こんにちは!
料理研究家のひろろ こと 竹内ひろみです。
忙しいときは、ついついお料理がルーティンの物になってしまうなんていうことはありませんか?
パパっと作れる物は、慣れている物なので、毎回同じ料理が食卓に並んでしまいがちですよね
そんなときにおすすめなのが、ストックできる合わせ調味料を作っておくこと
例えば、練りごま(ピーナツペーストでもOK)にコチジャンやしょうゆ、みりんなどを合わせて作るちょっと濃厚なたれや、ナッツ類をベースにした洋風なたれ。
炒めた野菜と味噌やしょうゆ、バルサミコ酢などの調味料を合わせた野菜だれなどがあります
数日保存がきく物を2、3種類ストックしておくと、蒸し野菜やサラダにかけたり、ソテーしたお肉類に添えたりと日替わりで使えるので、便利です
そして、料理の中で意外と時間がかかるのが、下準備。
朝のうちに(もしくは1日のうちで時間が取れるときに)野菜を切っておく。
スープなど時間がかかるような物であれば、タマネギやニンニクなどベースとなる野菜は炒めておく
・・・といった、調理の最初の部分だけでも手を付けておくと、あとは仕上げるだけなので、時間の短縮になりますよ
同じ野菜炒めでも、オリーブ油をゴマ油に変え、加える調味料をハーブソルトからオイスターソースに変えるだけでも、違った味わいになるので、和洋中の調味料で味のバリエーションを広げることができます
さて、本日ご紹介するレシピは「メカジキのソテー 野菜だれぞえ」です。
お魚以外にもお肉や、麺類に添えてもOKの野菜で作るたれを作っていきます。
ぜひ、お試し下さいね
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国の代表的な調味料と言えば、コチュジャンがあります。
コチュジャンは鍋、和え物、炒め物、煮物など用途が広く、とても便利ですよね
また、日本と同様にしょうゆ(カンジャン)、みそ(テンジャン)もあります。
市販の物が出回るようになってから、調味料を手作りする家庭は激減していますが、
地方では軒先に吊された「みそ玉(メジュ)」を見かけることがあります。
メジュはしょうゆ(カンジャン)、みそ(テンジャン) 、コチュジャンと3つのジャン作りに欠かせない材料なんですよ
メジュ作りの季節は立冬
茹でてつぶした大豆を塊にし、藁で結わいて天日干しにします。
雨は大敵なので、天気の悪い日は部屋の中で干します。
藁で結わく理由は、藁に含まれる枯草菌により、メジュの発酵を促進させるためです
数ヵ月干したメジュは、カチコチに固くなりカビが生えます。
このメジュを塩水と一緒に大きなカメに1ヵ月程入れて置いておくと、黒い上澄みがしょうゆ になり、残ったメジュの塊がみその素になるんですね。
コチュジャンの場合は、粉にしたメジュに粉唐辛子、餅米のお粥、塩水、水飴などを混ぜ合わせ、2ヵ月ほど発酵させてできあがりとなります。
時間をかけてできあがった調味料は、深い味わい
特にみそは、日本と韓国で製法の違いにより、料理での使い方が異なります。
例えば、みそ汁を作る場合、日本は最後に加えますが、韓国の物は水と一緒に加えてグツグツと煮立たせます。
テンジャンは煮込む程に、コクが生まれるのです
機会があったら、テンジャンでみそ汁を作ってみて下さいね。
さて、今日ご紹介するのは「手作りコチュジャン」です
本来の作り方は時間がかかりますので、麹みそを使った手軽な方法です
冷蔵庫で1年間は保存が可能ですので、
市販とは違ったコチュジャンを味わってみて下さい
こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
すし酢や辛味噌、明太子マヨネーズなど、基本の調味料に味がプラスされている、味付き調味料を店頭でよく見かけます。
基本調味料に他の食材を足すと自分でも作れますが、1本あると便利な調味料です
3月の季節行事である「ひな祭り」の定番料理と言えば、ちらし寿司やてまり寿司。
すし酢が1本あると、味のブレがなく、すし飯を作ることができるので、ささっと作りたいときはおすすめです。
しかし、余ってしまって、その後は冷蔵庫に保存したまま・・・と言う声も
そんなときは、甘みをプラスしたい料理に調味料として使いましょう
鶏肉などをしょうゆベースで煮るときの煮汁に少し加えると、酢の作用でお肉もやわらかくなり、味もさっぱりと仕上がります
また、ダイコンとニンジンで作るなますや、本日ご紹介するような漬けだれに使用してもOKです。
辛味噌やゆず味噌のように、味噌がベースの調味料も、炒め物に使ったり、スティック野菜や豚しゃぶの添えだれを作るときに使うと、味にアクセントが付きます
マヨネーズに他の食材がプラスされた調味料は、サラダにかける以外にも、パンに塗ってトーストするとチーズのような風味になります。
ゴマドレッシングなど油分が入っている和風系のドレッシングは、炒め物に使用してもおいしいです
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
冬になって、オーブンを使うことが増えました。
焼き菓子などを焼くと、家中を甘い香りと温かさが包んでくれて、なんとも幸せな気持ちになります
この季節に、特に活躍してくれるスパイスと言えば、シナモン。
我が家では、アップルパイやクッキーを焼くときはもちろん、煮込み料理のときにも活用します。
南インド原産の常緑樹で、樹皮を薄くはぎ取り乾燥させた物を、スパイスとして使います。
スティック状の物と、粉状の物が市販されています。
シナモンは最古のスパイスと言われるほど歴史が古く、エジプト文明ではミイラの防腐剤に、また古代ローマではその魅力的な芳香から王侯貴族の贈答品として用いられました。
日本でも古くから存在は知られていて、奈良時代の天平文化の美術工芸品が納められている東大寺の正倉院にも、中国伝来の薬物として奉納されているほど。
シナモンには、「肉桂」「桂皮」「ニッキ」という呼称があります。
京都の八つ橋や、郡上八幡の肉桂玉(ニッキ飴)、鹿児島のけせん団子など、郷土菓子にもよく用いられ、私たちにとてもなじみ深い香辛料です。
漢方としてのシナモン(桂皮)は、鎮静作用があり、身体を温める効果があると言われています。
寒くなるこの季節に、香りを存分に楽しみたいですね
さて今回は、このシナモンをレーズンやクルミと合わせてパイにしました。
そのおいしさと豊かな甘い香りに、癒されること間違いなし!
ぜひお試し下さいね