料理家の先生がつづるお料理ブログ

料理家の先生が、レシピや料理の情報について、ブログを連載!毎週更新していきます。
レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」

ナスラックKitchenの「料理ブログ」で日々のお料理を楽しく!
「料理ブログ」では、料理の専門家による料理に関する豆知識や季節の食材などをご紹介しております。
また、ナスラックKitchenには多くの料理レシピを掲載していますので、ブログと合わせてご覧下さいね!

カテゴリ別:食材(全般)

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

韓国で首都ソウルから各地方に向かうとき、高速バスをよく利用します
地方でも大都市の場合は、高速鉄道を利用する方が便利なときもありますが、韓国は比較的国土が狭いため、高速バスでも大きなストレスなく移動できるのです

長距離の移動途中で、必ず訪れるのがサービスエリア。
日本とは似て非なる雰囲気が新鮮で、楽しみのひとつです

各地域の特産品コーナーは、どんな物が売られているのかと興味を引かれ、ついつい覗いてしまいます。
ディスプレイされている洋服は赤、ショッキングピンク、黄色など鮮やかな色の物が並び、韓国らしさが感じられます

ほっと一息ついたり、じっくり食事したい場合は、フードコートへ。
カウンターで料理のチケットを購入して、それぞれのコーナーで注文の品を受け取ります。

フードコートで食べられる料理は

ナムルたっぷりのビビンバ
韓国の国民食である甘味噌のジャージャー麺
海鮮と野菜が入った真っ赤なスープのチャンポン麺
簡単な具材が乗ったインスタントラーメン
デミグラスソースがかかったミルフィーユのようなトンカツ
大人数でシェアできる海苔巻きなど。

そして、どの料理にも必ずキムチが付いています


また、食べ歩きが楽しい軽食もたくさんあります。
韓国ならではの食べ物をいくつかご紹介しましょう

サツマイモスティック
フライドポテトのように、細長く切って揚げたサツマイモのフライです。
手軽につまめるので、子どもから大人まで人気のおやつですyes

もちトウモロコシ
トウモロコシを丸ごと蒸し上げた物ですが、日本でおなじみのスイートコーンとは異なったもちもちとした食感で、甘味が少ないです。
味わったことのない食感にハマリます

クルミ饅頭
鈴の形をしたカステラのような生地の中に、あんとクルミが入っています。
一口サイズで食べやすく、柔らかなあんとカリっとしたクルミの食感が絶妙で、サービスエリアには、必ずと言って良い程置いてある定番のお菓子です。

ポンティギ
米などの穀物でできたポン菓子です。
伝統菓子のひとつで、原料も形も様々ありますが、サービスエリアでよく見かけるのは、お米が原料の直径20cmくらいの平たく丸い形で、ほんのり甘くて懐かしい味わいです。

クルミ饅頭やポンティギは、日本にある韓国系スーパーでも買うことができます。
興味がありましたら、一度召し上がってみて下さいね

串物
焼き鳥や、ハンバーグのように加工されたトッカルビ、タコなどが手軽に食べやすいように、串に刺した物が売られています。
串物で忘れてはいけないのが、ホットバーという練り物揚げ。
日本のさつま揚げのような味わいで、一本でお腹がパンパンになる程の大きさです。

そこで今回は、ホットバーの味わいを楽しめる「さつま揚げ串」をご紹介します。
家庭で作りやすいように、小さめにアレンジしました。
韓国では青唐辛子をよく使うので、甘口青唐辛子を入れて、本場の味に近づけました
万願寺唐辛子やピーマンでも代用できますよ。
ぜひお試し下さい



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でさつま揚げ串のレシピをチェック!

本田 朋美先生

こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。

最近、健康に良い食材として「発酵食品」が見直されていますね
発酵食品とは、微生物などを利用して食材を発酵させた加工食品で、代表的な物にしょうゆ・味噌・納豆・漬物・チーズ・ヨーグルトなどがあります。

発酵食品には、腸内環境を整える働きがあるため、便秘解消や免疫力を高める効果が期待されているのです。
その中でも、最近注目が高まっている「酒粕」「甘酒」についてご紹介します。


mail「酒粕」は、日本酒を製造する過程で「もろみ」を搾ってお酒を抽出したあとに残る白色の固形物です。
酒粕100g中に、約15gのたんぱく質、約5gの不溶性食物繊維、ビタミンB1・B2・B6、パントテン酸などを含み、健康や美容に良い効果があることが分かってきました

たんぱく質は、「レジスタントプロテイン」という消化されにくいたんぱく質で、脂質を吸着して体外に排出する働きがあり、コレステロール値低下や肥満予防などの効果が期待できます。
不溶性食物繊維は便秘の解消にとても効果があり、ビタミン類やパントテン酸は皮膚や爪、髪の細胞などの成長や再生を助けたり、老化を防止する物質の合成を促進したりといった美容効果もあるとされています。


mail「甘酒」は、大きく分けて2種類に分かれます。
酒粕を使って作る物と、米に麹菌を加えて発酵させて作る物です。


酒粕を使って作る甘酒は、酒粕に含まれる栄養素が摂れますが、甘酒と言う割には甘味が乏しく、砂糖などを足して味を調える必要があるため、カロリーの高い物が多いです
酒粕は酒造の工程でできる物なので、もちろんアルコール成分が残っています。
車を運転する方や妊娠中の方、お子様などお酒を飲めない方は控えましょう。


米に麹菌を加えて発酵させて作る甘酒は、ブドウ糖やビタミン類、アミノ酸などの体に必要な栄養素を多く含んでいます。
最近「飲む点滴」と称されて話題になっている甘酒は、こちらの米麹の甘酒です。
夏バテ防止に飲まれていたという古来の作り方と同じで、発酵の段階で自然と甘さが出るため、砂糖は不使用でカロリーも控え目です。
アルコール成分は含まないので、どなたでも飲むことができます

甘酒は市販品が増え、朝食に飲むなど摂る機会が増えているようですが、酒粕は、料理に利用すると言ってももっぱら粕汁にしか使わないというご家庭が多いようです
甘酒も酒粕も栄養価が高く、スーパーなどで1年中手に入りますので、ぜひ様々な調理法で食卓に取り入れてみて下さいね

それでは今回は、酒粕を使ったレシピ「酒粕トースト」をご紹介します。
酒粕をおいしく食べる調理法のひとつです。
カリッとするまで焼けば、アルコール成分は飛ぶのでご安心を。
朝食やおやつ、おつまみにもオススメですよ
ぜひお試し下さい



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で酒粕トーストのレシピをチェック!

吉田 由子先生

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

韓国では、若者を中心に様々な食べ物がブームになり、2016年も、韓国で流行した食べ物がいくつかありました。
11月のブログでご紹介したフルーツボンボン。
コンビニ限定で売られたお菓子のヤクルトグミ。
コールドブリューというブランドのコーヒーなどです。

そして昨年末から今年にかけて、韓国で流行中の食べ物が日本でも話題になっています。
それは、鶏肉や野菜、韓国もちといった具を、真っ赤なピリ辛ソースで炒めてチーズをトッピングした鉄板料理の「チーズタッカルビ」です。

東京のコリアンタウンでは、チーズタッカルビを求める人たちで、お店の前は連日行列ができています


チーズタッカルビの原形は、韓国北東部の江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)の名物郷土料理「タッカルビ」。
春川は、韓国ドラマ「冬のソナタ」の撮影地としても有名になり、日本をはじめ、海外からの観光客で賑わうようになった名所です

中心地の春川明洞(チュンチョンミョンドン)通りには、タッカルビ専門店が多く建ち並び、地元の人や観光客に広く愛されています。

かつて私が春川で食べたタッカルビは、これぞ本場と言いたくなるおいしさでした
各テーブルに鉄板があり、そこにあらかじめ調理したタッカルビが用意されるので、アツアツのまま頂けます。

シメには、残ったタッカルビとご飯を炒めて炒飯に
炒飯には韓国のりを入れるため風味が増して、別腹感覚で食べられます。
心もお腹も幸せな満足感で満たされるのです
 

タッカルビがおいしいことは知っていたので、先日、日本で流行っているチーズタッカルビのお店に行ってきました

こちらでは、鉄板の両脇にタッカルビ、真ん中にシュレッドチーズを乗せた状態で運ばれ、完成前の状態を一度見せてくれます。
それを厨房に戻し、完全に火を通した物を改めてテーブルに持ってきてくれるのですenlightened
チーズがとろとろに溶けたビジュアルと、立ち上るおいしそうな香りに食欲がそそられます

食べ方は、タッカルビとチーズを各自で混ぜ合わせて頂きます。
もともとタッカルビは強い辛味がありますが、チーズのトッピングでまろやかになり、コクが増す味わいに変化しますbroken heart
また、トッポギ(韓国もち)が入っており、食べ応えが十分

最後は火を止めてしばらく置き、溶けたチーズが固くなるのを待ちます
これがまたおつまみ感覚で楽しめ、チーズタッカルビのおいしさをあますことなく堪能できるのです

流行するのも頷ける、クセになるおいしさでした。
ぜひ一度チーズタッカルビを召し上がってみて下さいyes



そこで今回は、チーズタッカルビのお店が近くにない方でも手作りで楽しめるように「チーズタッカルビ」をご紹介します。
ピリ辛のタレと、とろとろに溶けたチーズが混ざり合うおいしさは、食べた人しか分かりません
辛いのが苦手な方でも食べやすい味ですが、さらに辛味を抑えたい場合は、コチュジャンの量を減らし、代わりにケチャップを加えて下さいね。
ぜひお試し下さい



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でチーズタッカルビのレシピをチェック!

本田 朋美先生

こんにちは!料理家の竹内ひろみです。

なんとなく体が重くてだるい、頭がすっきりしないなど、体に違和感を抱くことってありませんか
また、ダイエットしているのになかなか痩せないとか、太りやすい体質だとか、体質を改善したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

体に不調を感じているとき、どのように対応すれば良いか、体質改善と一口に言っても、体質は人それぞれ悩みも違います。
しかし、基本を押さえることで、案外簡単に解決するかもしれませんenlightened

そこで提案するのは、普段の食生活を見直すことです。


食生活を見直すときに心がけて欲しいことは、季節に合った物を季節に応じた調理の仕方で頂くということです

日本には四季があり、気温や湿度が季節によって大きく変化するため、私たちの体調と密接な関係があります。

例えば、寒い冬は体の内側から温める必要があるため、温熱効果のある根菜類や、アツアツの鍋ものがおいしく感じます。
暑い夏は体をクールダウンする必要があるため、水分を多く含む生野菜や、冷たい料理がおいしく感じます

季節に合った料理は、食べるだけで体の調子を整える働きがあるとされています。
体に不調を感じたときは、まず旬の食材を食事に取り入れて、体をリセットすることが大切なのですyes


次に見直して欲しい大切なことは、糖質と脂質の摂り方です。

糖質は、体の中で最もエネルギーに変換しやすい物質です。
特に大脳をはじめとする中枢神経に必要な栄養は、糖質から作られるグルコースという物質のみ。
疲れたときに甘い物を食べたくなるのは、体だけでなく脳が欲しがっているためとも考えられていますbroken heart

しかし、体を動かすエネルギーは脂質から作られる脂肪酸でも補うことができます。
適量の脂質を摂取し、糖質からの栄養に偏り過ぎない食生活にすることが健康維持には欠かせないのです

糖質に偏った食事を続けていると、体は徐々に「糖質燃焼型」と呼ばれる体質に変化します。
糖質燃焼型となった体は、糖質を摂れば摂る程もっと欲しがり、果ては糖質依存(症)を引き起こすと言われています

そうならないためにも、体への吸収率が高い糖質、特に「砂糖を使った食品」や「精製された炭水化物」は控え、適量の脂質を摂るようにすると良いでしょう。

糖質と脂質のバランスを見直すことで「脂質燃焼型」の体質に変化し、脂質をエネルギー源として使う体になりますよ


健康に関する情報は、聞かない日はない程数多く飛び交っています
今回お伝えした「食生活を見直す」ことも、ひとつの方法に過ぎません。
情報に振り回されるだけでなく、少しでも何か始めてみることが大事だと私は思います。
無理なく自分に合った食生活を実践できると良いですね


さて今回は、「豚肉と野菜の蒸し煮鍋」をご紹介します。
旬の食材をたっぷり使ってお鍋を作ります。
普段のお鍋と違うのは、少量の水で食材を蒸し煮にし、旨味を逃さず調理すること
サトイモやカブなど、蒸し煮にすると新たなおいしさに出会えますよ
ぜひお試し下さい。



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で豚肉と野菜の蒸し煮鍋のレシピをチェック!

竹内 ひろみ先生

前へ 料理ブログトップへ戻る 次へ

このページのトップへ

関連施設検索

  • クックドア
  • マーケットピア スーパー
  • 食料品会社検索
  • 製菓衛生士 専門学校検索
  • 調理師 専門学校検索
  • 栄養士 専門学校検索

関連ブログ

  • グルコック
  • グッドショッピング お買物サポートブログ
  • お買物ブログ

お役立ちコンテンツ

  • ナスラックKitchen
  • 動画でレシピチェック
  • 料理de英会話レッスン

グループサイト

  • 東建コーポレーション株式会社
  • ナスラック
  • ハートマークショップ
ナスラックKitchenの「料理家の先生がつづる料理ブログ」は、料理家の先生が料理(レシピ)キッチンに関するお役立ち情報をつづるブログです。
旬の食材を活かしたレシピや、食材の活用法、料理でのおもてなし作法など、料理に関する情報を発信しています。料理家の先生方の個性が織りなす多彩なブログをお楽しみ下さい。
料理好きな方だけでなく、これから料理を頑張りたい方も、ぜひ「料理家の先生がつづる料理ブログ」をご愛読下さい。