こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です

2020年は新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増えました。その結果、韓国ドラマが人気を博し第4次韓流ブームが訪れています。第4次韓流ブームは韓国料理にも大きな影響を与え、さらに認知度が高まりました

お陰で今まで専門店でしか購入できないと思っていた韓国食品が、日本のスーパーでも手に入るようになりました

今日は韓国食材店やネット通販を利用しなくても、日本のスーパーで手軽に買い求められる韓国食品をご紹介致します


韓国の屋台料理として定番であるトッポッキ(またはトッポギ)。韓国名がそのまま使われているのは、日本で十分に広まっている証拠です。最初のブーム以来、レトルトのラインナップが増えています。また、トッポッキ用とスープ用の餅(トック)の単体商品は、作る側にとって嬉しいことです

なかでもスープ用がとても便利で、忙しい朝に前日に残ったスープやみそ汁にトックを入れて少し煮るだけで朝食の一品になります


日本のスーパーで購入できる粉唐辛子は一味が主流ですが、最近は韓国産粉唐辛子が売り場に並ぶようになりました。一味はわずかな量でピリッとした辛味があり、韓国産粉唐辛子は比較的甘味もあるので、小さじや大さじ単位で使うことができます。
韓国料理を一味で作ろうものなら辛すぎてお腹を壊す恐れがあります。韓国産粉唐辛子のお陰で適度な辛味と甘味のバランスの取れた韓国料理が作れるようになりました。

コチュジャンは第1次韓流ブームがあってから、認知度が高まった調味料です。いくつかの会社から出していますが、選ぶポイントは韓国メーカーの商品かということ。原材料を見てみると日本メーカーの場合、豆板醤に近いコチュジャンがあるのです。似て非なるものと言いますか、コチュジャンにはそら豆が入りませんので、この点をチェックして頂ければと思います


チヂミの粉とタレもスーパーでよく目にしますよね。韓国では雨が降ると、自宅にある食材でチヂミを焼く人が多いです。色々な野菜や海鮮、お肉など混ぜ込めば栄養満点のチヂミになりますから、チヂミの粉とタレを常備しておくと本当に便利です。タレはドレッシングにもおすすめですので、最後まで使い切れますね

今回は一部しかご紹介できませんでしたが、第4次韓流ブームをきっかけに、さらに多くの韓国食品が広まりそうです。
最後に本日のレシピをご紹介致します。プルコギの素を使った「プルコギチャーハン」です。今回は甘口の素にしましたが、辛い物がお好きでしたら、コチュジャンや韓国産粉唐辛子を少し足しても良いですね

こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです

お料理の味付け、意外と難しいと感じることってありませんか?
レシピ材料に少々、適量やひとつまみと記載してあると、どのくらい入れたら良いのか?迷うことありますよね

かく言う私も、塩などの分量を表記するとき、小さじ1/8と記載しても、作る方がかえって混乱するかな?と思い、少々・ひとつまみと記載してしまうことが多いのですが・・・

少々・ひとつまみの目安分量は下記のようになります。


人によって、指の大きさも違いますし、つまむ量も違うと思います。
まず、ご自分の指で少々やひとつまみを計ってみて、野菜炒めなどを作るときに加えてみましょう。
実際にやってみると、「このくらい入れるとこのくらいの味になる」と分かるので、味付けをするときの目安になります

また、お味噌汁を作るときは1人分の量を目安に作りましょう。


⇒味噌:大さじ1は18gなので、ご自身の持っている計量スプーンで「どの程度すくったら、15gになるのか?」計ってみると良いですよ

塩味の感じ方は人によっても違うので、基本の味で作ってみて、お好みの味に微調整をしてみて下さいね

今回は、きのこをたっぷり使った「きのことお豆の洋風雑炊」のレシピをご紹介します。ぜひお試し下さい

こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です

最近、オイルや牛乳の代わりに豆腐を使うスイーツのレシピ作りに凝っています。
先日の料理教室でも、バターと卵を使わずに作るマフィンを作りましたが、ヘルシーでしっとりとした味わいがとても好評でした。
そこで、以前からチャレンジしてみたかった豆腐のシフォンケーキを作ってみました

シフォンケーキを上手に作るには、いくつかポイントがあります。
①粉は空気を含ませるようふるう。
②メレンゲをしっかり泡立てる。
③泡を潰さないよう均一に混ざるようにする。
熟練した腕前が必要なので、豆腐入りにするとさらに難易度が高まりそうですが、何度かチャレンジして作りやすい分量を見つけたので、ぜひ紹介したいと思います



豆腐のシフォンケーキを作るなら「どの豆腐を使うか」と「どのくらい使うか」の2点にこだわりたいと思いました。
まず「どの豆腐を使うか」ということですが、充填豆腐がおすすめです

充填豆腐は、パック内に豆乳とにがりを入れた状態で加熱して固める豆腐です。
水に浮いていない豆腐――と言った方が分かりやすいかもしれませんね。
充填豆腐は、水っぽさが抑えられるので撹拌したときクリーム状になりやすく、シフォンケーキのように、卵と合わせるレシピの場合、水っぽくならないので扱いやすいです

また、型に入れてから固めているのでクリームみたいにやわらかくて濃厚な豆腐が多く、【濃厚】や【なめらか】と表示されている豆腐を使うと、よりしっとりとした仕上がりになるのでおすすめです

次に「どのくらい使うか」ですが、せっかく豆腐を使うならたっぷり使った物を作りたいと思ったので、卵と同じくらいの分量を使うことにしました。
今回の18cmシフォンケーキ型では、卵を170-200g(4個)使うので、豆腐は200g使うことにしました。
ただし、豆腐が多いと生地がゆるすぎたので粉は多めにしました


ここでシフォンケーキ作りの手順をおさらいしましょう。工程は大きく分けて6つ。
①黄身とサラダ油を混ぜて乳化状態にする。
②乳化した黄身に粉を混ぜ合わせる。
③白身を固いメレンゲにする。
④黄身の生地とメレンゲを合わせて混ぜる。
⑤焼く。
⑥冷ます。
今回は①の工程でサラダ油の代わりに豆腐を加え、しっかりと乳化させます。
豆腐を混ぜるときは、黄身と同じようにハンドミキサーでOK。
粒が残らないようしっかりと混ぜ合わせましょう。
それだけ気を付ければ、あとは通常のシフォンケーキを焼くときと同じです

焼き上がったシフォンケーキは、しっかりと冷ましましょう。
少しでも熱があると、型から外すとき、ぺしゃりと崩れてしまいます。(初めて作ったとき、ほんのり温かいときに取り外したら見事に潰れました)
気を付けたいポイントがいくつもありますが、シフォンケーキがふっくらと焼けると、本当に感激します

そしてふんわり・しっとりとした食感に、また作ってみたい意欲に火が付くと思います。
そんな「豆腐のシフォンケーキ」、ぜひ作ってみて下さい


こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です

最近、眠れない・疲れやすい・何もやる気が起きないなど心身の不調を訴える方が増えており、その原因のひとつとして運動不足による筋力の低下(ロコモティブシンドローム)が心配されています。
今回のブログは、ロコモティブシンドロームについての基礎知識や筋肉作りの食事のポイントについてご紹介します


今まで無理なく上れていた階段がきつく感じるようになったり、同じ距離でも歩く時間が今まで以上にかかったり、これまで歩けていた距離で休むことが必要になったりする・・・これはロコモティブシンドロームの始まりかもしれません


離れて暮らすご家族が運動不足になっていないか、電話などで声をかけてみて下さいね。
次に、運動で筋肉が作られるメカニズムをご紹介します

運動で筋肉に負荷がかかると、筋繊維に傷が付きます。そのあと、食事から筋肉の材料を補給し、しっかりと休養を摂って成長ホルモンを分泌させることで筋肉は太く修復されます。
これを繰り返していくことで筋肉は強くなっていきます。


ただし、一度の食事でたんぱく質を大量に摂っても、一度の食事で吸収できるたんぱく質の量は限られていますので、朝・昼・夕食・間食に分けてこまめに摂るようにしましょう。
また、いろいろな食品からたんぱく質を摂ることも大切です。たんぱく質は、複数のアミノ酸から構成されるため、いろいろな食品から摂ることでアミノ酸を補い合えます。動物性のたんぱく質が豊富な肉・魚介類・卵・乳製品と植物性たんぱく質が豊富な豆腐・大豆・納豆・豆乳などを組み合わせて食べるようにしましょう

たんぱく質と一緒にビタミンB6とビタミンCを摂るとたんぱく質の吸収が高まります。ビタミンB6は、たんぱく質が筋肉へと合成されるのを助ける栄養素です。鶏肉・マグロ・カツオ・じゃがいも・バナナに多く含まれています。
鶏肉は、良質のたんぱく質とビタミンB6の両方を含むので、肉類の中でも特におすすめの食品です。
今回のレシピは、筋肉の材料であるたんぱく質がしっかり摂れる「ささみと大豆の和風サラダ」をご紹介します。とても簡単に作ることができますので、ぜひお試し下さい
