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カテゴリ別:食材(野菜・海藻・乾物・果物)

こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。

今年の秋に、「芋掘り」を楽しまれた方も多いのでは!?
芋掘りでおなじみなのは、「サツマイモ」や「ジャガイモ」ですね。

サツマイモの旬が過ぎると、次は「山芋」が旬を迎えます。
今回は、冬に旬を迎える「山芋」についての豆知識をご紹介します。

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「山芋」とは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の栽培作物で、世界に600種類もあります。
形によって、「長芋」・「いちょう芋」・「つくね芋」などと呼び分けられています。

「長芋」は、日本で栽培されている山芋の3分の2を占めている、1番ポピュラーな山芋なんです絵文字:ひらめき

「長芋」は、水分が多く粘りが少ないので、サクサクとした歯ごたえを楽しめます。
とろろにするよりは、短冊に切って和え物などにするのが、おすすめです。

「いちょう芋」は、手のひらのような形をしており、粘りが強いのでとろろに最適です。

「つくね芋」は、ごつごつとした丸い形をしており、山芋の中で最も粘りが強く、とろろや揚げ物にされます。
また、かるかんなどの和菓子の材料にも使われます。

「長芋」には、ビタミンB1・B2・C・カリウム・食物繊維が豊富に含まれています。



これからの季節に、ありがたい食材ですね絵文字:ほっとした顔

 



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で長芋とひき肉の味噌汁のレシピをチェック!

吉田 由子先生

こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。

私たち日本人が愛用している食材のひとつ「昆布」
周りをぐるっと海に囲まれた日本において、海藻類は、昔から食べられてきた健康食品です。


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昆布は、特にミネラルが豊富で、ヨウ素は海藻類の中でもトップクラス絵文字:上向き矢印

ヌメリ成分には水溶性食物繊維が含まれ、便秘を解消する効果があります。


中国では「海帯」と呼ばれ、身体の熱を冷やし、炎症を取る作用、血の流れを良くし、水分代謝を良くしてむくみを取る作用があるため、身体のほてりをクールダウンしたり、水太りの解消に効果的だと考えられています。


さて、そんな昆布の料理への活用と言えば、「だし」
いろいろなだしの取り方がありますが、おすすめは、弱火で少し煮出す方法。


フツフツと煮立ててしまうとヌメリが出てしまい、だしが濁ってしまうので、昆布がゆらゆらとゆれているぐらいの火加減で煮ましょう。
昆布の味がしっかりと出て、おいしいだしが取れます絵文字:OK


だしを取ったあとの昆布を刻んで、しょうゆとみりんで煮れば、おいしいご飯のおかずになります。
また、しょうゆにカットした昆布を入れておけば、だしじょうゆにもなります。


豚肉と一緒に煮る、沖縄の「クーブイリチー」のように、脂肪分が多い食材と組み合わせると、昆布にはコレステロールを減らす作用があるため、おいしさだけでなく栄養面でもプラスの効果があります絵文字:笑顔


購入後の保存方法ですが、10cmぐらいにカットし、タッパーに入れておくと良いです。
そのまま、水出しポットに入れて一晩置けば、昆布の水だしが取れるので、とても便利です絵文字:ウインク


今回は、刻み昆布(昆布が刻んだ状態で市販されいる物)を使った料理をご紹介します。


刻み昆布は、野菜の塩漬けに一緒に入れたり、煮物のときに加えたり、料理への応用が幅広いので、ストックしておくと重宝する食材です絵文字:王冠



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竹内 ひろみ先生

こんにちは、料理家の野上優佳子です。


よく知っているつもりのことが実は知らないって、よくあります。
「菠薐草」もそのひとつ。
先日、漢字検定1級の母から聞かれ、読めなかった漢字です。


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正解はホウレンソウ
確かに、漢字でみかけることは皆無に近い言葉です。
ちなみに、同じ「菠」を使う言葉には「菠萝蜜」があり、これはパイナップルのことだそう。


昔から鉄分豊富、栄養があると名高いホウレンソウですが、原産国はペルシャ(イラン)。
「菠薐」は中国語でペルシャを意味するそうで、なるほど納得絵文字:!


西洋と東洋、2つの道を築きながら世界に伝えられ、日本に入ってきたのは江戸初期と言われています。

私たちがよく見かけるホウレンソウは、3種類
ゆがいて食べる、ギザギザと丸い葉が混ざっている物が最もポピュラーで、今が旬です。

茎も葉も薄く小ぶりな物は、「サラダホウレンソウ」などと言う名前で販売されています。

これから冬場に登場するのは、茎がなくて葉が大きくて深い緑で肉厚な「縮みホウレンソウ」
その名の通り、葉が縮みあがっていて、とても甘くておいしい!私が大好きな野菜のひとつです絵文字:笑顔


さて今回は、旬の最もポピュラーなホウレンソウを使って、とてもさわやかなソースを作ります。


原産国地域のトルコやギリシャでは「ハイダーリ」と呼ばれるとても一般的なもので、水切りしたヨーグルトをベースにしたディップをアレンジしました。


パンに付けてもよし、ゆで野菜やお肉のソースにしてもよし、日本人の口にもよく合うので、ぜひお試し下さいね絵文字:ひらめき



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野上 優佳子先生

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。


韓国料理でよく使われる漢方食材のひとつに、ナツメが挙げられます。


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ナツメは8月から10月が旬ですが、乾燥した物を目にすることが多いと思います。


生はリンゴのような爽やかな甘さがありますが、干しナツメになるとグッと甘みが強くなります。


干しナツメの実は別名、大棗(たいそう)、種子は酸棗仁(さんそうにん)という生薬で、長きに渡って摂取しても副作用のない上薬にあたります。


1日3個のナツメを食べたら、歳を取らないと言われています絵文字:複数ハート

ナツメには、胃腸の働きを強くして元気を付け、血を補い、精神を安定させる働きがあります。


腸環境を整えることと造血は、女性にとって特に重要絵文字:ピカピカ
ナツメはアンチエイジングに、欠かせない果実なのです。


一番手軽な食べ方は、ドライフルーツのようにそのままで。


手間をかけるならば、種を取り除いた干しナツメと水をコトコトと3時間程煮詰めてペースト状にします。


スプーン1杯のペーストをお湯で溶かせば、ナツメ茶のできあがり!お好みでハチミツを加えて下さい。
寒い季節には、身体の中から温まります絵文字:笑顔


また他にもナツメは、参鶏湯(サムゲタン)のような煮込み料理やお菓子食材にも使え、長期で保存ができるので、使い勝手が良いのが魅力です。


そこで今日は、干しナツメを使った蒸しパン(チムパン)をご紹介します絵文字:音符



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本田 朋美先生

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