2013年5月の記事
こんにちは、
料理家の野上優佳子です。
初夏のまぶしい光がとても気持ち良い季節になりました
でも…
紫外線がとてもコワイ!
紫外線と一口に言っても、その種類はABCの3つがあると言われます。UVA(A紫外線)は1年を通じて地上に届き、最も強いのが今の5月から6月なんだそうです。
UVAは地上に届く紫外線の90%以上を占めています。
照射量が多く、コラーゲンやヒアルロン酸などに損傷を与え、お肌のシミやシワを増やす原因だと言われることもしばしば…
その一方で紫外線は、人間の体のビタミンD生成を促す働きもあります。
ビタミンDはカルシウムが腸から吸収される際に必要な物質で、骨を丈夫にする役割を果たしてくれるんですね。
適度な日光浴と運動は、骨を作る大事な要素と言われています。
また、お肌の紫外線対策には、様々な日よけグッズや美容品がありますが、
体の内側からケアすることも大切
抗酸化作用のあるビタミンAやC、E、ベータカロテンなどが挙げられます。
ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜や、アーモンドやピーナッツ、赤パプリカなど、様々な食材をバランスよく、おいしく頂いて、ぜひ美容と健康に役立てて下さいね
さて今回は、ビタミンAやカロテンがとても豊富なニンジンをたっぷり使った「ニンジンブレッド」をご紹介します。
自然の甘みと優しい色合いで、ニンジン嫌いのお子さんにも気に入って頂けるレシピですぜひお試し下さいね。
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
和食の煮物や汁物のベースと言えば、かつおぶし、昆布、煮干しで取ったダシが多くを占めますよね
韓国の場合、昆布や煮干し以外に、メイン材料から出る旨味を活かした料理が豊富です。
中でも牛肉をコトコトと煮出して作るスープは、よく使われます。
これを「肉水(ユクス)」と言います
さっぱりとした旨味とコクがあり、スープで使用した肉も味付けをして、最後まで食べきるのが韓国流
無駄がないんですね。
韓国料理と言うと焼肉が真っ先に思い浮かぶことでしょう。
実際、韓国人は日本人よりも肉の摂取量が多いと思います。
古代は狩猟で食生活を支えていましたが、三国時代には馬、牛、豚、鶏などを飼育
交通手段として利用し、家畜の皮で服を作って寒さをしのぎ、食料にしました。
しかし、高麗時代は仏教の影響で肉食が禁止により、菜食中心となった食生活に。
その後、モンゴルから「牛肉を煮込んだスープ」が高麗時代後期に入り、改めて肉食中心に移行したと言われています
さて、肉水(ユクス)で代表的な料理と言えば「冷麺」。
トンチミという水キムチの汁と肉水(ユクス)を合わせて味付けした物が、冷麺のスープになります。
適度な酸味のある水キムチの汁は、肉水(ユクス)との相性バッチリ
麺を作るのは難しいですが、冷麺スープは手作りできるんですよ。
機会があったら、作り方を改めて取り上げたいと思います。
本日は肉水(ユクス)を使った「牛肉とダイコンのスープ」をご紹介致します
化学調味料を一切使用していないスープなので、肉本来のおいしさを味わって下さいね。
こんにちは!
料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
餃子やシュウマイなどを作る際、具と皮の割合が合わず、皮が余ってしまうってことありませんか?
使いきれず、たくさん余ってしまったときは、冷凍がおすすめです。
その際、束で冷凍してしまうと解凍するときに必要な分の解凍がむずかしいので
ひと束5枚程にまとめ、オーブンシートを間に挟んで次の5枚の束・・・というように小分けにして冷凍しておくと、少しずつ使えるので便利ですよ
5枚から6枚などちょっと余ってしまったときは、お料理に応用しましょう
そのひとつが素揚げにする方法です。
半分程度に切り、180℃に温めた油で きつね色になるまで揚げます。
そのままでもおいしいですが、ちょっとハーブソルトをふったり、シナモンシュガーをふったりすると簡単なスナックになりますし、揚げた皮をくだいてサラダのトッピングにしても
アイスクリームやクリームチーズに添えるビスケットの代用としても使えるので、余ってしまって使い道がないときのおいしい活用方法です
揚げるといっても、生地が薄いので、油の量はそんなに多くなくても大丈夫です
また、サッとゆがいて付いている粉を落とし、中華スープなどのスープ類の具として加えてもとろりんとした食感が美味 です。
皮ではなく、具が余ってしまった場合は、卵と一緒に和風オムレツにしたり、もやしと炒めたりなど、他の食材と合わせて調理してしまいましょう
さて、本日は「豆腐とエビの揚げ餃子」をご紹介致します。
エビと豆腐の具に大葉を加え、餃子の皮で包んでかりっと揚げたおそうざいです。
こんにちは!
料理家の吉田由子です。
先日、ある料理家さんのブログを拝見していたところ、
カニ風味かまぼこを日本で初めて販売された企業様のイベントの様子が紹介されていました。
イベントの中で紹介されていたお料理があまりにもおいしそう で
しかも紹介されていたカニ風味かまぼこ は、見た目が本当にカニのようでビックリ
中には、かに酢がついている商品もありちょっぴり贅沢気分が味わえる物も
実は、カニ風味かまぼこは添加物が多いというイメージがあり、赤い色も不自然な気がしてあまり良い印象を持っていませんでした。
ですが、最近は野菜から抽出した色素を使った物や、保存料を使っていない物も多く出回っている ことを知り、それ以来カニ風味かまぼこを使ったお料理をいろいろ試しています。
今回のブログは、手軽に使えて便利な『カニ風味かまぼこ』の豆知識をご紹介したいと思います。かに風味かまぼこの原料は、主にスケトウダラやイトヨリダイの冷凍すり身が50%〜70%を占めています。
その他に、でんぷんや調味料などを練り合わせて製造されています。
栄養的には、低カロリーで消化の良いたんぱく質を多く含んでいます。かに風味かまぼこは、インスタントラーメン、レトルトパウチカレーと並んで、日本での戦後食3大発明のひとつとされています。
お安く手に入り、ちょっと贅沢気分が味わえる『カニ風味かまぼこ』を食卓に取り入れてみませんか
本日は 「ブロッコリーの和風カニカマあんかけ 」 をご紹介します。