こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国には、ひとつの料理を専門的に扱うお店が、ひとつのエリアに密集し、グルメ横丁を形成しています
例えば、ソウルの東大門(トンデムン)には、タッカンマリという鶏一羽の鍋料理の店がずらっと軒を連ねているんですね。
面白いことに、ほとんどのお店がお客さんを呼び込むために、自分の所が「元祖」だと看板を掲げています
なぜこのような現象が起こるのでしょう?
それは、1店舗が成功すると他の人たちが追随して、同じエリアに同じメニューのお店を構えるからです。
結果、グルメ横丁が誕生しました
では、タッカンマリ横丁の他に、ソウルで有名なエリアと料理をご紹介致しましょう。
武橋洞(ムギョドン) タコ炒め(ナクチ)
新沙洞(シンサドン) ワタリガニのしょうゆ漬け(カンジャンケジャン)
奨忠洞(チャンチュンドン) 豚足(チョッパル)
新堂洞(シンダンドン) 餅炒め(トッポッキ)
麻浦(マポ) テジカルビ&味付け焼肉(チュムルロク)
上記以外にも、まだまだあります。
ただ、グルメ横丁に行っても、どのお店に入ればいいのか迷いますよね?
もし行列ができているお店があったら、ぜひそこに並んでみて下さい
韓国の方は、よほどのことがない限り並びませんので、行列は評判が良いという意味です。
また、直感を信じて入ってみるのもいいかもしれませんね
さて、今日お届けするレシピは、豚肉の甘辛炒め(テジチュムルロク)。
お家でもグルメ横丁の味が楽しめます。
こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
寒い冬、到来です
身体は季節の変化と密接に関係をしていて、この時期、身体は寒さに身を縮めることが多くなり、エネルギーの発散を抑え、栄養を内側に溜め込もうとします。
新陳代謝も悪くなるため、血液の流れの滞りから、末端冷え性になりやすくなるのです
身体が冷えていると免疫力が低下して抵抗力がなくなり、風邪をひきやすい身体になってしまいます。
風邪予防にも、身体が冷えていない方が良いのです。
そこで、大切なのが身体の内側から冷えを予防すること。
身体を温める作用のある食材や調理方法を用いて、体内の血液のめぐりを良くし、冷えを内側から予防することが重要です。
身体が冷えているときに即効性のある食べ物は、ドリンク類や味噌汁、スープといった温かい汁物
紅茶にショウガのスライスを加えたり、お味噌汁にたっぷりのネギを加えたり、いつもの飲み物や汁物に、身体を温める食材をプラスすると、より効果的です
また、身体の源となるタンパク源に、ネギ・ニラ・ニンニクといった身体を温める食材を組み合わせることも、とても大切です
しっかり食べて、元気に寒い冬を乗り切りましょう!
こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
さて、皆様はお正月にお餅を食べられましたか?
私はお餅と言えば、きな粉をまぶした「きな粉餅」が一番好きなので、
毎年年末には、きな粉をたくさん買い込みます。
お餅にまぶす「きな粉と砂糖の割合の黄金比」は、きな粉:砂糖=2:1。
これに、塩少々を加えればOK!
我が家では、きな粉・砂糖・塩を、密封できる蓋付きのプラスチック容器に入れ、シャカシャカ振って混ぜ合わせています。
この方法だと、砂糖に少し塊が混ざっていても、まんべんなく合わせることができます。
また、余った場合はそのまま蓋をして、冷蔵庫で保存できるので便利なんです♪
はりきって用意した「きな粉」ですが、お餅を食べる時期が過ぎると余ってしまいがち
そんなときは、黄金比で混ぜ合わせたきな粉を、牛乳200mlに対し大さじ1程度加えてよく混ぜ合わせた「きな粉牛乳」にして飲むと便秘解消にとても効果があります。
他にも、プレーンヨーグルトに混ぜても意外においしいです
余ったきな粉がたくさんあるときは、「きな粉のアイスボックスクッキー」がオススメです。
香ばしくてヘルシーなクッキーですので、ぜひお試し下さい
こんにちは。料理家の野上優佳子です
遅ればせながら、本年も宜しくお願い申し上げます。
皆様に楽しみながら役立てて頂ける、情報やレシピをお届けできたらと思っています。
今日、1月11日は鏡開きですね。
鏡開きとは、神に供えた正月飾りの鏡もちをおろして、雑煮や汁粉などにして食べる風習のこと。
鏡は日用品のみならず、古代から神事に用いられる祭祀用具であるため、神の宿るところとされてきました。
新しい年神を迎える行事である正月、その神宿る鏡を象った丸いもちを、年神のご神体として飾ったのが鏡もちだと言われます。
元々鏡開きは正月20日だったもので、正月祝い、いわゆる松の内の終わりの日に行なわれる祝賀儀礼のひとつでしたが、江戸時代に2代将軍の命日と重なることで忌日とされ、以後11日に定められました。
武家では具足開き(甲冑などに供えた具足もちをおろす)をし、商家では蔵開きをし、どちらも刃物で切るのは不吉だと、手や槌で割って食べるのが習わし。
それが、今も続いているという訳です。
ちなみに、このもちを凍みもち(氷もちとも)にして、その年の旧暦6月1日「氷の朔日(こおりのついたち)」に、歯固めや厄よけの意味を持って食べる風習も全国各地にあります。
昔と違い、今の住宅は通年温かいので、鏡もちの特に上下で接している面にカビが付いてしまうのが困り物ですが、最近はそれを防ぐワサビの抗菌作用を活かした専用シートなども販売されているようです。
ご利益のある鏡もち、おいしく頂きたいですね
ちなみに我が家は毎年、かきもちと雑煮の両方で頂いています。
さて今回は、お正月に残ったおもちを、おいしく食べるアイディアをご紹介。
ゆであずきと抹茶の組み合わせは、文句なしの好相性です。ぜひお試し下さいね