイマイチ食欲がわかず、かと言って食べないでいるとスタミナが切れ、バテやすくなってしまうため、暑くてもしっかりエネルギーを摂る方法を考えたいところ
こんなとき、皆さんはどうしていますか
私の場合、ここ2年程ではありますが、甘酒を摂るようにしています
そう、最近話題の米麹から作るアルコール度数0の「甘酒」です。
現代で甘酒と言うと冬のイメージが強いですが、かつては夏にも飲まれていた飲み物なのです
もとは貴族などが嗜んでいた物ですが、その有効成分と効果のおかげでしょうか、江戸時代に入ると町に甘酒売りが登場し、暑気払いとして庶民も飲むようになったと言われています。

甘酒は栄養価が高く消化吸収が早い上に、ビタミンB1・B2・B6、葉酸、植物繊維、オリゴ糖、アミノ酸、ブドウ糖などの成分が、栄養剤としての点滴とほぼ同じです。
「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒は、食欲が落ちる真夏にこそ真価を発揮すると言えるでしょう
甘酒の甘さは、お米のでんぷん質を糖化させてできた物なので、一切砂糖を使っていません。
無添加の甘酒を飲んだり、自分で甘酒を作ったりしたことがある人は分かると思いますが、砂糖なしであの甘さ
自然の恵みのすごさにただ脱帽です
そんな米麹の甘酒は、お店ではすでに加水されて薄まった状態の物が多く出回っていますが、実は原液はひどくドロリとしています。
クリーミーで甘ったるく、とてもそのままでは飲めません
そこで最近注目を集めているのが、豆乳で割ること。
甘酒の強烈な甘さが和らぎ、程良く上品な甘さに変化し、飲みやすくなります
甘酒の有効成分を手軽に摂れる上、豆乳からたんぱく質やイソフラボンを摂取できるとあって、美容のために飲む方もいらっしゃるようです。
また、甘酒豆乳を飲む場合は、ぜひ豆乳にもこだわってみて下さい
豆乳は、大豆の種類や濃さで味わいが異なります。
おすすめは、豆腐屋さんで買える豆乳。
濃度が高く、まるで豆腐のような甘みとこくがあります。
スーパーなどの量販店で購入できる「豆腐を作れる豆乳」も、濃度が高い方ではありますが、サラリとしています。
なお、飲料用に加工された豆乳は、喉ごしが重視されているため、牛乳みたいにサラサラしており、場合によっては砂糖や果汁などが加わっています。
甘酒の味を生かすのであれば、何も加わっていないまっさらな豆乳で割ると良いでしょう
濃い豆乳は、多少飲みにくさを感じるかもしれませんが、その場合は氷を加えてみて下さい。
適度に薄まって飲みやすくなり、自然の甘さを楽しめます
ちなみに、甘酒豆乳にショウガのすりおろしを加えると、さっぱりとした味わいになるので、味を変えたいときにおすすめです。
また、甘酒は飲むだけでなく、甘味料として料理に利用することもできます
私のお気に入りの食べ方は、プレーンヨーグルトの上に甘酒をジャム感覚で乗せて頂くこと
濃厚な甘酒と酸味のあるヨーグルトがマッチして、新たなおいしさを生み出します。
そこで今回は、「甘酒ヨーグルトの和風パフェ」をご紹介します。
さっぱりとした甘酒ヨーグルトと、カリッとしたグラノーラ、甘いゆであずき、もっちり白玉が入った、味や食感の違いが楽しいデザートです。
白玉を作るのには、水を加える代わりに緑豆豆腐を使います。
キヨミドリ・緑豆・青大豆といった名称の大豆から作られている絹豆腐です。
これらの大豆の旬は夏で、それを使った豆腐も主に夏に出回ります。

緑豆豆腐は、枝豆に似たこくがあり、塩をふりかけて頂くと、濃い風味と旨味が口の中に広がります
白玉粉と混ぜることで、白玉が薄い緑に色付き、綺麗な色に仕上がりますよ。
ぜひ作ってみて下さい!


野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
こう暑いとイマイチ食欲がわかず、かと言って食べないでいるとスタミナが切れ、バテやすくなってしまうため、暑くてもしっかりエネルギーを摂る方法を考えたいところ

こんなとき、皆さんはどうしていますか

私の場合、ここ2年程ではありますが、甘酒を摂るようにしています

そう、最近話題の米麹から作るアルコール度数0の「甘酒」です。
現代で甘酒と言うと冬のイメージが強いですが、かつては夏にも飲まれていた飲み物なのです

もとは貴族などが嗜んでいた物ですが、その有効成分と効果のおかげでしょうか、江戸時代に入ると町に甘酒売りが登場し、暑気払いとして庶民も飲むようになったと言われています。

甘酒は栄養価が高く消化吸収が早い上に、ビタミンB1・B2・B6、葉酸、植物繊維、オリゴ糖、アミノ酸、ブドウ糖などの成分が、栄養剤としての点滴とほぼ同じです。
「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒は、食欲が落ちる真夏にこそ真価を発揮すると言えるでしょう

甘酒の甘さは、お米のでんぷん質を糖化させてできた物なので、一切砂糖を使っていません。
無添加の甘酒を飲んだり、自分で甘酒を作ったりしたことがある人は分かると思いますが、砂糖なしであの甘さ

自然の恵みのすごさにただ脱帽です

そんな米麹の甘酒は、お店ではすでに加水されて薄まった状態の物が多く出回っていますが、実は原液はひどくドロリとしています。
クリーミーで甘ったるく、とてもそのままでは飲めません

そこで最近注目を集めているのが、豆乳で割ること。
甘酒の強烈な甘さが和らぎ、程良く上品な甘さに変化し、飲みやすくなります

甘酒の有効成分を手軽に摂れる上、豆乳からたんぱく質やイソフラボンを摂取できるとあって、美容のために飲む方もいらっしゃるようです。
また、甘酒豆乳を飲む場合は、ぜひ豆乳にもこだわってみて下さい

豆乳は、大豆の種類や濃さで味わいが異なります。
おすすめは、豆腐屋さんで買える豆乳。
濃度が高く、まるで豆腐のような甘みとこくがあります。
スーパーなどの量販店で購入できる「豆腐を作れる豆乳」も、濃度が高い方ではありますが、サラリとしています。
なお、飲料用に加工された豆乳は、喉ごしが重視されているため、牛乳みたいにサラサラしており、場合によっては砂糖や果汁などが加わっています。
甘酒の味を生かすのであれば、何も加わっていないまっさらな豆乳で割ると良いでしょう

濃い豆乳は、多少飲みにくさを感じるかもしれませんが、その場合は氷を加えてみて下さい。
適度に薄まって飲みやすくなり、自然の甘さを楽しめます

ちなみに、甘酒豆乳にショウガのすりおろしを加えると、さっぱりとした味わいになるので、味を変えたいときにおすすめです。
また、甘酒は飲むだけでなく、甘味料として料理に利用することもできます

私のお気に入りの食べ方は、プレーンヨーグルトの上に甘酒をジャム感覚で乗せて頂くこと

濃厚な甘酒と酸味のあるヨーグルトがマッチして、新たなおいしさを生み出します。
そこで今回は、「甘酒ヨーグルトの和風パフェ」をご紹介します。
さっぱりとした甘酒ヨーグルトと、カリッとしたグラノーラ、甘いゆであずき、もっちり白玉が入った、味や食感の違いが楽しいデザートです。
白玉を作るのには、水を加える代わりに緑豆豆腐を使います。
キヨミドリ・緑豆・青大豆といった名称の大豆から作られている絹豆腐です。
これらの大豆の旬は夏で、それを使った豆腐も主に夏に出回ります。

緑豆豆腐は、枝豆に似たこくがあり、塩をふりかけて頂くと、濃い風味と旨味が口の中に広がります

白玉粉と混ぜることで、白玉が薄い緑に色付き、綺麗な色に仕上がりますよ。
ぜひ作ってみて下さい!

こんにちは!そしてはじめまして。
野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子と申します
今回から、こちらのお料理ブログ&レシピを担当することになりました。
よろしくお願い致します
初めてお目にかかる方がほとんどだと思いますので、まずは簡単に自己紹介を…。
野菜ソムリエプロ&豆腐マイスターの資格を活かして、野菜の選び方や下ごしらえ、食べ方と、豆腐の選び方や食べ方を紹介する活動をしています。
主な活動場所はウェブでのコラム記事
と、地元で定期的に開催している料理教室
です。
コラム記事では野菜をメインに、料理教室では豆腐をメインに活動していますが、こちらでは野菜をたっぷり使用した豆腐のレシピを紹介していこう!と考えています

ところで、ここ最近注目度が高まっている豆腐マイスターをご存知でしょうか?
豆腐マイスターは、豆腐の良さを伝えることができる人材を育てよう!と発足された認定資格です。
豆腐マイスターになったばかりの私は、実は「豆腐の選び方を知らない!」という現実に直面しました
そこで、「豆腐のことをもっと知りたい、知ったことを皆さんと一緒に共有できたら素敵」との思いから活動をはじめ、ありがたいことに賛同してくれる方々に巡り合い、野菜と豆腐の料理家を名乗って活動している次第です。
それにしても、お豆腐って奥が深いです
豆腐は日本の伝統食で、身近な食べ物にもかかわらず、知らなかったことがいっぱいで、知るたびに驚くことや衝撃
を受けることばかり。
まだまだ勉強中の身ではありますが、私が出会った豆腐に関する小ネタなどもブログで紹介していけたら良いなと思っています
そんな私が一番に知って頂きたいと思うのが、料理に合った豆腐の選び方です。
自分の食べたい料理にぴったりと合う豆腐を選べたときの喜びといったら
何ものにも代えがたいものです
そして、お豆腐の選び方を知ってその楽しさが分かってくると、おから・揚げ・豆乳など関連する物への興味もわいて、さらに楽しみが広がります

早速ですが、皆さんは豆腐を購入するとき、何を基準に選んでいますか?
近所のスーパーの豆腐売り場でさえ、何種類もの豆腐が並んでいますよね
同じ「豆腐」と名前の付いた食品でも、絹・木綿・充てん・寄せ豆腐など固さの違いや、原材料、添加物(凝固剤)、お値段などをチェックしてきちんと選ぼうとすれば、混乱してしまう可能性も…
そんな大げさなと思われるかもしれませんが、ひとつのお豆腐屋さんからコンセプトの違う豆腐がいくつも売り出されていることを考えれば、現実に起こり得ることだと想像できます
豆腐の選び方を知らなくても、それなりにおいしい料理にできますが、食べたい料理に合った豆腐を選ぶと、その料理のレベルもぐんと上がるものです。
これから、おいしい料理のための野菜や豆腐の選び方、食べ方をどんどんお伝えしますね!楽しみにしていて下さい!
さて今回は、「野菜と豆腐のキーマカレー」のレシピをご紹介します。
この料理のポイントは、炒めてもおいしい豆腐を選ぶこと
炒めている間にぐちゃぐちゃにならない、固めの木綿豆腐がおすすめです。
固めの木綿豆腐は、表面に木綿の布の模様がくっきりと付いていて、手で割るとぽろぽろとした粗さが目立ちます。
絹豆腐よりは固くてしっかりしていますが、水分を含んでいるため、塩をふって水出ししてから調理して下さい。
水出しすることで、しっかりとした味付けの料理になりますよ。
ぜひ作ってみて下さい

野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子と申します

今回から、こちらのお料理ブログ&レシピを担当することになりました。
よろしくお願い致します

初めてお目にかかる方がほとんどだと思いますので、まずは簡単に自己紹介を…。
野菜ソムリエプロ&豆腐マイスターの資格を活かして、野菜の選び方や下ごしらえ、食べ方と、豆腐の選び方や食べ方を紹介する活動をしています。
主な活動場所はウェブでのコラム記事


コラム記事では野菜をメインに、料理教室では豆腐をメインに活動していますが、こちらでは野菜をたっぷり使用した豆腐のレシピを紹介していこう!と考えています


ところで、ここ最近注目度が高まっている豆腐マイスターをご存知でしょうか?
豆腐マイスターは、豆腐の良さを伝えることができる人材を育てよう!と発足された認定資格です。
豆腐マイスターになったばかりの私は、実は「豆腐の選び方を知らない!」という現実に直面しました

そこで、「豆腐のことをもっと知りたい、知ったことを皆さんと一緒に共有できたら素敵」との思いから活動をはじめ、ありがたいことに賛同してくれる方々に巡り合い、野菜と豆腐の料理家を名乗って活動している次第です。
それにしても、お豆腐って奥が深いです

豆腐は日本の伝統食で、身近な食べ物にもかかわらず、知らなかったことがいっぱいで、知るたびに驚くことや衝撃

まだまだ勉強中の身ではありますが、私が出会った豆腐に関する小ネタなどもブログで紹介していけたら良いなと思っています

そんな私が一番に知って頂きたいと思うのが、料理に合った豆腐の選び方です。
自分の食べたい料理にぴったりと合う豆腐を選べたときの喜びといったら

何ものにも代えがたいものです

そして、お豆腐の選び方を知ってその楽しさが分かってくると、おから・揚げ・豆乳など関連する物への興味もわいて、さらに楽しみが広がります


早速ですが、皆さんは豆腐を購入するとき、何を基準に選んでいますか?
近所のスーパーの豆腐売り場でさえ、何種類もの豆腐が並んでいますよね

同じ「豆腐」と名前の付いた食品でも、絹・木綿・充てん・寄せ豆腐など固さの違いや、原材料、添加物(凝固剤)、お値段などをチェックしてきちんと選ぼうとすれば、混乱してしまう可能性も…

そんな大げさなと思われるかもしれませんが、ひとつのお豆腐屋さんからコンセプトの違う豆腐がいくつも売り出されていることを考えれば、現実に起こり得ることだと想像できます

豆腐の選び方を知らなくても、それなりにおいしい料理にできますが、食べたい料理に合った豆腐を選ぶと、その料理のレベルもぐんと上がるものです。
これから、おいしい料理のための野菜や豆腐の選び方、食べ方をどんどんお伝えしますね!楽しみにしていて下さい!
さて今回は、「野菜と豆腐のキーマカレー」のレシピをご紹介します。
この料理のポイントは、炒めてもおいしい豆腐を選ぶこと

炒めている間にぐちゃぐちゃにならない、固めの木綿豆腐がおすすめです。
固めの木綿豆腐は、表面に木綿の布の模様がくっきりと付いていて、手で割るとぽろぽろとした粗さが目立ちます。
絹豆腐よりは固くてしっかりしていますが、水分を含んでいるため、塩をふって水出ししてから調理して下さい。
水出しすることで、しっかりとした味付けの料理になりますよ。
ぜひ作ってみて下さい

