こんにちは、料理家の野上優佳子です。
夏って、お弁当の中身に結構迷いませんか?
傷みやすいし、食欲も落ち気味だったりするし…
そんなときはスープジャーを使いましょう!
冬場に保温性の高さで大活躍したスープジャー、実は真夏こそ使って頂きたいお弁当グッズなのです
魔法瓶構造のスープジャーならではの保温性の高さは、実は保冷性 の高さにもつながります
我が家で使用している某メーカーのスープジャーは、「保冷効力6時間で12度以下」、と説明書にあります
冷たい物を入れたときに6時間置いても2度以下の温度を保てますよ、とのこと。
そこで簡単な実験をしてみました。
例えば、お弁当を作るのが午前6時で、昼食が12時だと仮定し、製氷機で作った氷を7〜8個程入れてしっかり蓋をして、そのまま室温で6時間置いておくと…
氷は溶けませんでした。
写真の通り、多少溶けた水分は下にたまっているものの、しっかり氷の形は残っています。
冷たい物を冷たく食べられる!というのが何よりうれしいところ。では、どんな物を入れたら良いでしょう? おすすめは、酸味がおいしい野菜たっぷりのガスパチョ、ヘルシーで冷やご飯にかけて食べたい冷や汁、スティックサラダなども少量の氷と一緒に入れておくと冷え冷えでおいしいです。
どれも、冷たいからこそおいしい物ばかりなので、暑くて食欲がないときにもおいしく頂けます。
一方、真夏ゆえにオフィス内の冷房が効きすぎて逆に体が冷え冷え… と言う方には、熱々のスープを
体の中から温めてくれて、冷えによる体の不調をやわらげてくれそうですね。
夏こそスープジャーのお弁当、おすすめですよ〜
さて今回は、 『カボチャのビシソワーズ』をご紹介します。
野菜の甘みが味わえる冷たいポタージュスープは、真夏の朝ご飯にもおすすめ。
ぜひお試し下さいね。
こんにちは!
料理家のひろろこと竹内ひろみです。
以前、 「テーブルコーディネイト」を習ったことがあるのですが、食卓に少し手をかけるだけで、テーブルが華やかになり、食事をするのがなんだか楽しくなりそう
と思ったことがあります。
でも、忙しい日常でテーブルセッティングをし、きちんとコーディネイトして食卓を演出するとなると、なかなかハードルが高くなってしまいますよね
そんなとき、ちょっと食器を変えて、小物を変えるだけで、食卓が豊かになるんです
先日、朝食のとき、パンに添えるジャムやバター、クリームチーズ、豆のディップなどを小さめのカップに入れ、ミニスプーンを添えてカゴに入れて出したところ・・・。
子供たちから、「なんかこういうのいいよね 」と嬉しい一言がありました
バターやジャムを容器ごと食卓に並べるのでなく、器に入れ替えるだけでもオリジナリティが味わえますね。
私は、テーブルをコーディネイトするときは、 「季節感」を出すように心がけています。
食器類は夏場であれば透明感のある物、冬場であればほっこりと温かみのある色合いの物を選ぶなど、季節に応じて使い分けるようにしています。
中でも皿や器は収納場所の関係上、増やすのは限度があると思うので、箸置きやランチョンマット、コースターなど小物類を数種類揃えておくといいですね
ランチョンマットは布製の物も素敵ですが、どうしても汚れるので、さっと濡れ布巾で拭き取れるビニールタイプの物をいくつか揃えています。
我が家では、ランチョンマットを並べて、箸置きやお皿をセッティングすることを子供に任せているのですが、毎回セレクトが違うので、見ていて面白いですよ
さて、本日のレシピをご紹介します。
フォーを使った夏野菜たっぷりの麺料理『フォーのそぼろがけ』です。
ぜひお試し下さい。
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
20年程前、韓国に暮らす知人に水産市場を案内して頂いたことがあります
当時は韓国ビギナーだったため、韓国料理=焼肉のイメージしかなかったので、知人が注文した料理が目の前に出てきたときはビックリ
ぶつ切りのテナガダコのお刺身で、ウネウネと動いていました。活き作りです。知人に勧められて、恐る恐る箸を付けてみました。
食べ方はと言うと、塩入りのゴマ油をほんの少し付けます。口の中でテナガダコが動くので、しっかり噛まないといけませんが、プリプリとした食感に、タコの甘みが感じられ、さらにはゴマ油の香ばしさが広がりました
韓国でのテナガダコ料理は刺身をはじめとして、バリエーションが豊富。鍋料理、スープ、和え物、炒め物などがあります。
鍋料理の場合は、牛肉と組み合わせることも
初めて食べる機会に恵まれたときは、味の想像がつかなかったのですが、テナガダコと牛肉の相性は良く、よりコクがあって奥の深い味わいが楽しめます。
鍋のお楽しみは、残ったスープにご飯を入れて完食すること。
韓国ではスープを少なめにして、しっとりとしたチャーハンに仕上げます。旨みがしっかりご飯に染み込んでいる上に、ゴマと海苔を加えれば風味が増すので、満腹でもチャーハンだけはなぜか別腹です
炒め物や和え物は、素麺が添えられていることが多いですね。
素麺と混ぜ合わせて食べることで、辛みが和らぎ食べやすくなります。
韓国に行かれたら、テナガダコ料理を一度召し上がってみて下さい。
旅行のお土産話になるのは、やはりお刺身ですね
それでは、本日のレシピをご紹介します。
「テナガダコ炒め」です。
レシピでは本場よりも辛みを抑えていますので、辛い物が好きな方はコチュジャンや粉トウガラシを増やしてみて下さいね
テナガダコが手に入らない場合は、マダコでも大丈夫です。
こんにちは!
料理家のひろろ こと 竹内ひろみです。
ジメジメ梅雨の季節です
家の中で湿気のある場所はいくつかありますが、キッチンもそのひとつですね
普段はあまり気にならないかもしれませんが、雑菌やカビが生えやすいこの季節はキッチン周りにはちょっと気を付けたいと思います。
そこで今回は『キッチンを快適に』使うために個人的に気を付けていることをお話したいと思います。
特に「まな板」や「布巾」、「シンク」などのお手入れに気を使います。
皆さんも普段から実践されていることとは思いますが、魚や肉など を切ったあとは、まな板を洗ってから野菜などを切りますよね。
そして、調理し終わって出た生ゴミを捨てるときは、水気をきっちりと切ってから捨てます。
このとき、不要の新聞紙にくるんで捨てるとあとから出てくる水分を吸収してくれますし、防臭効果もアップします。
毎回でなくてはいいのですが、シンクの生ゴミ入れも使い終わったら、アルコール除菌をしておくといいです。
また、使い終わった調理器具や食器類をしまう場合は、水気が付いていないことを確認してからしまいます 。
頻繁に使う物であれば大丈夫なのですが、水気が付いたまましまっておくとカビの原因になります
ある程度自然乾燥させてから拭いてしまうといいですよ
使い終わったまな板もしっかりと乾かしておきましょう。
布巾もけっこう汚れていることが多いので、お手入れが必要です。
私は布巾洗い専用の鍋で煮沸消毒をしています。
洗ったあとはしっかりと乾かしてからしまいます。
お天気で外干しができるときは、太陽の下で乾かすといいですね
そしてストックしてある食品もこの時期にチェックして、整理しましょう。
と言うのも、車麩や切り干しダイコンなど傷みづらい乾物類も、梅雨の湿気で悪くなりがちです
夏場に入る前に、戸棚や冷蔵庫のチェックはいいタイミングなので、ぜひ行なってみて下さい。
それでは本日のレシピをご紹介します。
スープでもどした車麩をソテーした「車麩洋風丼」です。
野菜たっぷりのあんかけを、あつあつご飯にのせてどうぞ。