2014年5月の記事
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
とても気持ちの良い季節がやってきましたね
外で頂くご飯もお天気の良さが加わってさらにおいしく感じられます。家族やお友達と一緒に戸外でのパーティーを楽しむ方も多いのではないでしょうか
パーティーのときはやっぱり、食事が主役のひとつ。
お互い初対面同士でも、そのレシピや食材の旬や産地について話題にすることもできますし、地域性を感じられる料理ならばご当地ならではの話で盛り上がることができます。
このように「食」は話題作りにもってこいのテーマだと思います。
一皿に料理だけでなく会話のきっかけもたくさん詰め込まれているわけですね。
本当においしい物が目の前にあると、自然と会話にも花が咲き、一気に交流も深まります
「食事 」と言うとメイン料理やサイドディッシュ、お酒のことはいろいろ頭を悩ますけれど、意外と手薄になってしまうのが食後のドリンクです。
でも、食後のドリンクは、人をとても和ませてくれるのです
メインディッシュが登場したとき、場のテンションは一気に上がります!
アルコールなども進み、和気あいあいとした時間が流れますね。
一方、食後のドリンクの時間は、少人数で着席などして、クールダウンしながらゆったり交流を深めることができます。
お酒が苦手 な人にとっては、スイーツ などと一緒に味わえるこの時間の方がずっと楽しみ、ということも。
そんなときに、印象的なドリンクを提供することができたら、とても素敵
私のおすすめは、本日ご紹介する「フルーツティー 」です。
季節のフルーツを入れるだけなのですが、いつもの紅茶が見た目も香りもとても華やかになって、飲む人にも本当に喜ばれます。
ちょっとした手間で思い出に残るおもてなし、ぜひ試してみて下さい。
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
日本の代表的な調味料と言えば、しょうゆが挙げられます。
しょうゆは、韓国でもよく使われる調味料です。
韓国語で「カンジャン」と言います。
昔ながらの方法で作るしょうゆは、工場の大量生産の物と比べると、圧倒的に風味が違いますね。
在来式の作り方は、ゆでてつぶした大豆を豆腐やドーナツ型に形を整え、風通しの良いところに数ヵ月干します。
この干した物は、以前ブログ記事に書いた「味噌玉(メジュ)」です。
そのあと、甕にみそ玉、塩水、唐辛子、ナツメ、炭を入れて2ヵ月程熟成させると、塩水が黒くなっています。これが、しょうゆです。
ここで「しょうゆ」と「味噌玉」に分けます。
味噌玉は形を崩して別の甕に入れ、日光に当てて熟成させると、味噌(テンジャン)になります。
しょうゆには種類があり、料理によって使い分けます
陳醤油(チンカンジャン)
5年以上熟成させた物。色が濃く、塩分が少なくて甘みがあります。煮物やしょうゆ漬けに使用します。
中醤油(チュンカンジャン)
2〜3年熟成させたしょうゆで、チゲやナムルの味付けに向いています。
清醤油(チョンカンジャン)
1年熟成の薄口しょうゆで、スープに使います。別名、汁醤油(クッカンジャン)とも言います。
昔はどの家庭でも調味料を手作りしていましたが、共働き家庭が増えた影響で、市販の改良しょうゆを使う方が増えました。
韓国のカンジャン。
お刺身で頂くと、日本の物との違いがはっきり分かると思います。ぜひ本場で味わう機会を作ってみて下さい。
さて、本日のレシピは、 「エビのしょうゆ漬け」です。
韓国ではワタリガニのしょうゆ漬けが有名ですが、ご自宅ではエビの方が手軽に作れます。一度食べたら、やみつきになりますよ
こんにちは!
料理家の竹内ひろみです。
「今日の料理は上手にできたから、写真に残したい」というときがありますよね。
ブログやホームページなどでおいしそうな料理の写真が公開されているとついつい見入ってしまします。
「料理をおいしく撮るにはどうすればいいの?コツはあるのかしら?」
というご質問を頂くこともあるので、今日のブログは料理をおいしそうに撮るためのちょっとしたポイントについてをお伝え致します。
まず、写真に欠かせないのが光です。
光の中でもベストは「自然光
」 。午前中のやわらかい光が適しています。
スタジオなどでランプをたくさん設置して撮ることもあるかと思うのですが、これは自然光での撮影が難しい場合、できるだけ自然光に近づけるためなのです。
次に大切なことが、ブレないこと。
そのためには三脚を使うことをおすすめします。
三脚を使えば、カメラがしっかりと固定されているため、光が弱く、手持ちだとブレてしまう場合でもきれいに撮ることができます。
最後は撮影モードの設定です。
最近のデジタルカメラには機種にもよりますが「ホワイトバランス」という機能が搭載されているかと思います。
私が使っている機種ですと、「晴れ 」、「曇
」、「蛍光灯」や「電球」といったマークが付いています。
このどれかを選択するかによって被写体のイメージが変わりますよね。
単純に「オート」で撮ってみると「白っぽい」です。
「晴れ」のマークに合わせると自然かな?と思うのですが、もう少し涼し気に青みを取り入れたい場合は「電球」マークを使ってみます。
逆に温かみのあるイメージにしたい場合は「曇」マークに合わせると良いようです。
カメラ本体でも撮った画像はその場で確認できますが、パソコンやタブレットで見るとモニターの発色の違いで、思ったイメージと違うということもあります。
ですので、私の場合数パターンで撮ってイメージに近い物を選んでいます。
それでは、本日のレシピをご紹介します。
「チーズのせはんぺんのオーブン焼き」です。
お酒のおつまみにもぴったりですので、ぜひお試し下さい
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
ここ数年、パンケーキやフレンチトーストなどの朝食がブームになっているようですね
最近では、とあるカフェで2時間待ちの行列ができ、朝食のつもりで並んだら食べることができたのは昼食の時間になっていた・・・というエピソードがある程人気のメニューがあります。
そのメニューとは・・・『エッグベネディクト』です
半熟に仕上げたポーチドエッグをナイフで割ると・・・
とろりと流れ出す卵の黄身がたまりませんね
エッグベネディクトは、イギリスが発祥の地であるという説、ル・グラン・ベネディクトという夫人がニューヨークで考案したという説、フランスに移住したアメリカ人、イライアス・コーネリアス・ベネディクトという男性が考案したという説など諸説がいろいろとあります。
この料理で使う「オランディーズソース」はフランス料理によく使われるソースですので、フランス料理とアメリカ料理が上手く融合し、アメリカから広まった料理・・・と私は解釈しています
定番は、カリッと焼いたイングリッシュマフィンに、ポーチドエッグと厚切りにして焼いたベーコンをのせ、卵の上には、オランディーズソース(バターと卵の黄身をレモン汁で乳化させ、塩と黒こしょうで味付けした物)がたっぷりかかっています。
具材にエビやスモークサーモン、ホウレンソウを使った物など様々な種類があります。
大流行のエッグベネディクト!
お店で本格的な物を頂くのもいいですが、ご家庭でも作ってみませんか?
というわけで、今回のレシピは『エッグベネディクト』をご紹介します。
ご家庭で簡単に作れるアレンジレシピです。具材をアレンジして我が家のエッグベネディクトを作ってみるのも楽しいですよ ぜひお試し下さい。