料理家の先生がつづるお料理ブログ

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また、ナスラックKitchenには多くの料理レシピを掲載していますので、ブログと合わせてご覧下さいね!

こんにちは、料理家の野上優佳子です。
朝夕の冷え込みが厳しくなりました絵文字:ふらふら


すっかり冬の気配ですね。
温かい汁物が恋しい季節です絵文字:どんぶり


今日は、私たちにとても身近な食材「小麦粉」のお話。


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常備してある食材は、各ご家庭様々だと思いますが、その中でも小麦粉は、必ずと言って良い程、どこのお宅にもあるものではないでしょうか?


麦は世界三大穀物のひとつで、生産量も最上位を争う穀物です。

歴史は大変古く、古代エジプトの壁画や、聖書の中でも存在を確かめることができます。


その分布は世界中に広がっていて、欧米のパン、西アジアのチャパティやナン、中国ではマントウをはじめとする餅(ピン)類、日本はうどんと、発酵または無発酵を合わせ加工形態もとても豊か。


中国から伝来し、日本でも弥生時代には栽培が始まったとされる小麦。


加工によって長期保存が容易で、米に比べて乾燥や寒さに強いため、国内でも稲作栽培が難しい地域では栽培が盛んです。

同じく、まんじゅうやうどん類など、小麦を使った郷土料理が数多くあります。


風変わりな名前のものを例に少し挙げてみると、
絵文字:かわいい岩手「ひっつみ」
絵文字:かわいい栃木「耳うどん」
絵文字:かわいい埼玉「いがまんじゅう」
絵文字:かわいい群馬「おきりこみ」
絵文字:かわいい神奈川「へらへら団子」
絵文字:かわいい山梨「ほうとう」
絵文字:かわいい熊本「いきなり団子」
絵文字:かわいい大分「やせうま」
・・・など。


郷土の言葉と食、そして農作物がとても親密につながって、今も郷土料理として息づいている様子は、本当に興味深いものです。


さて今回は、その中から岩手県の「ひっつみ」をご紹介します。


すいとんのようなもので、寒いこの季節にぴったり絵文字:複数ハート
身体が温まる野菜たっぷりの汁物です。ぜひお試し下さい絵文字:音符



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でひっつみのレシピをチェック!

野上 優佳子先生

こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。


1日の仕事が終わり、ほっと一息ついたとき、なんだか欲しくなるのが温かいお茶絵文字:ほっとした顔


番茶や緑茶に加え、我が家に常に常備してあるのが紅茶です絵文字:喫茶店


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その日の気分によって、ミルクで煮出してスパイスミックスを加えてチャイにしたり、ショウガを効かせてジンジャーティーにしたり、私の密かな楽しみのひとつです絵文字:音符


紅茶の葉の種類は豊富で、茶葉の状態から、形や細さ、大きさなどに違いがあり、実際に淹れてみると味、香り、色ともにその違いは明らかです。


特に、いくつかの茶葉を調合して作るブレンド茶は、各ブランドによって特徴があり、それぞれ味わいが違うとか。お好みのブランドを見付けるのも楽しいですね絵文字:笑顔


おいしい紅茶を淹れるためには、ゴールデンルールが存在します。
自宅でも、少し気を付けて淹れるだけで、おいしさがUPします絵文字:ピカピカ


まずは、ティーポットを温めておきましょう
紅茶の浸出には、100℃に沸騰させたお湯を使いますが、せっかく熱々の湯を注いでも、ティーポットが冷たいと、お湯が冷めてしまいます絵文字:悲しい


次に大切なのが紅茶の量
カップ1杯につき、3g(茶さじ1杯)が目安とされています。
3gってどのくらいか、一度量っておくと良いですね!
目安が分かると、量のブレがなくなり、いつでも同じおいしさで紅茶を淹れることができます。


そして熱々の湯を注いだら、タイマーをセット絵文字:砂時計
紅茶の浸出時間は、だいたい3分程度です。
ただし、大きな葉よりも細かい茶葉のほうが濃いめに出るので、3〜5分の間で微調整しましょう。


入れ残った紅茶は、そのままにしておくと茶葉からタンニンという成分がでて渋くなるので、別のポットに移して、保温カバーをかけておきます。


紅茶はそのまま頂くだけでなく、お料理やお菓子にも応用が効きます。
本日は、紅茶を使ったクッキーのレシピをご紹介します絵文字:ムード



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で紅茶クッキーのレシピをチェック!

竹内 ひろみ先生

こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。


寒さが厳しい日が続きますが、皆様風邪などひかれていませんか?
さて、今年の12月21日は冬至です。

冬至は、北半球では1年のうちで一番太陽の高さが低くなりますので、昼が一番短く、夜が一番長くなります絵文字:夜


日本では、冬至と言えば、「ゆず湯」に入って無病息災を祈るという習慣がありますね絵文字:ほっとした顔

では、どうして「ゆず湯」なのでしょうか?


絵文字:1ゆず(ゆず)を「融通(ゆうずう)」とかけ、融通がききますようにという意味。


絵文字:2冬至(とうじ)=「退治(たいじ)」とかけ、病気などを退治してくれますようにという意味。


以上、2つの意味が由来だそうです。
なんだか、ダジャレみたいですが・・・絵文字:冷や汗


実は、「ゆず」をお湯にいれるのは、とても理にかなっているんです。
「ゆず」の皮には、リモネンやシトラール・ピネンという芳香成分が含まれています。


これらの芳香成分は、新陳代謝を活発にし、血行を促進し、身体を温めてくれますので、風邪の予防や冷え症、腰痛、神経痛を和らげる効果があります。

また、リラックス効果がありますので、ストレスの解消にも効果的です。

ビタミンCやクエン酸も豊富に含まれていますので、肌の角質を保護し、うるおいを保ってくれる効果もあります。


もちろん、お湯に入れるだけではなく、ゆずは食べてもうれしい効果が絵文字:ひらめき

ゆずには、ビタミンC・ビタミンP・クエン酸・食物繊維の一種であるペクチンが豊富に含まれています。

ご家庭で、手軽にゆずの香りを楽しむなら「ゆず茶」がおすすめ絵文字:ウインク


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お湯に溶かして飲んだり、ヨーグルトに入れたりするのが一般的ですが、今回は、フライパンで簡単に作れる「ゆず茶入りヨーグルト蒸しパン」をご紹介します絵文字:ピカピカ


少し酸味のあるもちもちの生地に、ふわっとゆずの香りが立ち込めるほっこりおいしい蒸しパンです。

今年の冬至は、ぜひゆずの香りを満喫して下さいね絵文字:音符



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でゆず茶入りヨーグルト蒸しパンのレシピをチェック!

吉田 由子先生

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。


焼肉屋での食事のシメに、冷麺またはクッパを召し上がる方も多いのでは?


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日本では「クッパ」という名前で浸透していますが、韓国語に近い発音ですと「クッパプ」です。


「クッ」はスープ、「パプ」はご飯を意味します。
ご存じの通り、ご飯とスープが合わさった一品です。


韓国のスープは、ご飯を混ぜて食べることが前提になっています絵文字:うまい!


唐辛子の入った辛口のスープでも、しょうゆ味や味噌味でも、クッパという食べ方が自然に行なわれています。


いつ頃からクッパは存在したのでしょう?


19世紀の料理書に、クッパの具体的な説明が登場しました。


この中で紹介されていたジャンクッパは「しょうゆで煮た脂っこい肉のスープを、ご飯の上にかける」だったそうです。


とは言え、クッパの歴史は、ずっと以前にさかのぼると思われます絵文字:ひらめき


このような食べ方が、なぜ生まれたのでしょうか?


それは、大家族で少量の牛肉を分けて食べるためには、スープに仕立てて、ご飯を混ぜるしかなかったこと。


外部からの侵略が多かったために、短い時間で食べるにはクッパが適していたことが挙げられます。


発祥に関しては暗い背景ですが、ご飯、肉や海鮮、野菜、ゴマなどが入ったクッパは、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素が、一品で満遍なく栄養が摂れる点が魅力的絵文字:複数ハート


忙しいお母さんにとって、便利でありがたい料理ですよね絵文字:音符
短い時間で作ることができ、家族のために栄養たっぷりの一品になります。


本日ご紹介するレシピは、白菜キムチを使った「キムチクッパ」


唐辛子の辛みで身体がポカポカしてきますので、これからの季節にはピッタリですよ絵文字:上向き矢印



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本田 朋美先生

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