2011年3月の記事
こんにちは! 料理研究家の吉田由子です。
3月も最後の週になりましたね
我が家は子供達が春休みに入り、バタバタとめまぐるしい日々です
毎年、この時期になると、家庭菜園を趣味とする実家の父からたくさんの「グリーンピース」を貰います。
さやからポロンポロンと豆を出す作業を、のんびりと子供達とするのも楽しいものです
が、気がつくとボールに大量の豆!豆!豆!
グリーンピースは、さやが付いたままでは1〜2日しか日持ちがしません。
熱湯でさっと塩ゆで(中火で3分程度)して、豆にしわが寄らないように、水を少しずつかけて色止めし、
冷凍用保存バッグに入れて冷凍しておくと、1ヵ月程度は保存可能です
グリーンピースは、食物繊維がとても豊富です。
ビタミンB1・B2・C・ナイアシンも豊富ですので、旬のこの時期にしっかり食べたいですよね
そこで、おすすめなのが「グリーンピースのポタージュスープ」です。
グリーンピースってこんなに甘みがあるのと驚きますよ
グリーンピースが苦手な方でも、とっても飲みやすいスープですので、ぜひ作ってみてくださいね

もうすぐ、桜の季節

お弁当を持って、外ランチって本当に気持ちがいいですよね

デパ地下に行くとお弁当のオンパレード

ほんと、目移りしちゃってなかなか決まらず・・・で、結局いつもと同じのを選んでしまう私です

お弁当の定番と言えば、やっぱりおにぎり、サンドイッチ、おいなりさん

その中でも油揚げを使ったおいなりさんってキッズから大人まで、みんなが大好きなごはんじゃないかな?って思います。
そこで今回は油揚げのあれこれについて、ご紹介します!
油揚げの原料は豆腐。これを薄くスライスして低温で揚げ、さらに高温で揚げたもの。そのため、入っている袋を見ると、油っぽさが気になる

通常は、料理をする前にお揚げを盆ざるなどにのせて、熱湯をかけて油抜きをしてから使います。
このとき、ゆでてしまうとおいしさも逃げてしまうので、油分が気になってもゆでないほうが良さそう

お値段も、高いものから安いものとけっこう値段の幅がありますが、ちょっとお値段が高いものを購入したときは、油抜きをしない調理方法をおすすめします

そのままを魚焼きグリルなどで焼くと、油が適度に落ちてカリっとなり、しんなりとした油揚げとはまたひと味違うおいしさに

クリームチーズを挟んで、しょうゆやかつおぶしをかけてもおいしいですよ〜。
こんにちは。料理家の野上優佳子です。
関東では、電力調整が引き続き行なわれています。
東京は、以前に比べて明かりが少なくなりました。
ヨーロッパの街並みなどを思い返せば、全然暗いわけでなく。
買い物に出かけてもオフィスでも、照明や空調は控えめ。
でも、不自由があるわけでもなく。
明かり の価値を再認識できる機会でもありました。
今まで本当に便利すぎていたのだなあ、と痛感します。
今や、節電は一時的なものではなく、私たちが生活する上でより当たり前の心がけになるのでしょう
節電調理、前回は熱源を使わない料理について書きましたが、今回は加熱調理の時のポイントを少し。
食材準備にちょっと気にかけるだけで、調理時間がぐんと短縮できます。
まずは、加熱する食材を常温にすること。
例えばお肉やお魚、卵、野菜など、冷蔵庫から出したばかりのときは、当然よく冷えた状態なので、その分加熱に時間がかかります。
常温に戻しておくと、時間短縮だけでなく、加熱時にムラなく火が通っておいしくできるので、一石二鳥というわけです。
次に、火が通りやすい形状にすること。
例えばお肉なら薄切りやひき肉は、ブロック肉に比べて火が通りやすく、野菜も青菜などの葉物は元々火が通りやすく、そうでないものも薄切りや千切りにすれば、ずっと短時間で火が通ります
そのほかにも、フライパン調理も、フタを活用すれば熱を逃がさずに調理できますし、保温性の高いお鍋や、熱伝導の良い調理器具を使うことも、節電のポイントに。
そして何より肝心なのは、加熱調理を始めてから迷わないこと。
下ごしらえをすべて済ませ、使う調味料も手元に用意。
完成までの手順をざっと頭の中でおさらいして調理を開始すれば、無駄な動きなく、料理も一番おいしいタイミングで作ることができ、いいことづくしです
さて今回は、先週に続き「火を使わない」レシピ。
ホームパーティーなどでも人気のメニュー、生春巻きです。
香りは冷めても味落ちしないので、ハーブやスパイスは冷たいメニューでは大活躍。
パクチーとスイートチリソースで、エスニックなおいしさがとっても簡単にご家庭で再現できます。
お酒のおつまみにもぴったり
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
お料理を作るとき、味の決め手となる食材があります。そのひとつがニンニク
旬は春というよりも夏ですが、一年中手に入り、少しニンニクをプラスするだけで味がぐーーんとUPする、優れものです。
けっこう日持ちもするので、我が家ではストック食材として重宝しています。
野菜料理のときは、そんなに入れなくてもOKかな?なんて思いますが、やっぱりお肉料理には欠かせませんね〜
そこで本日は、ニンニクの調理ポイントについてお伝えします。
ニンニクのニオイ成分は揮発性があるので、刻んでそのままにしておくと、香りが飛んでしまいます。
調理の下ごしらえでニンニクを刻んだたら、オリーブオイルなど油につけておくといいですよ
そのままニンニクを漬け込んでおくと、ニンニクオイルのできあがり!
唐辛子も一緒に漬け込むと、チリオイルにもなるので、けっこう使えて便利です。
スープなどを作って味にいまいち物足りなさを感じたときに、ニンニクオイルを少々加えると、意外とおいしいです。
気になるニンニクの芽は、根元を落として、ニンニクをぎゅっとつまむと芯が飛び出してくるので、竹串などでひっかけると、スーッと抜けます。
そうそう、スライスニンニクを炒めるときは、すぐに焦げてきてしまうので、冷たいオイルに加え、弱火でじっくり火を通します。
そのまま熱いフライパンに入れたままにしてしまうと、あっという間に焦げてしまうので、(実はこれ、以前やってしまった失敗談)他の食材を加えるか、別容器に移すといいですよ〜。
さて、ニンニクと言えば、強烈なニオイが少々!?気になりますが 実はこのニオイがポリフェノールの仲間で、抗酸化作用や殺菌・抗菌作用もあるとのこと。
ニオイは生のほうがきついので、加熱すると、それほど臭いは気にならなくなります。