こんにちは!
料理家の吉田由子です。
そろそろ日差しがきつくなってきましたね
子供が生まれてからというもの、公園遊びや送り迎え、プールに海にと日焼けをする機会に恵まれ・・・
日焼け止めを塗っても塗っても日焼けしてしまうので、
せめて身体の中から紫外線対策を!とビタミンCをしっかりと摂るようにしています。特に5月はシミやたるみの原因となる、紫外線のUV-Aが1年のうちで一番多く降り注ぐ時期でもあります。
今回のブログは、ビタミンCが豊富で美白効果が期待できる「キウイフルーツ」についてご紹介します。
「キウイフルーツ」には、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富に含まれています。
キウイフルーツ1個で、成人女性の1日のビタミンCの所要量を満たすことができます。
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、日焼けによるメラニン色素の生成を阻害して、肌を白く保つ効果が期待できます。
キウイフルーツを食べると、舌がピリピリと刺激を受けたり、のどがイガイガしてしまうことがあります。
また、キウイフルーツを使ったゼリーが固まらないことがありますが、これらは たんぱく質分解酵素のアクチニジンによるものです。
アクチニジンは、お肉をやわらかくしてくれる効果がありますし、肉料理のソースやデザートに使うと、消化を助けてくれます。
さて、今回は『ポークソテーキウイソースがけ』のレシピをご紹介しています。
キウイフルーツの甘酸っぱいソースは、豚肉と相性抜群
ぜひお試しくださいね
こんにちは!
料理家の吉田由子です。
ゴールデンウィーク明けは、環境の変化などのストレスから5月病に陥りやすい時期です
気分転換をしてストレスを溜めないように心がけるのが良いとされていますが、
5月が旬の食材を食べることも5月病を予防するのに効果がある と言われています。
中でも特におすすめな5月病撃退食材が『ニラ』です。
「ニラ」は、1株から10回程度収穫でき、摘んでも摘んでも伸びてくる強い生命力から、にんにくに匹敵する精力野菜とされてきました。
「ニラ」は、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、Eを豊富に含んでいます。
また、「ニラ」には独特の臭いがあり、この臭いの正体は硫化アリルという成分です。
硫化アリルは、疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を良くし、体内に長くとどめてくれます。
心も身体も疲れがちなこの時期にありがたい食材ですね
さて、余談ですが、
毎年この時期になると実家の家庭菜園で採れた「ニラ」をたくさん頂きます。
皆さんの中にも、ご家庭で「ニラ」を栽培されたり、自家栽培の物を頂いたりする機会があるかと思います。
このようなときは、お料理の前に臭いを確認したり、葉の太さを調べてみたりして下さい。
なぜかと言うと・・・
「ニラ」は「すいせん」にとてもよく似ており、毎年数名の食中毒が発生しているからです。「すいせん」は有毒で、嘔吐、下痢などの中毒を起こします
見分け方ですが、「ニラ」に含まれている硫化アリルは、独特の臭いがありますが、「すいせん」は無臭です。
また、「すいせん」は、葉の幅が広く、厚みがあります。
まれに、「ニラ」と「すいせん」を同じ庭で育てていて、混ざって生えてしまう場合もありますので、くれぐれも間違えて食べてしまわないように注意しましょう。
さて、本日ご紹介するのは「春雨とニラのエスニックスープ」です。
ナンプラーの風味がアクセントのボリュームたっぷりのスープです
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国では、料理によくもやしを使います。
もやしは大きく分けると、緑豆もやしと大豆もやしの二種類があります。
韓国語で緑豆もやしは「スッチュ」、大豆もやしは「コンナムル」と区別されます。
日本は緑豆もやしの方が多く出回っていますが、韓国では大豆もやしの方がよく使われています
そもそも、もやしは野菜、豆類、お米などを発芽させた物。
もやしの成分のうち、95%が水分なので、それだけ低カロリーということですね
大豆もやしは、大豆の栄養を含みながら発芽する経緯で、美容効果のあるビタミンA・C、そしてむくみを取るカリウムを生み出します。さらに、食物繊維も入っています。
大豆と言えば、女性ホルモンに似た働きのイソフラボン。
歳を重ねていくと女性ホルモンは減少するので、イソフラボンは積極的に摂りたい物です
韓国でもやしの産地は、全羅北道の全州(チョンジュ)が有名です
チョンジュは韓国の食の都としても名高いのですが、質の良い大豆ときれいな水に恵まれているため、おいしい大豆もやしができるのです
そのため、大豆もやしを使った料理が生まれ、その代表的な物がチョンジュビビンバです
また、大豆もやしを使ったスープ、コンナムルククも有名で、二日酔い冷ましにはぴったりです。
私もチョンジュでビビンバとコンナムルククを食べたことがありますが、今でも忘れられない味です
本日は、「大豆もやしの炊き込みご飯」をご紹介します。
牛肉も加えているので、旨みもたっぷり!
日本の炊き込みご飯と違うのは、たれをかけて頂くこと。
料理教室で評判だった一品ですので、ぜひ作ってみて下さい
こんにちは!
料理家の吉田由子です。
春になると、いろいろな豆が旬を迎えますね
さて、さやごとパリパリとおいしく頂けるこの豆。
皆さんは、なんと呼んでいらっしゃいますか?
「スナップえんどう」?「スナックえんどう」?
日本では、手でスナックみたいに食べることができる、スナップよりスナックという言葉の方が親しみやすいなどの理由から、「スナックえんどう」とも呼ばれていましたが、昭和58年に農林水産省が「スナップえんどう」に統一すると発表しました。
しかし、先日近所のスーパーで見かけたスナップえんどうは、「スナック豆」という名称で販売されており(笑)、まだまだ統一には至っていないようです
正式名称は、「スナップえんどう」と覚えましょう
スナップえんどうは、グリーンピースをさやごと食べられるように品種改良されたもので、1970年代にアメリカから輸入されはじめました。
スナップえんどうのスナップは、英語で「snap」=パキッと折れる、ポキッという音のことを指します。
スナップえんどうは、ゆですぎるとパキッとした歯ごたえやビタミンCが失われますので、ゆですぎに注意!
塩少々を加えたお湯で、1分程度ゆでれば十分です。
ゆで上がったら、余熱でやわらかくなりすぎないように、冷水に取って素早く冷ましましょう