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また、ナスラックKitchenには多くの料理レシピを掲載していますので、ブログと合わせてご覧下さいね!

カテゴリ別:食材(野菜・海藻・乾物・果物)

こんにちは!
料理家の吉田由子です。


冬になるとレンコンやダイコンなどの根菜がおいしくなり、価格も安くなりますが、夏が旬のレタスやキュウリなどのサラダに適した生野菜は価格が高くなってしまいますよね絵文字:落胆


冬場に、みずみずしいサラダを節約して食べたいな〜と思ったとき、手に取るのが『カイワレダイコン』です。
水耕栽培のため旬がなく、一年中安定した価格で手に入るありがたい野菜です絵文字:芽
今回は冬場に重宝する生野菜『カイワレダイコン』についてご紹介します。

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絵文字:鉛筆 『カイワレダイコン』とは、ダイコンの発芽直後の新芽のことを指し、ビタミンC・ビタミンK・カリウム・食物繊維を豊富に含んでいます。
また、ダイコンの種子から発芽するときに、免疫力をアップさせるイソチオシアネートというファイト(フィト)ケミカルが含まれています。
イソチオシアネートはがんを予防する効果が期待できると注目されている成分で、ダイコンや小松菜、ブロッコリーなどにも含まれており、ピリッとした独特の辛みが特徴です。


 この辛み成分は、水に溶けやすいので、栄養面から言えば下処理はさっと水洗いをする程度にするのがおすすめですが、お子様など辛みが苦手な方も多いのではないでしょうか。

辛みや苦みをやわらげるポイントは、しばらく水にさらすこと絵文字:!

辛み成分であるアリルイソチオシアネートは水に溶けやすいため、辛みや苦みが抜け、お子様や辛みが苦手な方でもおいしく頂けます。
早速、食卓に取り入れてみ下さいね絵文字:ウインク

さて本日は、 『カイワレダイコンのゴママヨサラダ』をご紹介します。
ゴママヨネーズが、カイワレダイコンの辛みをやわらげてくれます。
ぜひお試しを絵文字:ウインク



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でカイワレダイコンのゴママヨサラダのレシピをチェック!

吉田 由子先生

こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。


韓国では、キムジャンシーズンを迎えました絵文字:!!


これは、春までのキムチを漬け込む冬のビッグイベントです。
各家庭では、天気の良い日を選んでキムチ作りが行なわれるため、市場やスーパーに、白菜やダイコンが山積みになっています。

越冬用のキムチを漬けるため、何十株もの白菜を用意するのですが、このとき、キムチに使わないダイコンの葉と白菜の外葉が余ります。

これらを韓国ではウゴジと言います。

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これらは、ゆでて使うことが多いです 絵文字:ピカピカ
ウゴジをよく使う料理と言えば、和え物やスープですね。

スープは牛スープや煮干しのだしをベースにし、韓国味噌のテンジャンや、コチュジャン・粉トウガラシなどで味付けします。
味は、ほっこりとする優しい味です絵文字:ほっとした顔

おいしいウゴジスープを出すお店は、全体的な味のレベルが高いです。

ちなみに、ダイコンの葉を干した物は「シレギ」と言います。
このシレギもスープに活用します。

韓国では捨てる物はほとんどなく、保存性を高めて、食べ物を大切にする精神が根付いています。


今日はレシピの前に、ウゴジの下ごしらえの方法をお伝えしますね絵文字:音符

絵文字:鉛筆塩を加えた水を火にかけて沸騰させ、洗った白菜の外葉を5分程ゆでます。
冷水に取ってざるに上げ、水気を切って下さい。


そのまま料理に使ってもいいのですが、量が多い場合は、小分けにして冷凍して下さい。
日本式の鍋にも応用できるので、おすすめです。


それでは、本日のレシピです。
もちろん、『ウゴジのスープ(ウゴジクク)』です絵文字:複数ハート



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本田 朋美先生

こんにちは、料理家の野上優佳子です。

12月の足音 絵文字:くつが聞こえてきました!
いよいよ師走も目前絵文字:走る人
めまぐるしく毎日が過ぎていきますね。


秋から冬にかけて最盛期を迎える野菜が、 『レンコン』です。
通年流通している野菜ですが、やはり11月から12月は縁起食材と言うこともあり、最も多く出荷されます。
縁起物と言われるのは、穴が空いていて覗くと向こう側が見えるので「見通しがよい」「見通しが利く」絵文字:目  と言うことからだそうです。


画像

レンコンは、(ハス)とも言います。
絵文字:鉛筆蓮はインド原産の水生植物で、レンコンはその地下茎。
漢字で「蓮根」と書きますが、実は根っこではありません。
いくつも穴の空いている様子が蜂の巣に似ていることから、
古名は「ハチス(蜂巣、波知須)」 。この音が詰まって「ハス」になったと言われています 。


絵文字:ひらめき余談ですが、元々は観賞用として渡来した蓮。
千葉県の落合遺跡から弥生時代の蓮の実が発掘されたのが今から60年以上前。
その実が2000年のときを隔てて花を咲かせ、 【世界最古の花】とかつて世界中の大きな話題になったそうです 。

蓮は発掘場所と発芽絵文字:芽 に成功した博士の名前を冠して「検見川の大賀ハス」と呼ばれ、今でも千葉市中央区の千葉公園の蓮池で6月から7月頃に開花が見られるそうですよ。
壮大なロマンですね 絵文字:ピカピカ


レンコンは切り口が空気に触れると黒くなりますが、これは鉄分とタンニンによるものです。
タンニンには止血作用があると言われ、この他にも絞り汁には咳止めの効果があり、またカリウムが多いために血圧上昇を抑える効果があるとも言われ、食材としても大変優秀です絵文字:指でOK

さて、本日は、このレンコンをたっぷり使った和風『照り焼きレンコンハンバーグ』をご紹介します。
冷めてもおいしく頂けるので、小振りなサイズに形を整えればお弁当のおかずにもぴったりです!
ぜひお試し下さいね。



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で照り焼きレンコンハンバーグのレシピをチェック!

野上 優佳子先生

こんにちは、料理家の野上優佳子です。


旧暦10月12日は芭蕉忌。
現在の暦ではちょうど今頃は11月の終わりにあたり、この日は俳聖・松尾芭蕉が亡くなった日です。

毎年この頃になると、私はなぜか「とろろ汁」が食べたくなります。
それは芭蕉の「梅わかな まりこの宿の とろろ汁」という句を思い出すからでしょう。


梅若菜と言うのですから、句の季節は初春のことなのでしょうが、私にとっては芭蕉の句の中でも「今の時期」という印象が深い一句です。
子どもの頃、この句に出会ったときに、
「有名な人が詠むぐらいだから、まりこって言うところのとろろ汁はきっととてもおいしいに違いない絵文字:うまい!」と思ったのです。

つまり、日本全国を旅しておいしい物をたくさん食べただろうから、彼の味覚に間違いはないだろう絵文字:! なーんて考えた程、この句は私に強烈な印象を残しました。
もちろん、句にはもっと別のきちんとした意味があるんですけどね絵文字:ウッシッシ


絵文字:鉛筆この句に出てくるまりこ(丸子)とは、静岡県静岡市にある東海道鞠子(丸子)宿のことです。
浮世絵師安藤広重の『東海道五十三次』 には、この宿でおいしそうにとろろ汁を食べる 弥次さんと喜多さんが描かれています 絵文字:とっくり
現在でも丸子には創業慶長元年(1596年)という老舗のとろろ汁屋があり、自然薯(じねんじょ)を使った伝統の味を楽しむことができます

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ちなみに「とろろ」と一口に言っても、細めの野球バットのような長芋やイチョウ型の大和芋は「ナガイモ」で、自然薯は「ヤマノイモ」と言って別種なのだそうです。

私たちの食生活に馴染み深いのは、長芋ですね。
スーパーなどでは1年中見かけますが、実は今まさに秋掘り の旬絵文字:もみじを迎えています。

というわけで本日は、旬の長芋を使ったレシピをご紹介します。
優しくて深い味わいの『鶏ひき肉と長芋と卵のスープ』です。
ぜひお試し下さいね。



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野上 優佳子先生

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