こんにちは!
料理家の竹内ひろみです。
季節に応じたお料理やお菓子を作ることがあると思うのですが、そういうときに使った食材の中には普段使わない物もあり、余りがちですよね
そのあと使い道がなく、戸棚にストックしたまま なんていうことはありませんか?
また、レシピに載っていたから購入したけど、それ以外に用途不明でストック状態になっている物もあるはずです・・・。 例えば、桜餅を作る「道明寺粉」、パンを作るときに使うとうもろこしの粉の「コーンミール」、クッキーをさっくりさせるのに使う「コーンスターチ」など粉系の食材や香辛料が余ることが多々あります。
粉系の場合、「衣」として使う と
それなりに使えます。
例えば、エビフライの衣を道明寺粉に変えてみると、カリっと仕上がり、ひと味違った和風のフライができあがります。
他にもコロッケや揚げ団子などにも最適ですね。一方の香辛料。
その種類も様々で一概には言えないのですが、シナモン、ガラムマサラなどの香りの良いタイプの物はチャイ(紅茶とミルクを煮出す)を作るときに加えるといいですね
チリパウダーやチリソースのような辛みのある物は、辛さ調節用の調味料として我が家ではよく使います。
と言うのも、辛い物が苦手な子供に合わせて料理すると、大人としては「物足りない」ということが多いので、あると便利です。
それぞれの食材のストック場所ですが、長期保存になる場合はやはり、冷蔵庫が安心ですね
それでは、本日は、記事にも出てきた「道明寺団子」のレシピをご紹介します。
鶏ひき肉をベースにしたお団子に道明寺粉をまぶして蒸す、一口お惣菜です。ぜひ、お試し下さい。
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
ゴールデンウィークから5月末に向けては、春のお出かけや運動会
など、いわゆる家族や友人で楽しむ大人数向けの「行楽弁当」シーズン !
皆さんのご家庭でも、重箱やバスケットが大活躍なさることでしょう
この時期の行楽と言えば潮干狩りも代表的な行楽のひとつ。
貝を拾ったり磯遊びをしたりしながら持参したお弁当や草餅などを食べる風習が、すでに室町時代でも見られたそうです。
家族で食べる行楽弁当の歴史は、とても長いのです
某生活情報誌のアンケートによれば、行楽弁当の「定番の人気おかず」は、卵焼き・鳥の唐揚げ・ウィンナーソーセージ。
主食は、 おにぎり・サンドイッチ・いなり寿司だそうです。
どれも、作り手にとっては作りやすくて、食べる側にはつまみやすい形状で食べやすい、というおかずばかりで納得のランキングです
作る側からすると、普段のお弁当に比べて量が増えるので、なるべく手早く作りたいところ。
同じ主材料と同じ手順でも、混ぜる具を変えるだけでバリエーションがぐんと広がります
例えば・・・。「卵焼き」なら、普通の物に加えて、ウナギ入りでう巻きにしたり、ハムやチーズやパセリを加えて洋風にしたり・・・。
「鶏の唐揚げ」は、普通の物に加えて、ちょっとゴマ衣を付けたり、青のりをふったり、野菜と一緒に甘酢に漬けてチキン南蛮風にしたりするのも良いですね。
ひとつひとつ別のおかずを用意するよりも、ずっと手軽にたくさんのおかずが揃います。
お弁当の用意に忙しくて、出かける前に疲れると楽しめないですよね
さて本日は、『きんぴら稲荷寿司』のレシピをご紹介します。
寿司飯にきんぴらごぼうを混ぜて、揚げに詰めます
いつもの酢飯にちょっと混ぜるだけで、味に広がりが出ますよ。
ぜひお試し下さいね。
こんにちは!
料理家のひろろ こと 竹内ひろみです。
寝る2〜3時間前はできるだけ食べない、飲まない方がいい・・
特にダイエット中はよく言われことですね
食べ物を食べてすぐに寝ると脂肪が体に蓄積されやすくなったり、就寝中にも胃が休むことなく働き続けてしまったりするので、体への負担が大きくなります。
でも、お腹が空きすぎてしまっていると逆に眠れない・・・ということもありますよね
これは消化のためのエネルギーが不要となり、血液が脳に集まるため、覚醒状態になってしまうからなのです
適度に空腹感が満たされていると寝付きが良いということになるのですが、深夜に摂る食事にはちょっとした注意点があります。
まずは脂肪分の摂取を控えるということ。
活動量の多い、昼間と比べ、夜は寝るだけの状態。
エネルギーとして使われない脂肪分は蓄積されてしまいます。
そして、できるだけ消化の良い食べ物を適量に頂きましょう
お粥やリゾット・うどん・具だくさんのスープなど、具が適度に入った温かい汁物がおすすめです。
深夜の食事の場合、一皿で糖質類・タンパク源となる物(できれば豆腐など植物性の物)・ビタミン・ミネラルを含む野菜や海藻類が摂れるご飯だと後片付けも楽です
また、昼食から深夜まで何もお腹に入れないと、体は飢餓状態となり、脂肪を溜め込みやすくなってしまったり、空腹のため夕食をたくさん食べてしまったりする・・ということにもなってしまうので、夕方におにぎりやバナナなどちょっとお腹に入れておくといいですね
さて、本日は『厚揚げ丼』をご紹介します。
タンパク質を含んだ栄養満点の厚揚げを使った丼ぶりです。
ぜひお試し下さい
こんにちは、料理家の野上優佳子です
先月で震災から3年が過ぎました。
改めて防災について見つめ直したご家庭も多かったのではないでしょうか。
我が家も、非常用防災袋の中身を今一度確認してみました。
非常食としても大活躍する「缶詰」は、常温保存で約3年が賞味期限の目安。
ですから、震災後に詰めた缶詰は丁度入れ替え時期になりました。
※賞味期限は「おいしく食べられる」目安です。
水に浸かるなどで缶が腐食したりせず、冷暗所で正しく保管した場合には、保存期間が長くなっても食べることはできます。この技術は、200年以上前に皇帝ナポレオン率いる仏軍の食料保存を目的に作られた瓶詰めが最初と言われています。
これがさらにイギリスでブリキを利用した缶詰の発明へ、そしてアメリカに渡って製造ラインも本格化、南北戦争で軍用食料のニーズが高まり大量生産の時代を迎えます。
日本で作られたのは明治時代。
1871年に長崎の実業家・松田雅典氏が「いわしの油漬け缶」を手がけた物が日本製缶詰の始まりです。
その後、産業振興の国家事業のひとつとして、北海道・石狩市に初めて缶詰工場が建設され商業生産が開始されました。
石狩川に遡上したサケの缶詰が作られたそうです。
魚やフルーツ、野菜などの食料缶詰を始め、お茶やコーヒーなどの飲料缶、さらに瓶詰めも合わせると、日本缶詰協会によれば日本の国民1人あたりの年間消費量は約126缶
改めて、缶詰がとても身近な存在だと気付かされますね
さて、今回は缶詰のコンビーフを使った『コンビーフポテト』のレシピをご紹介します
コンビーフは、塩漬け牛肉を煮沸してほぐし、ミンチ肉や食用油脂・調味料を配合した物。
ジャガイモと一緒に組み合わせれば、メインにもおすすめの一品になります。
ぜひお試し下さいね