こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国ではお酒のおつまみのことを、「按酒(アンジュ)」と言います。
お酒の席に用意される食べ物ですね
韓国には「アンジュを食べなければ、婿の恩恵にあずかれない」ということわざがあり、お酒だけ出してはいけません。
おつまみは、日本と同様にさきイカ、ナッツ、ビーフジャーキーといった乾物もありますが、お酒の種類によっては合うとされる料理があります
▲スルメでバラをあしらったおつまみ。マッコリ
マッコリの味が甘めなので、油で焼いた物や、辛めの料理がおすすめ
チヂミ、ジョン(食材に小麦粉と卵液をまぶし油で焼いた物)、豆腐キムチ、イカのコチュジャン炒めた物が王道です。
ビール
フライドチキン、ソーセージなどの肉類がポピュラーです。
韓国には「チメクしよう!」という造語があります。
チは「チキン」の略、メクは韓国語の「メクチュ(ビール)
」の略です。
また、二次会でビール専門の居酒屋に行くと、ビールのおつまみとしてフルーツの盛り合わせや野菜サラダだけを頼むことも
韓国ではごくごく普通のことです。
焼酎
韓国でお酒と言えば、焼酎を飲むことが多く、どんな料理にも合うと言われていますが、ゆで豚のポッサムや、豚足が特におすすめです
どちらの料理も脂っこさがなく、焼酎の味を引き立てるとか
韓国料理店で飲食する機会がありましたら、今後はお酒の種類を意識しながらアンジュを選んでみて下さいね
さて、今日のレシピは、マッコリに合う「海鮮ネギチヂミ」です。
辛くないので、お子さまも一緒に召し上がれますよ
こんにちは!
料理家の吉田由子です。
先日、美容院で髪の毛をカットしてもらっていたときのこと。。。
隣に座っていたお客さんと美容師さんが世間話をされていました。
何気なく聞こえてくる会話に耳を傾けていると・・・
「歳を重ねると、女性ホルモンの分泌が減るから食事に気を付けないと・・・。」
から始まって、
「女性用保健薬って一度に何錠も飲まないといけない物があって、この間薬がのどに詰まって焦った!」というオチまで(笑)
失礼ながらオチの部分で吹き出しそうになってしまいましたが、女性にとっては切実です
女性ホルモンと言えば、イソフラボンが注目されていますよね。イソフラボンとは、ポリフェノールの一種です。
イソフラボンの化学構造が、エストロゲンという女性ホルモンの化学構造に似ていることから、植物性エストロゲンとも言われています。
イソフラボンは、主に大豆、豆腐、豆乳、きな粉、納豆、油揚げ、味噌などの大豆製品に多く含まれます。最近では、サプリメントによる過剰摂取のために、ホルモンバランスが崩れたり、胃腸障害を起こしたりする可能性があることが指摘されており、問題視されています。
サプリメントは過剰摂取になりやすいので、イソフラボンは毎日の食事から自然な形で摂るのがおすすめです。
私はなるべく毎日納豆を食べるようにしていますが、気温が高くなってくると、においが気になってどうも箸が進みません
そこで、夏場は『豆乳』を飲むようにしています。 『豆乳』は、イソフラボンはもちろん、良質のたんぱく質、ビタミンB群、E、カルシウム、カリウムも豊富に含んでいます。
また、注目すべきはサポニンという成分です。
サポニンは、抗酸化作用があるためアンチエイジング効果が期待できます。
また、血液中の余分な中性脂肪やコレステロールを流し、肥満の予防に効果があります。ただし、くれぐれも飲みすぎにはご注意を
豆乳の1日の目安量は200〜400cc(コップ1〜2杯程度)です。
さて、今回は『黒ゴマと豆乳のアイスクリーム』をご紹介致します。
黒ゴマには、セサミンという抗酸化作用のある成分が含まれているため、アンチエイジング効果抜群
おいしく食べて女子力アップしちゃいましょう
こんにちは!
料理家のひろろ こと 竹内ひろみです。
お料理をおいしくするコツやポイントっていろいろあると思うのですが、そのひとつが時間ではないでしょうか?
シャキシャキ感を残すために、手早く炒める。
おいしさをより引き出すためにじっくり時間をかけて煮込む。
火を通しすぎると固くなる食材は適度な時間で火を止める。
・・・などなど料理のできは、時間に左右されることが本当に多いですよね
その中でも待つ時間はとても大切なんです
それは、「料理のできを待つ時間」のことではなく、調理中に手を止める時間のこと。
特に料理の旨みのベースとなるタマネギやネギなどの野菜を炒めるとき、ずっとヘラを動かす必要がないのです。
というのも油が野菜全体にまわってくると野菜(タマネギなど)から水分が出てきて、放っておいてもしんなりとしてきます。
もちろん、全く放っておくのではなく、全体を返したらしばらくそのままおきます。そして焦げ付く前にまた返します・・・
このようにゆっくりと炒めていくと、タマネギの旨みがじんわりと引き出され、よりおいしくなるのです。
ヘラでしつこく炒め混ぜるよりも短時間でしんなりとしますよ
特にオニオングラタンスープなどを作るとき、タマネギを飴色になるまで炒めたいと思いませんか?
そういうときこそ、弱火でじっくり自然に炒めるほうが早く飴色になるんです
この調理方法なら、手を放している間に他の食材を切ったり、洗い物をしたりすることができます。
ちょっとしたスキマ時間を利用して他のことができるので、時短にもつながり、効率よく料理を仕上げることができるのでおすすめです
さて、本日ご紹介するレシピはそんなタマネギの旨みをベースにした洋風なフィンガーフード「ナスと野菜のオープンサンド」です
こんにちは!
料理家の吉田由子です。
先日、三重県にある農場直営のバイキングレストランに行ってきました
このレストランは、野菜中心のメニューで、手作りのハムやパンなどが食べ放題なのですが、特に野菜が新鮮でおいしいんです
野菜コーナーには、トマト、ナス、キュウリ、ニンジンなどと一緒に様々な種類の葉野菜が並んでいるのですが、なじみのない物もあって、「これ何の野菜かな〜???」「よく分からないけど食べてみよう!」などと言いながらお皿に盛っている方がいらっしゃいました。
「それ、全部レタスの仲間ですよ〜^^」と心の中でつぶやく私。。。
という訳で、今回は『レタス』の豆知識についてご紹介します。『レタス』には、様々な品種があります。
写真のレタスは、最も一般的な葉がくるりと丸く結球する「結球レタス」です。
結球しないサニーレタス・グリーンカール・フリルレタスなどは「葉レタス」と呼ばれます。
「葉レタス」は、大きな葉の先がひらひらとしていたり、ちりめん状になっていたりするのが特徴です。バイキングの野菜コーナーに並んでいた謎の野菜の正体は、この「葉レタス」の一種だったんです。
『レタス』の栄養価は、約95%が水分で、わずかにビタミンA、B1、C、E、鉄分、カリウムを含んでいます。
皆さんは、レタスの外側の緑色の部分、捨てていませんか?
実は、この外側の部分にビタミンAが多く含まれています。
少し固いので、サラダなどには不向きですが、加熱するとおいしく食べることができますよ。レタスは、包丁などの金気を嫌い、包丁で切ってしまうとレタスの断面が褐色に変化して、味が落ちてしまいます。
お料理の際は、手でちぎって使うようにしましょう。
さて今回は、『エビとレタスのエスニックチャーハン』をご紹介致します。
エビのぷりっとした食感と、レタスのシャキシャキとした食感がおいしい、夏にぴったりのレシピです。
ぜひお試し下さいね