こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
このくらいの時期は気候が良く、また連休が続くためレジャーにぴったり
連休は楽しいですが、お出かけが続くとお財布が少しさみしくなりますよね
家計を預かる主婦としては一大事です
そこで、今回のブログはお安い豆腐が大変身しちゃう
「まるでお肉のような満足感が得られる」と節約主婦たちに大人気の、『冷凍豆腐』をご紹介します
『冷凍豆腐』とはその名の通りお豆腐を凍らせた物です。
『冷凍豆腐』の作り方はとても簡単。
木綿豆腐の水気を軽く切り、冷凍庫で一晩以上凍らせて解凍させるだけなのです
凍らせることで豆腐の内部の組織の水分が凍り、大きな氷の結晶になります。
すると解凍したときに、大きくなった氷の結晶の部分が穴になり、スポンジ状になるのです。
これは高野豆腐とほぼ同じ原理ですが、高野豆腐は解凍後に乾燥させて保存性を高めている点が冷凍豆腐とは違います
冷凍豆腐は、自然解凍や電子レンジで解凍してから調理します。
軽く水気を絞ってフライパンで焼いて豆腐ステーキにしてもおいしいですし、しっかりと水気を絞ってポロポロの状態にしたものをひき肉の代わりに使って豆腐そぼろにしてもおいしいです
低脂肪で良質のたんぱく質が摂れる上、ビタミンB1・カルシウムも豊富に含みますので、ダイエットにもピッタリの調理法です。
我が家では、冷凍庫に常に『冷凍豆腐』をストックしています。
とても重宝しますので、ぜひ食卓に取り入れてみて下さいね
それでは今回は、冷凍豆腐を使ったお子様にも人気の『冷凍豆腐のナゲット』をご紹介します。
冷凍豆腐を使った低カロリーでヘルシーな一品です。
お弁当のおかずにもオススメですので、ぜひお試し下さい
こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
秋は味覚狩りが楽しい時期ですね
リンゴ、ナシ、ミカン、きのこ、栗などと秋は旬の食材がたくさん
保育園や幼稚園、小学校などでこの時期に盛んに行なわれる「イモ掘り」も、秋の味覚狩りのひとつです
親子遠足などで子どもと一緒にイモ掘りに行くと、ついつい大きさを競ってしまいますよね
しかし
実はサツマイモの場合、大きさとおいしさはイコールではありません
大きくても甘くておいしいイモもありますし、小ぶりでも甘くておいしいイモもあるのです。
サツマイモを選ぶときは、ずっしりと重みがあり、色が均一で皮にツヤがあるもの、そしてひげ根が少なく、でこぼこの少ないものを選ぶと良いでしょう。
また黒い蜜の跡が切り口にあるものは、糖度が高いのでおすすめです。
とは言っても、イモ掘りで獲ったサツマイモは土が付いていて分かりにくいもの。
今回ご紹介したおいしいサツマイモを見分けるポイントは、スーパーなどで選ぶ際のご参考にして下さいね
ちなみにイモ掘りで収穫したサツマイモはすぐに食べるより、新聞にくるみ常温で数週間程置いておくと甘味が増すそうです。
さて、我が家ではサツマイモが手に入ると、オーブンにおまかせで「焼きイモ」を作ります。
作り方はとっても簡単サツマイモは、よく洗って水気を拭いておきます。
オーブン皿に並べ、160℃(予熱なし)で90分焼きます。
竹串を刺して、スッと通ればホクホクの焼きイモができ上がり
蒸かしイモにするご家庭も多いかと思いますが、我が家ではあえて「焼きイモ」にしています。
それにはちゃんと理由があるのです
実は、サツマイモは蒸すよりも、時間をかけて外からじっくり加熱する方が甘くなるからです
デンプンの消化酵素であるアミラーゼが含まれており、アミラーゼは65〜70℃くらいの温度で加熱するとよく働き、でんぷんを分解して糖に変えてくれます。
焼きイモがほっこりと甘味が強いのに比べ、蒸かしイモや電子レンジで加熱したイモ、薄く切って焼いたりしたイモが甘味が少なくあっさりとした味に仕上がるのはこのためです。
ちなみに、我が家の子どもは「焼きイモって皮も食べて良いの?」と聞きます。
皮の近くに繊維が集まっているので少し固いのですが、便秘解消には皮ごと食べるのがオススメです
それでは、今回は『鳴門金時のニョッキ〜ゴルゴンゾーラソース〜』をご紹介します。
焼きイモももちろんおいしいですが、たまには目先を変えてイタリアンでおしゃれにサツマイモを頂きましょう
女子会やおもてなしにもおすすめのレシピですので、ぜひ作ってみて下さいね
こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
少しずつ秋めいてきましたね
9月の下旬の行事と言えば、お月見ですよね。
月見の歴史は古く、平安時代に中国から伝来されました。
今でも十五夜(中秋の名月)の夜には、「月見団子」や「季節の野菜や果物」「ススキまたは秋の七草」などを用意し、お月見を楽しむ方もいらっしゃるかと思います。
ちなみに、今年(2015年)の中秋の名月は9月27日だそうです
ところで皆様、十三夜という行事をご存知でしょうか?
十三夜とは十五夜の一ヵ月後(今年は10月25日)に巡ってくる名月で、十五夜に次いで月が美しい夜だとされています。
日本独自の月見行事で、919年に宇多法皇が宴を催したのが十三夜の最初だと言われています。
十五夜は有名ですが、十三夜の存在はあまり知られていないようで少し残念ですね
十三夜では、十五夜と同じく「月見団子」や「季節の野菜や果物」、「ススキまたは秋の七草」などが供えられます
白くて丸い月見団子は、月が満ちる(満月)の姿を模した物で、収穫の祈りや感謝、健康、幸福を表しています。
お月様と同じような丸い月見団子をお供えしそのお団子を食べることで、健康と幸せを得ることができると考えられているのです
十五夜と十三夜には、それぞれ収穫に感謝して「季節の野菜や果物」が供えられますが、十五夜ではイモ類の収穫時期に当たることから、サトイモやサツマイモが供えられることが多いため「芋名月」と呼ばれます。
それに対し十三夜では、ちょうど食べごろになる栗や枝豆を供えることが多いため、「栗名月」や「豆名月」と呼ばれることがあります。
今年は十五夜だけではなく、十三夜のお月見も楽しんでみませんか
さて今回は、『サトイモの丸揚げ』をご紹介しています。
お月見にふさわしい丸い形をしたサトイモは今が旬。
ご飯にもお酒にも合う一品ですので、ぜひ作ってみて下さいね
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
10月3日は韓国の祝日のひとつで、開天節(ケチョンジョル)という建国記念日なのです。
これは檀君(タングン)神話という韓国(朝鮮)の誕生にまつわる神話に基づき、天に対して感謝する日であり、新しい穀物を神に捧げて感謝する日でもあります
檀君神話と聞いても、日本人にはあまりピンときませんよね。
そこで檀君神話を簡単にご紹介します
大昔、天で暮らしていた神の子どもである王子・桓雄(ファンウン)が、人間界を治めるために白頭山(ペクトゥサン)の神檀樹に降りてきました。
このとき、桓雄は一匹の虎と一匹の熊に出会います。
彼らは桓雄に「私を人間にして下さい」と訴えました。
そこで桓雄は、ひと束のヨモギと20個のニンニクをそれぞれに与え、「これらを食べて洞窟の中だけで100日間過ごせたら、人間にしてあげよう」と約束します。
しかし、虎はすぐに我慢の限界が訪れ、洞窟から逃げ出してしまいました。
一方、桓雄から与えられた試練を耐え抜いた熊は、100日後に洞窟から出ると美女になり桓雄と結婚しました。
そして、二人の間に生まれたのが壇君です。
その後、紀元前2333年に檀君が建国したのが、韓国初の民族国家である古朝鮮であったと言われています。
この伝説を受け建国記念日である「開天節」が設けられましたが、実はこの名で祭礼儀式を行なうようになった歴史はあまり古くありません。
1900年頃に檀君を崇める宗教団体が旧暦の10月3日を「開天節」として祝い始め、その後1919年に樹立された大韓民国の臨時政府も記念行事を開催。
大韓民国が正式に誕生した1949年に、民族的アイデンティティーとして認識するため、新暦の10月3日に「開天節」が制定され建国後初の祝日となりました。
しかし歴史的には、10月3日は開天節としてではなく、収穫の大切な時期である「サンダル(上月)」(正確には10月上旬をサンダルと呼びます)を重要視してきたのです。
さて今回は神話にも登場したニンニクを存分に味わえるレシピ、「ニンニクの揚げ物」をご紹介します。
ニンニクは韓国の代表的な食材であり、韓国料理の大半に使われています。
そのため、韓国人はニンニクを一日一粒以上食べているとも言われているのです。
ニンニクは丸ごと加熱すると、お芋のようにホクホクとしておいしいのですよ
韓国の焼き肉屋さんに行くと、小さなステンレス容器に油とニンニクを入れて、焼き網の上で揚げてくれます。
シンプルですが、食べ始めると止まりません
ご家庭で手軽に作れるものとなっていますので、ぜひお試し下さい