こんにちは、料理家の野上優佳子です。
八百屋さんや魚屋さんに、秋の食材がずらりと並ぶようになりました。
どれもとてもおいしそうで、目移りしてしまいますね!
お弁当のおかずやおにぎりの具など、1年中見かけるサケ。
「アキアジ」とも呼ばれるこの魚、定置網漁で最も漁獲量が高くなるのが秋です。
まさに旬といったところ。
とてもなじみ深いサケですが、見ればその種類は様々。
塩漬けにされているものの多くはギンザケやベニザケ、生のサーモントラウト、サーモン、と書いてあるものまである。
…ん?トラウトって、「マス」って意味じゃなかったっけ?
調べてみると、英語では確かに「salmon」(サケ)と「trout」(マス)があるのですが、マスもサケの仲間。
つまり、細かい違いはあるものの、みな同じ「サケ」なのだそうです
今回ご紹介するお料理は、鮭のちゃんちゃん焼き。
ユニークな名前ですが、チャンチャン、と簡単にできるから、とか、お父ちゃんが作る料理だから、などの説があるようです。
北海道の郷土料理で、漁師さんの豪快鉄板焼きといったところ。
これを普段用にアレンジして、フライパンで作ります。
旬の秋鮭と、野菜をたっぷり入れて、味噌ベースの合わせダレでいただきます。
隠し味は、バター!
大人にも子どもにも喜ばれる、楽しいお料理なので、ぜひ試してみてくださいね
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
朝、夕の風が心地よく、だんだんと秋を感じる今日この頃
お米のおいしい季節でもありますよね〜。
先日、友人と一緒にランチをした際、土鍋炊きのご飯がおかずと共に登場!
土鍋炊きのご飯だからなのか、お米の甘さやおいしさがじんわーーーりと
ちょっぴりおこげのおいしさもプラスされ、満足度100%のランチとなりました
実は、以前から気になっていたキッチンツールのひとつが土鍋。
時間もそれほどかからず、おいしいご飯が炊けるとのことで、購入しようかどうか・・・本当に迷っていたのですが、やっぱりおいしさ優先!?で購入してしまいました。
早速使ってみると、ご飯を炊く以外に、煮込み料理や汁物類、蒸し物などいろいろと応用がきくので、今では、我が家の定番鍋になっております。(もちろん、ご飯もおいしく炊けます)
これからの時期、食卓でお鍋を囲む機会も多くなるので、土鍋ってけっこう重宝な鍋なんですね〜。
また、土鍋はエコな鍋かも?と思うところも・・・。
というのも、土鍋って保温力があるので、予熱での調理ができるんです。
煮込み料理や蒸し物など、8〜9割ぐらいで火をとめて、あとはそのまま放っておくと味がほどよく染み込んで、とっても美味に!!
余談ですが・・・・土鍋のみならず、鍋で炊くご飯って、意外と時間もかからず、急いでいるときなんかにはおすすめです。
やり方は簡単
米と水を鍋に入れて中強火にかけ、沸騰したら、ごく弱火にして15分(土鍋だったら10分ぐらいでOK)。
火からおろして、15分〜20分蒸らして出来上がりです。
お試しあれ〜!
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
フルーツ大好きな私には、本当にうれしい季節!
その中でも一番好きなのが、「白桃」です。
桃は、とても古い歴史を持つ果物。
節句の名前になっていることからも分かりますが、日本最古の歴史書といわれる『古事記』にも登場します。
死んだ妻(イザナミノミコト)に再会するために、死の国である黄泉の国に行ったイザナギノミコト。
妻との約束を破り、見てはいけぬ朽ちた妻の姿を見てしまい、驚いて黄泉の国から逃げ帰ろうとして悪魔に追い詰められ、そばにあった大きな桃の木の実をもぎとって3つ投げつけて身が救われた、という有名な話があります
桃には大きく2つの種類があり、1つは白桃に代表される果肉の柔らかい水蜜種、もう1つは、ネクタリンなどのような果肉のかたい黄肉種です。
アメリカなどは黄桃が一般的ですが、日本では桃といえば、やはり白桃ですね
おいしい桃の選び方を、先日果物の卸商の方にうかがいました。
皮全体が均一に鮮やかな桃色で、左右の盛り上がりが均等で、おしり(くぼみ)部分の白色がはっきりしているのがおいしい桃の目安の1つだそう。
今度購入する際には、チェックしてみて下さいね。
さて今回は、白桃と黄桃、2種類の桃を使ったタルトをご紹介します。
缶詰の桃を使うので、とても手軽にできます
アーモンドクリームを使ったタルトは、いちじくや洋梨など、その他のフルーツでもおすすめ!さまざまなアレンジが楽しめます。
我が家でも大人気の定番焼き菓子の1つなので、ぜひお試しを
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
特定の使い道しかない調理器具は、場所をとってかさばるし、キッチンの中でも邪魔な存在になりがち!?
でも、いろいろと応用が効くと、便利グッズに早変わりします
そこで今日は、そんな便利なキッチンツールについてお伝えします。
それは、アイスクリームをすくう時に使う、ディッシャー。
普段は、アイスクリームを食べるとき以外はあまり使わないし、かさばるので収納に困ってしまうものなのですが、ひとつあると意外と便利
とあるラーメン屋さんで、味噌や合わせ調味料をディッシャーですくっているのを見ました。
これって量も正確に計れるし、けっこう便利グッズかも!? と早速、家でも試してみたのですが、意外といろいろなものに使えました
盛りつけの時におすすめなのが、かぼちゃサラダやポテトサラダなどのやわらかなサラダ類を仕上げるとき。
ディッシャーですくってバゲットにのせるとちょっと可愛く、ホームパーティーのときなんかにもよく使います
そして、私がよく使うのは、お菓子づくりのとき。
クッキーの生地をディッシャーですくって天板に並べて、フォークで軽く抑えると、形よく仕上がるし、スプーンですくうよりも、やりやすいですよ〜。
ディッシャーって、いろいろなサイズがあるけれど、中ぐらいのものか小さいサイズのものがおすすめです。