こんにちは!
料理家のひろろ こと 竹内ひろみです。
この時期、かなり日中は暖かくなってきましたが、朝、夕方とまだまだひんやりとしますね。
季節の変わり目はどうしても寒暖の差があるので、体調を崩しやすい時期です。
少し油断をすると風邪をひくこともあるので、日頃からの体調管理がとても大切です
早寝、早起きだったり、無理をしないで早めの休養だったり、様々な方法がありますが、そのひとつがやはり毎日の食事ですね
食事のとり方や、とるべき食品に関して、多くの健康法が出回っています。
朝食は絶対に食べた方が良い。
朝はデトックスの時間なので食べなくてもOK。
動物性タンパク質は大切だからとらなくてはいけない。
乳製品や甘い物、肉類はあまりとらない方が良い。etc...
何が正しいのか分からなくなってしまうこともありますが 、ひとつの健康法ばかりに縛られてしまうと、かえってストレスになってしまいます。
個人的には、食のリセットをしながら体調を整える方法が良いと思っています。
と言うのも、いつも健康ばかり気にして食事制限ばかりしていると疲れてしまいますよね?
そして、好きな物を好きなだけ食べていてはやはり身体は悲鳴を上げてしまいます。
少し栄養バランスが崩れたかもしれないと思ったら、食べている物を見直して、野菜中心に戻してみましょう。
また、甘い物や化学調味料が入った味の濃い物もやめてみましょう。
自分なりのリセット法を知っておくこと、食を楽しみながら体調を整えることができますよ。
それでは、本日はそんなリセットに最適なレシピをご紹介します。
『塩麹風味のトマトスープ』は、さっぱりした味わいです。
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
間もなく桜の季節がやってきますね
桜の開花宣言は、毎年気象庁から発表されますが、あらかじめ各地域により、開花を判断する基準が決められています。
5〜6輪咲いた日が「開花日」80%以上つぼみが開くと満開日とされています。
桜は見て楽しむだけではなく、塩漬けにした物を桜湯や桜餅、料理やデザートにして食べて楽しむことができます。
というわけで、本日は『桜の豆知識』についてご紹介します。 『桜の塩漬け』に使われる葉や花は、お花見でおなじみのソメイヨシノなどではありません。
桜の葉の塩漬けにはうぶ毛が少なくやわらかい「大島桜の葉」、桜の花の塩漬けには色や香りが良く、形が美しくしっかりしている「八重桜の花」が使われています。
食用の桜は収穫しやすい背丈で栽培されていることが多く、花が八分咲きの状態で摘み取り、塩と梅酢で漬けこみます。
スーパーなどの店頭に並んでいる状態は、上の画像のように丸くなっていますが、お湯などに浮かべるとパッと花が咲き、ほんのりと上品な桜の香りが立ち込めます。
この香りの正体は、「クマリン」という成分です。
クマリンにはリラックス効果があり、血液を下げる効果や二日酔いの予防効果が期待できます。
ちなみに、食べる桜・・・と言うとサクランボを思い浮かべますが、サクランボはお花見用の桜ではなく、セイヨウミザクラという品種の桜の実です。
見て楽しい食べておいしい・・・
今年の桜の開花日が待ち遠しいですね。
さて、今回は『桜ワインゼリー』のレシピをご紹介します。
ほんのりピンク色のロゼワインのゼリーに桜の花が舞う春らしいデザートです。
ぜひお試しを
こんにちは、料理家の野上優佳子です
以前このブログの中で、パンケーキが流行したきっかけとなったのは、「世界一の朝食」を提供する言われる海外の超有名店の日本上陸、そしてパンケーキの次に流行しているのがフレンチトースト、という話題を書きました。
最近はそれに加えて「アサイボウル」など、どれもちょっと楽しくなる海外スタイルの朝食メニューが人気の昨今。
数年前から流行し、今や定着しつつある朝活
の動きとの相性も良く、朝食ブームは今年も健在
と言ったところですね。
もうひとつ昨年あたりから一気に流行している朝食メニューが、グラノーラをはじめとする「シリアル」です。「シリアル」は、もともとアメリカの菜食主義者であるケロッグという医学博士が生みの親。病人用の食事に端を発していて、古くから健康食品としてとてもなじみ深い物です。
東京・目黒にシリアル専門店が登場したのが2010年。
これまでも市販のグラノーラはありましたが、オーダーメイドで自分だけの物が作れる、というのが大きな違いです。グラノーラとは、全粒の穀物(オーツ麦や玄米など)にハチミツやシロップ、植物油などを混ぜてオーブンで焼いた物にドライフルーツやナッツなどを混ぜた物のことです。
ちなみに、シリアルにはグラノーラの他にも代表的に分けると下記の物があります。 ミューズリー
燕麦など数種類の未精製、未調理の穀類にドライフルーツやナッツなどを混ぜた物。
穀類にシロップやオイルを加えて焼いたりしないのがグラノーラとの違いです。コーンフレーク
これは日本でも古くからおなじみですね。
挽き割りトウモロコシを加熱して薄くつぶし、乾燥させた物です。オートミール
脱穀した燕麦(えんばく)をつぶした物、または粗挽きした物があります。ナッツやドライフルーツと一緒に、自分の好みに合わせてブレンドすれば自宅でも簡単に楽しめますね。
さて今回は、シリアルの中から食物繊維たっぷりのオートミールを使った、朝ご飯におすすめのクイックブレッド『オートミールレーズンブレッド』のレシピをご紹介します。
レーズンも入り栄養満点。
ぜひお試し下さいね。
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
少しずつ温かくなり、草や花が芽を出し・・・いよいよ『春』ですね
『春』という言葉は、歌の歌詞によく登場しますが、食べ物にも『春』と名の付く物が多くあります。
今回は『春と名の付く食べ物の由来』についてご紹介します。
こちらはおなじみの『春雨』です。
春の小雨は、目に見えない程細く降り、その姿に似ていることから『春雨』と名付けられたという説があります。
他にも、春と名の付く食べ物に『春巻』がありますが、『春巻』は、唐の時代に宮廷の料理人「春暁」が考案したため、『春巻』と名付けられたという説や、最初に春が旬の食材を包んで揚げた料理だったことから『春巻』と名付けられたなど諸説がいろいろとあるようです。
中国には、小麦粉の生地を薄くのばして焼いた物に、具材を包んで頂く『春餅(シュンビン)』という料理があり、中国北部を中心に立春のお祝い料理として食されています。
今も昔も、暖かな日差しが降り注ぐ陽気な春は特別な季節なんですね
さて、今回は、春雨がたっぷり入ったボリューム満点の一品『春雨ニラギョウザ』のレシピをご紹介します。
ニラは春になると旬を迎え、やわらかくおいしくなります。
春を楽しめる一品、ぜひお試し下さい