こんにちは、料理家の野上優佳子です
クリスマスシーズンになり、持ち寄りでホームパーティーという機会も多くなりますね
仕事も家事も大忙しの時期ですが、やっぱりなんだか心が弾みます
先日スウェーデン料理を食べにいった帰り、雑貨を眺めていて「これは!」と思って買ってきたのが、ボトルクーラー。
クーラーと言っても、大型のワインセラーなどではなく、1本を保冷する超お手軽グッズです。
写真に写っているネイビーと白の物で、コットンとセルロースのナチュラル素材。
水に濡らしてしぼって、ワインにかぶせておくだけでOK。
場所も取らず、客人が持ってきてくれたワインを冷蔵庫に入れるスペースがない!というときや、ワインクーラーの氷がなかったときにも安心
冷やしておいたワインをテーブルに出しておいたら、気付いたときには水滴でいっぱいに、なんてことも防げます。
素材は、天然素材100%で処分のときには燃えるゴミに出せ、土に埋めると地球に帰るというのは、さすがエコロジー大国スウェーデンならでは!
こういうキッチン雑貨との出会いは、いつもとてもうれしいものですね
さて今回は、このスウェーデンのクリスマス料理のひとつ「ユール・シンカ」をアレンジしたオーブン料理をご紹介します。
ユール・シンカは豚のハムをマスタードソースとパン粉をまぶして焼くのですが、今回は豚肉のブロックをハーブとスパイスで下ゆでしてから焼きます。
ジューシーで豊かな味わいを、ぜひお試し下さい
こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
先日、息子が持って帰ってきた保健だよりの裏面のタイトルが「きちんと噛んで食べましょう」でした。
「噛むことは大切」と分かっていても、なかなか「よく噛んで食べること」が、できていない方も多いのではないでしょうか?
私も、ついつい噛むことを忘れ、なんだか作っている時間のほうが長かったなんてこともあります
何か物足りないような、不満足な結果に陥ることも・・・。
やっぱり、よく噛んで、味わって食べるだけで、食後の満足感が全然違いますよね
「噛む」ことの効用は、満腹感をしっかりと味わえるので、食べ過ぎの予防になる他、口の中の唾液の作用で第一消化になるため、しっかり咀嚼すると胃腸への負担が少なくなります。
また「噛む」という運動は、あごの発達を促す他、脳細胞の働きも活発にするので、小さな頃から「よく噛んで食べる癖」は大切な習慣なのですね
昨今、塩分の過剰摂取から、薄味が良いとされていますが、よく噛むと薄味でも食べ物本来の味が分かるので、濃い味付けにしなくてもおいしく頂けます。
よく噛んで食べるポイントは、調理の工夫と食べ方を意識することです。
おかずを何品か作る際、根菜類などの硬い物を混ぜ合わせたり、少し大きめに切るなど、「噛む」ことを意識した料理を加えましょう。
食事の際は、一口、食べ物を口に運んだら、「噛む」ことを意識して箸を置いてみたり、食べ物の味をよく味わおうと意識を味に向けるなど、ちょっとした工夫で「噛む」習慣が定着します
本日のレシピは、「噛む」ことでより一層おいしさを味わえる「蒸し煮ゴボウのかりっと揚げ」をご紹介します。
こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
料理の仕事をしていると言うと、「誕生日やクリスマスなどの行事には、どんなごちそうを作るの?」とよく聞かれます。
ですが、幼稚園児と小学生の子供を3人抱え、幼稚園や習いごとの送迎、毎日の家事、合間をぬって仕事・・・という日々。
特にここ数年のクリスマスは、年末年始前ということもあり、いろいろな用事に追われて、てんやわんやというのが現実なんです
そんな忙しいときは、手はかけられなくてもお祝いする心は伝わるよう、テーブルの演出を心がけるようにしています。
「テーブルクロス」は、さっとかけるだけでいつものテーブルが違う雰囲気に変わるので、いろいろな色を揃えておくと便利です。
お正月には、赤や黒、白のテーブルクロス
春には、淡いパステルカラーのテーブルクロス
夏には、ブルーや白などの爽やかなテーブルクロス
秋には、木の実や紅葉をイメージした茶色やワイン色などのテーブルクロス
クリスマスシーズンには、緑や赤、白などのテーブルクロスやランチョンマットをベースに、ゴールドやシルバーなどの小物を添えるとクリスマスらしいテーブルに仕上がります
さて、今回はクリスマスのツリーに見立てた「簡単クロカンブッシュ」をご紹介します。
市販品のプチシューを使うので、時間のない方でも大丈夫!
皆様、良いクリスマスをお過ごし下さい
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国旅行の際に、水産市場に行かれた経験はございますか?
ソウルで有名な所ですと、鷺梁津(のりゃんじん)水産市場が挙げられます。
水産市場に入ると潮の香りが漂い、市場で働く人たちの活気溢れる声が耳に入ります。
そして、豊富な海の幸が目に飛び込んでくるので、その光景に圧倒。
日本で馴染みのない韓国特有の魚介もあるので、ひとつひとつ見ているとテンションが上がります
水産市場で活きの良い魚を買ってさばいてもらい、食事スペースでの飲食が可能です。
とは言え、旅行者にこのスタイルはちょっと敷居が高いので、水産市場の食堂に行くことをおすすめ致します。
食堂では、魚を一匹ベースで注文して下さい
そうすると、ビックリする程、数多くのおかずが並び、注文した魚のお刺身が出てきます。
お好みで、わさびしょうゆやチョジャン(お酢ベースのコチュジャンソース)で召し上がって下さい。
サンチュやエゴマの葉なども一緒に出てきますので、焼肉のように葉物にお刺身をのせて食べても良いですね
お刺身を食べ終えたら、お店の方がアラで鍋を作ってくれます。
余すところなく、最後まで食べ切るスタイルは韓国流。
この鍋はメウンタンと言って、唐辛子の効いたスープになります。
アラの他に、セリやもやしなどの野菜も入り、とてもヘルシー
お店に頼めば、辛くない鍋も用意してくれます。
韓国旅行の機会がありましたら、現地の水産市場で食べる醍醐味を味わってみて下さい。
今日のレシピは海鮮つながりで、「カキの和え物」をご紹介致します。
韓国のカキは日本の物よりも小粒なので、スーパーで大きい物と小さい物がありましたら、小さい方を選んで下さいね。