2013年7月の記事
こんにちは!
料理家の吉田由子です。
今年は梅雨の時期から強い日差しが降り注いでいますね
夏は肌の老化を早める要因があふれています。
紫外線、クーラー、扇風機による乾燥、汗・・・
美容をテーマにしている某女性雑誌を見ると、「老化は夏におこると言っても過言ではない!」というなんとも恐ろしいキャッチフレーズが
そこで、今回は夏に旬を迎えるアンチエイジング食材『ズッキーニ』についてご紹介致します。
『ズッキーニ』は、見た目はキュウリに似ていますが、実はカボチャ属に分類されるカボチャの仲間です。
日本では、皮が緑色の細長い形状の物が一般的ですが、皮が黄色い物や、丸い形の物などいろいろな種類があります。
栄養価は、ビタミンA、C、カリウムを豊富に含んでいます。
ビタミンAは抗酸化作用があり、体内の細胞の酸化を防ぎ、シミやシワを防いでくれるアンチエイジング効果が期待できます。
また、ビタミンCが豊富に含まれていますので、夏風邪も予防してくれます。
栄養価を見ると、やはりカボチャの仲間だということが納得できますね。
ズッキーニは、オリーブ油ととても相性が良く、弱火でじっくり炒めると甘味が増し、独特の食感が楽しめます。
さて今回は、 『ズッキーニとトマトのパセリパン粉焼き』 をご紹介しています。
おもてなしにもぴったりのおしゃれなメニュー
です。
ぜひお試し下さいね
こんにちは、
料理家の野上優佳子です。
夏になり、様々な緑のハーブが美しく葉を広げて、花を付ける物もあちらこちらで見かけますね
そのひとつが「オレガノ」(oregano)。
丁度この時期から秋にかけ、ピンク色や白い可憐な花を咲かせます。和名はハナハッカ、シソ科の多年草で地中海沿岸の丘陵地が原産地。
日本でもドライハーブとしてはとてもおなじみで、最近ではフレッシュな物も手軽に購入できるようになりました
原産地が丘陵地だからでしょうか、名前はOriganum、「山の喜び」という意味のギリシャ語に由来しています。
乾燥に強く、かなり丈夫しかもお花も楽しめるので、キッチンガーデニングのハーブとしてもおすすめです
ちなみに日本には、食用ではなく観賞用として江戸時代末期に渡来したと言われています。
主に葉を使用しますが、香りや味の特徴としては、マジョラムとよく似ていて、さらに強い香りを放ちます。
トマト料理やチーズとの相性が良く、地中海料理全般はもちろん、ピザの香味付けには欠かせない物のひとつ。
魚の他、ラムなどの強い香りのお肉の臭み消しにも有効です。
オレガノを食べたことがないわ、と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、実はトマトケチャップやウスターソースの中にも使われていて、私たちの食生活にとても身近なハーブのひとつなんですね
さて本日は、今が旬の夏野菜がたっぷり摂れる「カジキと夏野菜のオイル煮」のレシピをご紹介します。
このオレガノとタイム、2種類のドライハーブを使い、カジキを加えて旨みをプラス
オリーブ油と野菜の甘みが味わえて色合いもきれいな一品です。
ぜひお試し下さいね
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
5月下旬に、韓国の全州(チョンジュ)を訪れました
全州は朝鮮半島の南西部に位置し、ソウルから高速バスで2時間半程
全羅北道(チョルラプクド)の県庁所在地です。
全羅北道の西は黄海に面しており、西側は平野、東側に高原が広がっています。
南北に山脈、そして河川が縦断し土壌と水に恵まれています。
全州がある湖南平野(ホナムピョンヤ)は米の産地として有名で、食の都とも言われているんですよ。
名物料理を挙げると、韓定食、大豆もやしのクッパ、ビビンバなどがあります。
全州の韓定食はソウルとは違った品々も多く、驚きと感動の連続です
クッパに使われている大豆もやしは良質な水からできているので、旨みもたっぷり。
大豆もやしには肝臓の機能を助ける働きがあるので、このクッパはヘジャングク(解腸という意味)と言って、二日酔い冷ましのスープとして浸透しています
全州に滞在した際に食べましたが、今でも忘れられません。
おそらく、日本ではここまで味が出せないと思います。
また、全州で生まれたビビンバは、三大ビビンバのひとつに挙げられます
その特徴はと言うと、ご飯を牛肉で取ったスープで炊いているんですね。
また、ご飯の上にのっている具材が多く、その数は20種類以上
チョンポムクも入っています。
緑豆で作った寒天のような物ですね。
これらを混ぜ合わせて頂くビビンバは、様々な味と食感が存在します。
だからこそ、飽きないんですよね。
全州ビビンバは日本人の口にも合いますので、機会がありましたらぜひ召し上がって下さい
それでは、本日のレシピです。
全州を訪れた際、現地の料理研究家の先生に教えて頂いたビビンバが絶品だったので、それをもとにアレンジした「とびこと野菜のビビンバ」をご紹介致します。
ポイントはコチュジャンとお酢を合わせた「チョジャン」と言うたれ。
夏向きビビンバとしておすすめです
こんにちは!
料理研究家のひろろ こと 竹内ひろみです。
この暑い季節
ついつい購入してしまうのが「冷たいシャーベットやアイスクリーム類」
我が家でも家族が冷凍庫を覗きに来る頻度が多くなりますね・・・
新商品も店頭にたくさん出回り、
「あら、食べてみたい」と新し物好きの私はすぐに飛びついてしまいます
そんな市販されているシャーベットやアイスも良いのですが、
自宅で作る手作りシャーベットはさらにおいしいですよ〜
「作る」と言っても、ただこのような器にジュースを入れて凍らせるだけなので、手作りスイーツの域には達しない程単純な作業なのですが・・
このジュース凍らせシャーベット、子供たちには大人気なのです
作り方は、お好みのジュースを容器に入れて冷凍庫で固まるまで待つだけなのですが・・・
ここでワンポイントアドバイス
ジュース類は、少し甘味が強い物 のほうがおすすめです。
というのも人の味覚は「冷たく感じる」と「甘みを感じづらくなる」からなのです。
乳酸飲料など原液を割って作る場合は、少し濃いめにするといいですね
好みにもよりますが、さらっとしたりんごジュースよりも
ちょっと濃厚なミックスフルーツジュースやマンゴージュースなどのほうがよりおいしくできますよ
ドリンクヨーグルトなど、甘みが足りない場合はジュース類を加えるなどして、甘みをプラスしても良いですね
この手作りシャーベットは、原材料を自分でセレクトできる点、
お好みでいろいろなオリジナルな味を作れる点、
ちょっと経済的!?などなど身体にもお財布にも嬉しいスイーツです。
シャーベットを作る容器は、キッチン用品のコーナーで販売されているので、お気に入りを見付けて下さいね
でも、食べ過ぎは身体を冷やしてしまうので 、適量を頂きましょう
さて本日は、マンゴーの入ったココナッツ風味のシャーベット「スティックアイス」をご紹介致します。