2011年5月の記事
こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
最近、主婦の間では、自宅でゆっくり「おうちカフェ」が流行っていますね
手作りのお菓子でおもてなしをするとき、豪華に見えて実はかんたんなお菓子のレパートリーを持っているといいですよね
今回は、気軽なおもてなしにぴったりの「クレームブリュレ」をご紹介します
「クレームブリュレ」は、フランス語で「焦がしたプディング」という意味です。
プリンは卵の白身も使って作ることが多いのですが、「クレームブリュレ」は卵黄のみを使います。
そのため、コクのあるなめらかで濃厚な味わいに仕上がります。
カスタード生地の表面には、砂糖をバーナーなどで焦がしたカリカリのカラメルが覆っています。
表面のカラメルを割ると、中からトロ〜リカスタード
クレームブリュレって、表面のカリカリを作るのに「ガスバーナー」がないとできない!と思っている方が多いようなのですが・・・
実は、まったく同じとはいかなくても、フライパンでカラメルを作って表面にかけても、十分本格的な味にできあがるんですよ
特別な調理器具は必要ありませし、材料も近くのスーパーで手に入るものばかりです。早速作ってみてくださいね
こんにちは。料理家の野上優佳子です
この頃、上着がいらないほど温かい日が増えました。
新しい季節が、やってきたのですね
八百屋さんに行っても、夏野菜がいろいろ出回っています。
みずみずしくておいしそうな野菜がたくさん思わず目移りしてしまいます。
夏野菜にもいろいろありますが、ズッキーニもそのひとつ。
今では当たり前のようにありますが、私が子どもの頃は、とても珍しい野菜でした。
一般的に出回るようになったのが、1980年頃だそう。
ズッキーニって、キュウリやへちまに似ていますが、実際は、カボチャの仲間。
初めて食べたときに、なんだか意外な味でびっくりした覚えがあります。
と、ここで突然ですが。皆さんは「カボチャ」の旬、いつかご存知ですか?
冬至に食べることがよく知られているので、旬は冬だと思われがちですが、実はカボチャも夏野菜。
6月から9月頃までが最も旬と言われているので、まさにこれからが旬になります。
このカボチャ、アメリカ大陸が原産と言われ、日本にはポルトガル人によって、カンボジアから持ち込まれたというのが定説。
カボチャという名の由来も、カンボジアがルーツ、と言われています。
大きく分けて「西洋カボチャ」「日本カボチャ」「ペポカボチャ」の3種類があり、私たちがよく食べているのは、ホクホクして甘み十分の西洋カボチャ。
日本カボチャは、甘みがあって水っぽく、ねっとりした食感のもので、京野菜の鹿ヶ谷カボチャなどが有名です。
ズッキーニは、ペポカボチャの仲間。
ハロウィンのときにランタンにするオレンジ色のカボチャや手のひらサイズの観賞用も、ペポカボチャになります。
では今週は、ズッキーニのレシピをご紹介。
熱を加えるとぐんと甘みが増しておいしくなるズッキーニを、豚肉と組み合わせておいしいフライにしてみました。
お弁当のおかずにも、おススメですよ
こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
新学期が始まり、めまぐるしく日々が過ぎていきます・・
今年度は、小学校のクラス役員をさせていただくことになり、充実した1年になりそうな予感・・
忙しい日々が続くと、ほんのちょっとした家事が負担になってしまうことってありますよね
今回は、私が愛用している、忙しいときのお助け調味料をご紹介します。
これは、ニンニクを刻んで瓶詰めにした調味料なのですが、便利ですよ
例えば・・・
スライスしたフランスパンにバターを塗り、ニンニクをのせてオーブントースターで焼くと、たちまちガーリックトーストに
(生ニンニクのピリッとした辛みがないので、子供たちにも好評 )
残ったご飯とニンニクを炒めてガーリックライスに
(残りご飯の匂いも、ニンニクの香りで見事に解消 )
パスタや炒めものを作るとき、お肉を焼くときの味のポイントに
(ニンニクを刻む手間が省けるので時短に )
ニンニクにはビタミンB1が含まれているので、パンやご飯などの炭水化物の代謝を助け、疲労回復に効果があります。
瓶詰めになっているので、手軽に食事にプラスできるのはうれしいですよね
ただし、ニンニクは刺激の強い食品ですので、食べすぎには注意!
血圧を上げたり、貧血の原因になることもあります。
瓶詰めのニンニクなら1日に小さじ2杯まで、生のニンニクならひとかけまでにしておきましょう。
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
キッチンで使う調理器具っていろいろと見ていると、便利そうだし、かわいいし、全部欲しくなってしまう
なんだか「これ使うかも・・・あったら便利かも・・・」と・・・この「かも」がけっこうくせもの
というのも、実際に買ったはいいけれど、いまいち要らなかった!家にあるキッチンツールで代用できちゃった!などなど、私の場合、けっこうこれを繰り返してしまう
でも、そんな中で我が家のキッチンで大活躍なのが、フードプロセッサー
いろいろなタイプが出ているけれど、私が愛用しているのは、ガラス器を台にセットして使うシンプルでオーソドックスなもの。
以前、いろいろな刃がついて、「こんなことも、あんなこともできる!!」という物を頂いたことがあるのだけれど・・・・実際に使ったのはひとつの刃だけ
残りの刃は、残念なことに引き出しの奥に引っ込んでいて、結局日の目を見なかった・・・
そんなこともあって、我が家のものはせいぜい、ダイコンおろしができる程度。
でも、一枚の刃でも十分
液体のポタージュや果物のジュース作りに、固形の野菜のみじん切りに、ナッツ類のみじん切り・・・。
この液体〜固形まで使えるのが便利なのです
あ〜ひき肉がない!というときも、薄切り肉をガーっとかければ、すぐにひき肉になるし。
「ミキサーとどっちがいいの?」という質問をよくもらうのだけれど、
わたしのおすすめはフードプロセッサーかな(あくまでも私の視点)
というのも、ミキサーだと水分がないと、なかなかうまく刃がまわらなくて・・・。
縦の長さもあるから、使ったあとに洗いずらいのが難点
私のキッチンにもミキサーがあるけれど、出番が多いのは、もっぱらフードプロセッサー。
ただタマネギは、やっぱり包丁で切ったほうがいいみたい!
フードプロセッサーにかけすぎてしまうと、水っぽくなったり、変な苦みが出たりと、その後の料理にマイナスになってしまうことが多く、タマネギとの相性はいまいちかな?なんて思います。