こんにちは!
料理研究家の ひろろ こと 竹内ひろみです。
「これ、おいしそう 試してみたい!」
と思わず購入してしまうペーストやちょっと変わった輸入調味料。
一度か二度使って、あとは冷蔵庫に入れたまま・・・ ということはありませんか?
そんなときにいくつかの活用方法を知っているとバリエーションが広がり、余すことなく使い切ることができます
バジルペーストなどのオイルの入ったペースト類はパスタにからめたり、クラッカーに添えたりする以外にスープを作る際の炒めオイルとして使ったり、バゲットをトーストするときのバター代わりに使ったり、味付きオイルとして炒め物、煮物などいろいろな調理に応用が利きます
スイートチリソースなどオイルの入っていない調味料はマヨネーズやオイルをプラスしてドレッシングとして使うと、味にちょっとしたアクセントが付いておいしいです
きんぴらなどの甘辛系の味付けにしたいときの砂糖やみりんの代わりとしても使えるので、ひと瓶購入しても意外と使い切ることができるんです
また、お土産などでその地方の特産の調味料を頂く機会もあると思うのですが、まずはパッケージの裏に書いてある使い方で調理してみて、アレンジを広げるとお料理の幅が広がり、楽しいですよ
さて、本日はペーストの中でもどこでも手に入り使用頻度の高い、バジルペーストを使ったレシピ『バジルソースの具沢山スープ』をご紹介します。
バジルペーストは購入した物でも、手作りした物でもどちらでも です
こんにちは!
料理家の吉田由子です。
まだまだ残暑が厳しいですね
ビールがおいしいです (笑)
ビールのお供であるおつまみは、ささっと作れてヘルシーな物がいいですよね
スパイスやハーブなど、少しパンチのある調味料をプラスすると、シンプルなお料理もお酒のすすむ一品に変身します。
さて、今回はおつまみ作りにおすすめの調味料『ハーブソルト』についてご紹介します。
『ハーブソルト』は、岩塩や粗塩、こしょうやニンニク、バジル・オレガノ・タイム・マジョラムなどのハーブを乾燥させてブレンドした物です。
ハーブを育てていらっしゃる方は、お好みの配合で手作りしてもおいしいですし、スーパーや輸入食材店などでもいろいろな種類のハーブソルトが販売されています。
私が愛用している物は、岩塩、ペッパー、オニオン、ガーリック、タイム、セロリ、オレガノがブレンドされた物です。
舐めてみると、スナック菓子のような・・・身体に良くなさそうな・・・
感じなのですが、人工的に作られた化学調味料などは入っていません
ハーブや香辛料の風味で十分おいしいので、
ハーブソルトを選ぶときは化学調味料が加えられていない物がおすすめです。
ゆでた野菜やサラダなど、シンプルなお料理にプラスするとたちまちお酒の進む一品に変身しますよ。
お試し下さいね
さて、今回は『ハーブソルトのアンチョビポテト』のレシピをご紹介致します。
ハーブソルトがアクセント!
おつまみにぴったりのレシピです
こんにちは、料理家の野上優佳子です
先日、青唐辛子が山のように売られていたので早速購入しました
青唐辛子はこの時期ならではの生香辛料で、ちょっとした自家製調味料に大活躍してくれる食材ですザクザクと輪切りにして耐熱ビンに入れ、そこに熱々の酢をひたひたになるまでかければ、あっという間に青唐辛子酢のできあがり。
味噌と三温糖と一緒に炊いて甘味噌も作りました。
ちょっと食欲が落ちたときに、体を元気にしてくれますよ
唐辛子は私たちになじみ深い食材です。
そして、世界中で愛されている、大きなロマンを持つ香辛料でもあります。
唐辛子、と一口に言ってもハバネロやシシトウなど様々な種類がありますが、現在食べられているのはほぼすべてひとつの栽培種、アンヌームという種に属しているものなのだそうです。
この唐辛子、日本に渡来したのは室町時代で、ポルトガル人によってもたらされたという説が最も古いと言われています
海外では、15世紀後半に西インド諸島を発見したコロンブスの日記に、「アヒ」つまりトウガラシについての記述が残されています。
この発見により、中南米からヨーロッパそしてアラブ、アジアへと唐辛子は広く伝播しました。
なんと! 紀元前8000年にはすでに中南米で利用されていたことが遺跡の発掘調査により分かったんです。
唐辛子は私たち人間の食生活の中でも大変古くからつながりを持つ植物のひとつなんですね。
世界の料理を見てみましょう
メキシコ料理のサルサを始め、スペイン料理のチョリソ(唐辛子入り腸詰め)、イタリア料理のサルデッラ(シラスと唐辛子のペースト)、トルコなどのアラブ世界でおなじみのハリーサ(唐辛子ペースト)、中華料理の水煮、チベットのバカン・ホン、韓国のキムチ、タイのナームプリック(唐辛子味噌)、日本の七味唐辛子などなど…。
どれもその国ならではの郷土食として存在していて、その浸透ぶりがうかがえます。
脇役の唐辛子ですが、実はとてもとても深い魅力にあふれる食材なのだと、改めて感心させられますね
さて今回は、唐辛子のルーツ、中南米はメキシコのお料理「チキンとアボカドのスープ」をご紹介します。
メキシコの友人直伝の栄養スープです。
ぜひ、お試し下さいね
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
2011年、韓国ブランドの飲む発酵酢が日本で大人気となりました。
その理由は、有名な女性アイドルグループをイメージキャラクターに採用したこともありますが、飲みやすさと美容効果が支持されたようです
そもそも朝鮮半島で酢が登場したのは、いつ頃でしょう?1124年に刊行された「高麗図経」には、すでに酢についての記述があり、スープや漬け物の調味料として使われていたそうです。
酢の原料はと言うと、米や小麦などの穀物、りんごや柿などの果実、野菜、マッコリの発酵が進むと酢に変わります。
実は6月に、韓国の珍島(チンド)にいらっしゃる発酵酢名人のもとを訪れまして、そこで野菜を使った酢の作り方をレクチャーして頂きました
キュウリ、パプリカ、ニンジンなどの野菜をざくざくと切り、ここにハチミツと酵素を入れてかき混ぜます。
かき混ぜているうちに水分が出てくるので、消毒した容器に入れます。
20日間過ぎたら野菜を漉して水分だけにし、さらに2ヵ月発酵させたらできあがりです
さて、気になるのは、酢の効用。
・食欲増進、消化促進
・血液循環を良くする
・疲労回復
・抗酸化作用
・脂肪減少
夏は暑さで疲労がたまり、食欲が減退しますよね
こんなときこそ、お酢の摂取をおすすめします。
1日、大さじ1杯程度を取れば十分。
飲むお酢が好きな方はドリンクとして、酸味が苦手な方は、調味料で上手に取り入れてみて下さい。
もともと、私はお酢が好きなのですが、発酵酢名人から頂いたお酢を毎日飲むことにしました。
夏バテとは程遠い日々になりそうです
それでは、本日のレシピをご紹介致します。
お酢を使った一品、「ナスの冷製スープ」です。
さっぱりと頂けますので、作ってみて下さいね。