こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
スポーツの秋ですね!私が住む大阪では、11月25日に「第8回大阪マラソン」が開催されました
運動不足解消や健康作りのためにジョギングをしたり、大会出場を目標にマラソンに取り組んだりする方も多いのではないでしょうか
大会に向けて練習に励むことはもちろん、食事法も味方に付けて、最高の走りを目指してみてはいかがでしょう?
今回は、マラソンなど持久力が必要なスポーツ選手が実践する食事法「カーボローディング」についてご紹介します
カーボローディングとは、身体のエネルギー源である糖質を多く摂取し、競技前の体内にエネルギーを十分に蓄える食事法のことで、グリコーゲンローディングとも呼ばれます。
糖質は、体内で消化されてグリコーゲンというエネルギー物質に変換されます。
グリコーゲンは、運動時などにエネルギー源として消費される以外に、血糖値の維持にも利用される非常に重要な物質で、肝臓と筋肉に蓄えられています。
運動中にこのグリコーゲンが不足すると、スタミナ切れを起こし、「試合の後半に身体が重くなる」といった状態に
そんなとき効果を発揮するのがカーボローディングです
通常の食事よりもグリコーゲンを多く蓄えられるため、運動に必要なエネルギーが枯渇しにくく、運動し続ける時間を延ばすことができます
マラソンや自転車ロードレースでは、グリコーゲンの貯蔵量が成績に大きな影響を及ぼすと言われているのです。
カーボローディングには、古典法と改良法があります。
古典法は、体内のグリコーゲンを一度枯渇させ、その反動を利用してグリコーゲンを早急に回復・貯蓄するという手法で、効率良くグリコーゲンを溜め込む方法です。
大会の約1週間前から4日ほど前まで、糖質を制限し、代わりにたんぱく質と脂質の多い食事を摂りながら運動し、一旦体内のグリコーゲンをできる限り消費させます。
大会3日前からは、控えていた糖質を大量に摂取して運動は控え、体内のグリコーゲン貯蔵量を上げます。
この方法は内臓に負担がかかりやすく、また、極端な食事制限で心身ともにストレスが大きいといった課題がありました
そういったリスクを軽減すべく、現在は心身にストレスがかかりづらい方法として、改良法が推奨されています。
改良法では、極端な糖質制限は行ないません。
大会の約1週間前から運動量を減らしてグリコーゲンの消費を抑え、3日前から糖質を多く摂るようにし、グリコーゲンを貯蓄する方法です。
改良法でも、グリコーゲンの貯蔵レベルは、古典法とほぼ同レベルまで高めることが可能だと言われています
それでは、簡単で実践的なカーボローディングの方法をご紹介します
効率よく糖質を摂るために、主食のご飯やパン、麺類の他、おもちやイモ類、果物なども取り入れるのがポイント

例えば、おもちとご飯を使った「もち入り雑炊」、おもちと麺類を合わせた「力うどん」など、糖質の多いメニューにすると効果的です。
麺類のお食事に、おにぎりを付け足すのも良いですね

煮物なら、イモ類を使った「サツマイモの甘煮」や「肉じゃが」。
サラダなら、「春雨サラダ」や「マカロニサラダ」にして、糖質量をアップさせましょう。
さらに、間食にバナナ
やあんパンなどを摂り、朝昼夕の食後に果物
を食べることも同様の効果が得られます
カーボローディングは、数日間実践するだけでも効果があるため、力を発揮したい日に合わせて気軽に挑戦できそうですね。
ただし、初めて取り入れる場合は、大会など本番を向かえる前に一度試して、身体の状態をチェックしておきましょう
さて今回のレシピは、消化が早いおもちを使った「もち入りサムゲタン風スープ」をご紹介します。
風邪気味のときやマラソン大会当日の朝食など、素早くエネルギー補給したいときにおすすめですよ。
ぜひお試し下さい

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
スポーツの秋ですね!私が住む大阪では、11月25日に「第8回大阪マラソン」が開催されました

運動不足解消や健康作りのためにジョギングをしたり、大会出場を目標にマラソンに取り組んだりする方も多いのではないでしょうか

大会に向けて練習に励むことはもちろん、食事法も味方に付けて、最高の走りを目指してみてはいかがでしょう?
今回は、マラソンなど持久力が必要なスポーツ選手が実践する食事法「カーボローディング」についてご紹介します

カーボローディングとは、身体のエネルギー源である糖質を多く摂取し、競技前の体内にエネルギーを十分に蓄える食事法のことで、グリコーゲンローディングとも呼ばれます。
糖質は、体内で消化されてグリコーゲンというエネルギー物質に変換されます。
グリコーゲンは、運動時などにエネルギー源として消費される以外に、血糖値の維持にも利用される非常に重要な物質で、肝臓と筋肉に蓄えられています。
運動中にこのグリコーゲンが不足すると、スタミナ切れを起こし、「試合の後半に身体が重くなる」といった状態に

そんなとき効果を発揮するのがカーボローディングです

通常の食事よりもグリコーゲンを多く蓄えられるため、運動に必要なエネルギーが枯渇しにくく、運動し続ける時間を延ばすことができます

マラソンや自転車ロードレースでは、グリコーゲンの貯蔵量が成績に大きな影響を及ぼすと言われているのです。
カーボローディングには、古典法と改良法があります。
古典法は、体内のグリコーゲンを一度枯渇させ、その反動を利用してグリコーゲンを早急に回復・貯蓄するという手法で、効率良くグリコーゲンを溜め込む方法です。
大会の約1週間前から4日ほど前まで、糖質を制限し、代わりにたんぱく質と脂質の多い食事を摂りながら運動し、一旦体内のグリコーゲンをできる限り消費させます。
大会3日前からは、控えていた糖質を大量に摂取して運動は控え、体内のグリコーゲン貯蔵量を上げます。
この方法は内臓に負担がかかりやすく、また、極端な食事制限で心身ともにストレスが大きいといった課題がありました

そういったリスクを軽減すべく、現在は心身にストレスがかかりづらい方法として、改良法が推奨されています。
改良法では、極端な糖質制限は行ないません。
大会の約1週間前から運動量を減らしてグリコーゲンの消費を抑え、3日前から糖質を多く摂るようにし、グリコーゲンを貯蓄する方法です。
改良法でも、グリコーゲンの貯蔵レベルは、古典法とほぼ同レベルまで高めることが可能だと言われています

それでは、簡単で実践的なカーボローディングの方法をご紹介します

効率よく糖質を摂るために、主食のご飯やパン、麺類の他、おもちやイモ類、果物なども取り入れるのがポイント


例えば、おもちとご飯を使った「もち入り雑炊」、おもちと麺類を合わせた「力うどん」など、糖質の多いメニューにすると効果的です。
麺類のお食事に、おにぎりを付け足すのも良いですね


煮物なら、イモ類を使った「サツマイモの甘煮」や「肉じゃが」。
サラダなら、「春雨サラダ」や「マカロニサラダ」にして、糖質量をアップさせましょう。
さらに、間食にバナナ



カーボローディングは、数日間実践するだけでも効果があるため、力を発揮したい日に合わせて気軽に挑戦できそうですね。
ただし、初めて取り入れる場合は、大会など本番を向かえる前に一度試して、身体の状態をチェックしておきましょう

さて今回のレシピは、消化が早いおもちを使った「もち入りサムゲタン風スープ」をご紹介します。
風邪気味のときやマラソン大会当日の朝食など、素早くエネルギー補給したいときにおすすめですよ。
ぜひお試し下さい


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
先日、中学生のお子さんがいるママ友達とお話をしていたとき、子供に夜食を食べさせるとしたら、タイミングはいつ、何が良いのか?という質問を受けました。
お悩みの内容は、「学校から帰ったあと、塾に行く前に早めの夕食(17時頃)を食べて出かけ、塾が終わって帰宅する21時頃にはお腹が空いてしまう。夜遅くに食べると、翌朝の胃もたれや、太る原因になることが心配。かといって、空腹を我慢して寝ようとしてもなかなか眠れない……」
こういった状況はお子さんだけでなく、夜遅くまで働く大人にも当てはまりますね。
私も、子供たちと早い時間に夕食を食べたときは、22時位にお腹が空いてしまい、何か食べたくなることがあります
対策のひとつは、ちょっと小腹が空いたタイミング(20時頃)に、おにぎりと温かい飲み物(お茶など)を一緒に食べること

手軽に食べられるからと、お菓子類をつまむと、少し食べるだけでは済まず、もっと食べたくなってしまうので、少量で腹持ちの良い穀類がおすすめです

その他、春雨スープやフォーなども良いですね
夜食に適している食べ物は、「食物繊維や脂肪分が少ない物、やわらかくて温かい物、刺激が少ない物」=「消化しやすく、胃に優しい食べ物」
具が入っている温かいスープは、食べたあとも満足感が持続し、身体を内側から温めてくれるため、就寝前にもうれしい料理です。
春雨やフォーは、作ってから時間が経つと、スープを吸水して食感が悪くなるので、スープと春雨・フォーは別々にしておき、食べる直前に鍋で温めて提供すると良いでしょう
さて今回は、夜食におすすめ!「野菜の汁麺」をご紹介します。
たっぷり野菜とフォーの、さっぱりとした食べやすい麺料理。
フォーは、あらかじめぬるま湯で戻してから調理すると、ゆで時間が短縮され、芯が残ることもないですよ。
作ってみて下さいね

先日、中学生のお子さんがいるママ友達とお話をしていたとき、子供に夜食を食べさせるとしたら、タイミングはいつ、何が良いのか?という質問を受けました。
お悩みの内容は、「学校から帰ったあと、塾に行く前に早めの夕食(17時頃)を食べて出かけ、塾が終わって帰宅する21時頃にはお腹が空いてしまう。夜遅くに食べると、翌朝の胃もたれや、太る原因になることが心配。かといって、空腹を我慢して寝ようとしてもなかなか眠れない……」

こういった状況はお子さんだけでなく、夜遅くまで働く大人にも当てはまりますね。
私も、子供たちと早い時間に夕食を食べたときは、22時位にお腹が空いてしまい、何か食べたくなることがあります

対策のひとつは、ちょっと小腹が空いたタイミング(20時頃)に、おにぎりと温かい飲み物(お茶など)を一緒に食べること


手軽に食べられるからと、お菓子類をつまむと、少し食べるだけでは済まず、もっと食べたくなってしまうので、少量で腹持ちの良い穀類がおすすめです


その他、春雨スープやフォーなども良いですね

夜食に適している食べ物は、「食物繊維や脂肪分が少ない物、やわらかくて温かい物、刺激が少ない物」=「消化しやすく、胃に優しい食べ物」

具が入っている温かいスープは、食べたあとも満足感が持続し、身体を内側から温めてくれるため、就寝前にもうれしい料理です。
春雨やフォーは、作ってから時間が経つと、スープを吸水して食感が悪くなるので、スープと春雨・フォーは別々にしておき、食べる直前に鍋で温めて提供すると良いでしょう

さて今回は、夜食におすすめ!「野菜の汁麺」をご紹介します。
たっぷり野菜とフォーの、さっぱりとした食べやすい麺料理。
フォーは、あらかじめぬるま湯で戻してから調理すると、ゆで時間が短縮され、芯が残ることもないですよ。
作ってみて下さいね


こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
先日、韓国南東部に位置する慶尚道(キョンサンド)エリアの中心都市・大邱(テグ)に行ってきました
大邱は、約250万人が住む韓国第4の都市、韓方(韓医学)の街として知られています。
その歴史は古く、1658年当時の王様だった孝宗(ヒョンジョン)に、良質な薬を献上するため、薬令市場(ヤンニョンシジャン)が誕生して発展しました
近年大邱は、韓国旅行好きの方が何度も訪れる場所で、2016年から大邱〜成田間で定期便が飛ぶようになり、ますます人気が加速しています
人気の理由は、首都ソウルをぎゅっとコンパクトにしたような都会で、見所が盛り沢山だからだと思います。
しかし、韓方の街として有名なものの、大邱においしい物は存在しないと言われていました
そんなイメージを払拭しようと、地域料理の発展を願って大邱市と大邱の飲食業界で話し合いを重ね、2006年5月に「大邱の味10選」を選定。それ以降、大邱グルメが注目されるようになりました
10選の中で、私が実際に食べたことがある大邱ならではの料理をご紹介します

豚マクチャン焼き
マクチャンとは直腸のこと。韓国語で「一番最後の腸」という意味です。
もともと牛の直腸もマクチャンと呼ばれますが、大邱では、豚の直腸を指します
お店でマクチャンを注文すると、下処理されただけの物が出てきます。それをはさみで輪切りにして直火の網にのせ、自分たちで焼いて食べるのです。
味付けは味噌がベースの付けだれで、お好みで青唐辛子やネギなどをプラス。
韓国の味噌は、日本の物より濃厚なので風味が楽しめますし、なんと言っても臭みは一切ないので、とても食べやすいです
ぺちゃんこ餃子
見た目は餃子というよりも薄いチヂミです。
餃子の皮で野菜と春雨を包んだ物で、粉唐辛子入りの酢じょうゆに付けて食べます。
見たことがないタイプの餃子だったので、どんな味か想像が難しかったのですが、実際に食べてみると、お肉が入っていない分あっさりしていて、軽食にぴったりだと思いました
チムカルビ
韓国の宮廷料理に「カルビチム」という料理があり、現代でも晴れの席で用いられています。牛肉の骨付きカルビを、ダイコン、ニンジンなどと一緒にコトコト煮込んだしょうゆ味の料理です。
名前は似ていますが、大邱のチムカルビは、牛骨付きカルビとタマネギを甘辛く煮た料理で、見た目は真っ赤
食べ進めると汗が出る
ほど辛く、宮廷料理のカルビチムとは全く違います。辛さの中に旨みがあり、一度食べるとやみつきになります
焼きうどん
焼きうどんと言えば、日本の物だと、しょうゆやソースの味付けを連想しますよね?
大邱の焼きうどんは、中華料理店で提供されるのが一般的で、たっぷりの海鮮から出る旨みと、真っ赤な唐辛子が効いた、何度でも食べたくなる味です。
地元の方は、ランチタイムに食べることが多いそうですよ
大邱は訪れるたびに新たな魅力に出会える街。
ソウル旅行に物足りなくなった方は、一度大邱を回ってみて下さいね。色々楽しめる街ですよ
さて今回は、大邱グルメとしても紹介した「海鮮焼きうどん」をご紹介します。
日本のスーパーで手に入りやすい食材にアレンジしましたが、粉唐辛子だけは、ほど良い辛さできれいな色が出る、韓国産の甘口粉唐辛子を使って下さい。
いつもとは違う焼きうどんをご賞味下さいね

先日、韓国南東部に位置する慶尚道(キョンサンド)エリアの中心都市・大邱(テグ)に行ってきました

大邱は、約250万人が住む韓国第4の都市、韓方(韓医学)の街として知られています。
その歴史は古く、1658年当時の王様だった孝宗(ヒョンジョン)に、良質な薬を献上するため、薬令市場(ヤンニョンシジャン)が誕生して発展しました

近年大邱は、韓国旅行好きの方が何度も訪れる場所で、2016年から大邱〜成田間で定期便が飛ぶようになり、ますます人気が加速しています

人気の理由は、首都ソウルをぎゅっとコンパクトにしたような都会で、見所が盛り沢山だからだと思います。
しかし、韓方の街として有名なものの、大邱においしい物は存在しないと言われていました

そんなイメージを払拭しようと、地域料理の発展を願って大邱市と大邱の飲食業界で話し合いを重ね、2006年5月に「大邱の味10選」を選定。それ以降、大邱グルメが注目されるようになりました

10選の中で、私が実際に食べたことがある大邱ならではの料理をご紹介します



マクチャンとは直腸のこと。韓国語で「一番最後の腸」という意味です。
もともと牛の直腸もマクチャンと呼ばれますが、大邱では、豚の直腸を指します

お店でマクチャンを注文すると、下処理されただけの物が出てきます。それをはさみで輪切りにして直火の網にのせ、自分たちで焼いて食べるのです。
味付けは味噌がベースの付けだれで、お好みで青唐辛子やネギなどをプラス。
韓国の味噌は、日本の物より濃厚なので風味が楽しめますし、なんと言っても臭みは一切ないので、とても食べやすいです


見た目は餃子というよりも薄いチヂミです。
餃子の皮で野菜と春雨を包んだ物で、粉唐辛子入りの酢じょうゆに付けて食べます。
見たことがないタイプの餃子だったので、どんな味か想像が難しかったのですが、実際に食べてみると、お肉が入っていない分あっさりしていて、軽食にぴったりだと思いました


韓国の宮廷料理に「カルビチム」という料理があり、現代でも晴れの席で用いられています。牛肉の骨付きカルビを、ダイコン、ニンジンなどと一緒にコトコト煮込んだしょうゆ味の料理です。
名前は似ていますが、大邱のチムカルビは、牛骨付きカルビとタマネギを甘辛く煮た料理で、見た目は真っ赤

食べ進めると汗が出る



焼きうどんと言えば、日本の物だと、しょうゆやソースの味付けを連想しますよね?
大邱の焼きうどんは、中華料理店で提供されるのが一般的で、たっぷりの海鮮から出る旨みと、真っ赤な唐辛子が効いた、何度でも食べたくなる味です。
地元の方は、ランチタイムに食べることが多いそうですよ

大邱は訪れるたびに新たな魅力に出会える街。
ソウル旅行に物足りなくなった方は、一度大邱を回ってみて下さいね。色々楽しめる街ですよ

さて今回は、大邱グルメとしても紹介した「海鮮焼きうどん」をご紹介します。
日本のスーパーで手に入りやすい食材にアレンジしましたが、粉唐辛子だけは、ほど良い辛さできれいな色が出る、韓国産の甘口粉唐辛子を使って下さい。
いつもとは違う焼きうどんをご賞味下さいね


こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
夏の暑さが落ち着き、冬に入る前のこの時期は、過ごしやすく、色々なことに挑戦しやすい季節でもあります。
スポーツの秋という言葉があるように、スポーツを楽しんでいらっしゃる方も多いことでしょう


そこで今回は、スポーツをする方に向けた理想の献立「栄養フルコース型」の食事についてご紹介します。
「栄養フルコース型」の食事とは、スポーツをする方の食事としてふさわしい献立のモデルで、①主食②主菜③副菜/野菜④果物⑤乳製品の5つをそろえることが基本とされています。
この5つを押さえた食事を摂ることで、身体に必要な5大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル)をバランス良く摂取することができるのです

①主食(炭水化物)
ご飯、パン、麺類、イモ類など。日常生活や運動を行なうエネルギー源となります
②主菜(たんぱく質、脂質)
肉、魚、卵、大豆製品など。強い身体を作る材料です。
③副菜/野菜(ビタミン、ミネラル)
キャベツやレタスなどの淡色野菜、トマトやブロッコリーなどの緑黄色野菜、根菜類、海藻類、きのこ類など。身体のコンディションを整えるために欠かせません。
④果物(ビタミン、炭水化物)
旬の物を中心に、みかんやグレープフルーツなど、ビタミンCが多い物がおすすめ。果汁100%のジュースでも同じような効果が期待できます。
疲労回復、けが予防、風邪予防などのために、1日1回は必ず摂りましょう。
⑤乳製品(たんぱく質、ミネラル)
牛乳、ヨーグルト、チーズなど。強い骨を作るためや、筋肉の動きをスムーズにし、けがを予防するためにも必要です。
①〜⑤の各グループの量や質を調整することで、エネルギー補給、疲労回復、ウェイトコントロールなど、目的別の食事に対応できます
スポーツをする方はもちろん、激しい運動はしない方にも、ぜひ身に付けて頂きたい食事の考え方です
毎食すべてをそろえるのは難しいという場合も、なるべく栄養フルコース型に近づけましょう。
朝食は必ず食べる習慣に変えたり、果物や乳製品を毎日摂ったりするだけでも、栄養バランスはぐんと良くなりますよ
「栄養フルコース」の考え方に慣れてきたら、次は応用編として、その日のスケジュールに合わせた食事を摂るように調整すると、より一層パフォーマンスが向上することを体感できるはずです
例えば、長時間に亘って運動(トレーニング)する日は、エネルギー源となるご飯やパンなどの炭水化物の量を増やすと良いでしょう

一度に食べる食事の量を増やすのが難しい場合は、間食におにぎりやあんパン、バナナなどを食べるのがおすすめです。
また、運動後の食事では、ダメージを受けた筋肉の修復のために、肉や魚などのたんぱく質が多い食品を摂ると効果的です。
最近は、コンビニエンスストアで手に入る食品でも、組み合わせ次第で栄養フルコース型にできますよ
おかずの種類が多い幕の内弁当(主食・主菜)、サラダやおひたし(野菜)、果汁100%ジュースやカットフルーツ(果物)、ヨーグルトや牛乳(乳製品)などの組み合わせ。
幕の内弁当の代わりに、カツ丼や親子丼などを選ぶのもおすすめです
さて今回は、「ささみと彩り野菜の揚げびたし」をご紹介します。
ビタミンA・Cが豊富な野菜と、低脂肪で良質なたんぱく質を多く含む鶏ささみを使った、彩り豊かな一品です。
ご家族で、食事の栄養バランスについて話し合いながら、召し上がってみてはいかがでしょうか。
ぜひ作ってみて下さい

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
夏の暑さが落ち着き、冬に入る前のこの時期は、過ごしやすく、色々なことに挑戦しやすい季節でもあります。
スポーツの秋という言葉があるように、スポーツを楽しんでいらっしゃる方も多いことでしょう



そこで今回は、スポーツをする方に向けた理想の献立「栄養フルコース型」の食事についてご紹介します。
「栄養フルコース型」の食事とは、スポーツをする方の食事としてふさわしい献立のモデルで、①主食②主菜③副菜/野菜④果物⑤乳製品の5つをそろえることが基本とされています。
この5つを押さえた食事を摂ることで、身体に必要な5大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル)をバランス良く摂取することができるのです


①主食(炭水化物)
ご飯、パン、麺類、イモ類など。日常生活や運動を行なうエネルギー源となります

②主菜(たんぱく質、脂質)
肉、魚、卵、大豆製品など。強い身体を作る材料です。
③副菜/野菜(ビタミン、ミネラル)
キャベツやレタスなどの淡色野菜、トマトやブロッコリーなどの緑黄色野菜、根菜類、海藻類、きのこ類など。身体のコンディションを整えるために欠かせません。
④果物(ビタミン、炭水化物)
旬の物を中心に、みかんやグレープフルーツなど、ビタミンCが多い物がおすすめ。果汁100%のジュースでも同じような効果が期待できます。
疲労回復、けが予防、風邪予防などのために、1日1回は必ず摂りましょう。
⑤乳製品(たんぱく質、ミネラル)
牛乳、ヨーグルト、チーズなど。強い骨を作るためや、筋肉の動きをスムーズにし、けがを予防するためにも必要です。
①〜⑤の各グループの量や質を調整することで、エネルギー補給、疲労回復、ウェイトコントロールなど、目的別の食事に対応できます

スポーツをする方はもちろん、激しい運動はしない方にも、ぜひ身に付けて頂きたい食事の考え方です

毎食すべてをそろえるのは難しいという場合も、なるべく栄養フルコース型に近づけましょう。
朝食は必ず食べる習慣に変えたり、果物や乳製品を毎日摂ったりするだけでも、栄養バランスはぐんと良くなりますよ

「栄養フルコース」の考え方に慣れてきたら、次は応用編として、その日のスケジュールに合わせた食事を摂るように調整すると、より一層パフォーマンスが向上することを体感できるはずです

例えば、長時間に亘って運動(トレーニング)する日は、エネルギー源となるご飯やパンなどの炭水化物の量を増やすと良いでしょう


一度に食べる食事の量を増やすのが難しい場合は、間食におにぎりやあんパン、バナナなどを食べるのがおすすめです。
また、運動後の食事では、ダメージを受けた筋肉の修復のために、肉や魚などのたんぱく質が多い食品を摂ると効果的です。
最近は、コンビニエンスストアで手に入る食品でも、組み合わせ次第で栄養フルコース型にできますよ

おかずの種類が多い幕の内弁当(主食・主菜)、サラダやおひたし(野菜)、果汁100%ジュースやカットフルーツ(果物)、ヨーグルトや牛乳(乳製品)などの組み合わせ。
幕の内弁当の代わりに、カツ丼や親子丼などを選ぶのもおすすめです

さて今回は、「ささみと彩り野菜の揚げびたし」をご紹介します。
ビタミンA・Cが豊富な野菜と、低脂肪で良質なたんぱく質を多く含む鶏ささみを使った、彩り豊かな一品です。
ご家族で、食事の栄養バランスについて話し合いながら、召し上がってみてはいかがでしょうか。
ぜひ作ってみて下さい

