料理家の先生がつづるお料理ブログ

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「料理ブログ」では、料理の専門家による料理に関する豆知識や季節の食材などをご紹介しております。
また、ナスラックKitchenには多くの料理レシピを掲載していますので、ブログと合わせてご覧下さいね!


こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です
 
先日、韓国人の知人とジャガイモの話になりました。ここで韓国スタイルの食べ方談義になり、知人は蒸かしたジャガイモにキムチをのせたり、砂糖をかけたりするのがお気に入りとのことでした。砂糖がけはおやつ感覚です
 
韓国ではジャガイモの味付けについて「あなたは塩派?それとも砂糖派?」と話題になるほどですから、好みがありますね。
 

今日は「韓国のジャガイモ料理」をご紹介致します
 
炒め煮(ジョリム)
韓国を代表するおかずのひとつです。大きなジャガイモは皮を剝いて適当な大きさに切り、新ジャガイモでしたら皮付きのまま、炒めたあとにしょうゆベースのタレで煮ます。辛味を出す場合は、輪切りにした青唐辛子や、粉唐辛子を入れます。
 
チヂミ(プッチンゲ)
千切りにしたり、すりおろしたりして、小麦粉と合わせて生地にします。韓国では雨が降ると買い物に出かけずチヂミを焼いて食べることが多く、ジャガイモは自宅に常にある野菜ゆえに、チヂミもよく作ります
 
炒め物(ポックム)
炒め物は千切りにして、ニンジンやピーマン、パプリカと一緒に合わせることが多いです。多めに作って常備菜にすると、とても便利です。
 
餅(トック)
韓国の北東は江原道(カンウォンド)という北朝鮮に近い地域があり、ジャガイモが特産で、他の地域と比べてジャガイモを使った餅を手軽に買い求めることができます
ジャガイモは生地に練り込み、中に小豆あんや緑豆あんを詰めて蒸します。生地に上新粉を使った場合はしっかりと噛み応えがあり、餅粉の場合はモチモチとしたやわらかい食感です。
 
スープ(タン)
有名なスープにカムジャタンがあります。豚の背骨をよく煮込み、大きめのジャガイモを入れて唐辛子で辛く味付けをし、エゴマの粉と葉で風味を加えます。ジャガイモのことを韓国語で「カムジャ」、豚の背骨は「カムジャピョ」と、スープは「タン」ということから、カムジャタンと命名されましたenlightened
 
チゲ
ジャガイモを使ったチゲで一番ポピュラなのは味噌チゲで、お店でも食べられる場合が多いです。他には家庭でよく作るコチュジャンチゲがあり、ほろっと煮崩れたジャガイモとコチュジャンの甘辛さがマッチしています。
 
屋台料理
韓国の原宿と呼ばれる明洞(ミョンドン)には昼間から屋台が並び、料理も昔からある伝統的な軽食から、日本のタコ焼きなど目移りするほど豊富にあります
一時期、屋台料理でトルネードポテトが流行りました。ジャガイモをクルクルとらせん状に切って串に刺して伸ばし、油で揚げます。味はフライドポテトと変わりませんが、見た目にインパクトがあったので若い世代に人気がありました。
日本でもジャガイモ料理はどの世代にも好まれますよね。韓国も同じなので、家で欠かせない野菜のひとつです。

最後に本日のレシピはジャガイモと韓国おでんの炒め物です。韓国ではとても一般的なおかずです。忙しい日の時短料理としてもおすすめです
 

レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でジャガイモと韓国おでんの炒め物のレシピをチェック!

本田 朋美先生


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです
 
コロナの影響でテレワークとなり、体重や体脂肪が増加した。なんとなく身体が重たい。。そんな声をよく聞きます。
我が家でもテレワークの主人より、ダイエット願いが出され、食生活改善を実行中です
 
さて、そもそもなぜ、人は太るのでしょうか?
当たり前の答えですが、身体に余分な脂肪が付くと太ります。
 
身体に余分な脂肪が付かなければ、太らないということですよね
 
私たちが食べ物として口から摂った栄養素は、生きていくためのエネルギーとして使われます。
糖質や脂質はエネルギー源として、タンパク質は身体を作る構成成分として使われますが、使われなかったエネルギーは体脂肪として蓄積されます
 
脂質=油脂と捉えがちですが、余った糖分は脂肪として蓄えられるので、ダイエットをするには、油脂類を減らすだけでなく、糖質の摂取方法を見直す必要があります。
 
しかし、ただ糖質をカットするだけでは、体重が例え落ちたとしても免疫力が下がってしまったり、エネルギー不足になったりなど身体にとってはマイナスな面が多々あります
ただ量を減らすのではなく、上手に食材を選択し、調理方法や食材の組み合わせ、食べ合わせなどを考えながら、身体にとって負担にならないやり方で身体を健康に保ちましょう
 
まず、食材の選択ですが、糖質と言っても、お菓子、ジュース類、果物、ご飯、パン、麺類などその種類は様々。
まずはジュース類や砂糖を多用した糖質のカットから始めましょう。最初は甘い物がないと口寂しいかもしれませんが、甘い物がほしくなったら、カフェラテを飲むなど甘みを感じる違う食材で代用します
また、料理には砂糖は使用せずみりんを使うなど、砂糖の使用頻度を減らします。
 
そして、タンパク源となる食材をしっかりと摂取することもとても大切な要素です。
赤身や脂肪部分の少ないむねやささみ肉、魚、大豆などタンパク源となる食材を毎食、必ず取り入れましょう
 
これらの栄養素を身体にとって有用な物に変えるのにはビタミン、ミネラルが欠かせません。
季節の野菜、海藻類、きのこ類などある程度の量があれば、ご飯の量を減らしても物足りなさは感じないです
 
 
調理方法は揚げ物や炒め物は控え、煮物、蒸し物を中心にします。
オイルたっぷりで炒めていたのを蒸し焼きにし、食卓でオイル(オリーブオイルやゴマ油)をかけるなど、調理自体はノンオイルで調理し、食卓調味で好きにアレンジしても良いですね。

今回ご紹介するレシピは「鶏むね肉と野菜のさっぱり煮」です。
ぜひお試し下さい

レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で鶏むね肉と野菜のさっぱり煮のレシピをチェック!

竹内 ひろみ先生

こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です
 
今年の夏は、全国的に酷暑で気温が40℃前後になる地域もありましたね。
暑さがピークの時期も疲れやすいのですが、実は夏の疲れがどっと出るのは暑さが和らいだ9〜10月頃と言われています
 
夏の疲れを解消するには、栄養バランスの整った食事を摂り、ゆっくりと休養を取って身体を労ることが基本ですが、体調がすぐれないときには食欲が落ちてしまいがち・・・
 
そこで今回のブログは、食欲のないときの栄養補給にオススメ
「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒についてご紹介しますheart
 

mail甘酒は、炊いたご飯と米麹を合わせて50〜60℃の温度を保ったまま寝かせ、糖化させて作る日本古来の甘味飲料のことです。このように作られる甘酒は「米麹甘酒」と言い、米に含まれるデンプンが分解されてブドウ糖やオリゴ糖に変化するため、自然な甘さが特徴ですyes
 
「米麹甘酒」には、アルコール分がほとんど含まれないため酒類には含まれず、お子様やお酒に弱い方、妊娠・授乳期の方も安心して飲むことができます
 
最近は、酒粕をお湯で溶かした物も甘酒と呼ばれています。こちらは、わずかですが酒粕に含まれるアルコールが残っている場合がありますので注意が必要です。
 
enlightened米麹甘酒か酒粕を使った物かどうかを見分けるには、パッケージの原材料の表示を確認すると良いでしょうbroken heart米麹・米・食塩のみなどのシンプルな材料から作られた物が「飲む点滴」と呼ばれる「米麹甘酒」です。
 
次に、甘酒が「飲む点滴」と呼ばれている理由を解明していきましょうyes
 
mail甘酒には、人間の体で作ることができない9種類の必須アミノ酸がすべて含まれています。必須アミノ酸は皮膚や筋肉などの身体を構成する成分やホルモンの原料となります。
また、甘酒には食物繊維や善玉菌のエサになるオリゴ糖が含まれていますので、腸内環境を整え、便秘解消や免疫機能の向上の効果が期待できます
ビタミンB群やカリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

 
甘酒が「飲む点滴」と呼ばれている理由は、栄養成分と水分補給が効率良くできるためと言えますね
 
米麹甘酒は、そのまま飲むのはもちろん、スイーツやスープ、ドレッシングなど様々な料理に活用できます。身体に良いからと飲み過ぎてしまうのは禁物ですが、食欲がないときなどに1日にコップ1杯程度を目安に摂ると良いでしょう
 
今回のレシピは、甘酒とフルーツを使った「甘酒のフルーツポンチ」をご紹介します。季節のフルーツと米麹甘酒の自然な甘さをお楽しみ下さい
 

レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で甘酒のフルーツポンチのレシピをチェック!

吉田 由子先生


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです

和食でもお馴染みの食材であるごま、その起源は紀元前のアフリカ・サバンナの地にあります。




クレオパトラも美と健康のために使っていたり、古代オリンピックではスタミナ食として取り入れられていたなど、昔から豊かな栄養と風味をかね備えるごまは人々にとってありがたい食材でした。

ごま1粒が牛一頭分と取引されていたほど高価な物だったとか

さて、そんなごまの健康効果と言えば、高い抗酸化作用。

抗酸化作用とは身体にとってマイナスとなる活性酸素を除去し、老化防止に効果があります。

アンチエイジング食材としても注目されていますねbroken heart


粒のままのごまやごま油、練りごまなど、ごまをベースにした食材を使ったお料理やお菓子は世界の様々な国で見受けられ、本当にワールドワイドな食材です

ごまのおいしい活用方法ですが、おすすめは切りごまです。

ごまを軽く煎ってから、包丁でざくざくっと切るとごまの風味が引き出されます
そのとき、飛び散らないようにペーパーにごまをのせペーパーのはじをつまみながら切ると良いですよ


また、醤油とごま油を合わせる(お好みで酢を加える)だけのシンプルなドレッシングは様々なお料理に合うので、重宝します。

ごま油にも香りが立つ油、香りが少なくうまみがある油など、種類も様々ありますので、お料理に応じて使い分けると良いですね

地中海料理やエスニックのレシピを見ると食材にタヒニ(タヒーニ)と記載されていることがありますね。
これはセサミペーストのことです。

練りごまとの違いはごまの焙煎度合。
練りごまは煎ってからすり、タヒニはごまを生のまま(もしくは軽めに煎って)ペーストにします

でき上がりのお料理に多少の違いが出てはきますが、練りごまでも代用できます


そこで今回ご紹介するレシピは
「サーモンのポキ」です。
ぜひ、お試し下さいね

レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でサーモンのポキのレシピをチェック!

竹内 ひろみ先生

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