こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
今月は、岡山県では通算4回目となる「豆腐マイスター認定講座」が開催される予定です
岡山会場の講座は、初回からずっと私が料理講師として登壇しており、毎年、豆腐マイスターの誕生に立ち会えることがとてもうれしいです
この調子で、豆腐仲間が増えてくれたら良いなと思っています
料理講座で紹介するために、豆腐を使ったスイーツを考えているのですが、これがなかなか難しく、毎回頭を悩ませています
どうしたら豆腐だけで、おいしいスイーツが作れるものかと考え続け、もはや豆腐料理を作る上でのテーマのひとつです。

豆腐のスイーツは色々ありますが、共通して求められているのは、「お腹いっぱい食べてもヘルシーで低カロリー」ということと、「豆腐っぽさがあまり感じられないこと」ではないかと思っています
個人的な意見ではありますが、豆腐は大豆特有のクセや後味があるので、スイーツにしたときに豆腐の味が強すぎると、変わった味付けの豆腐を食べているように感じて、興ざめしてしまうことがあります
低カロリーにするのなら、生クリームやクリームチーズなどの脂肪分を加えるのは気が引けますし、甘味料も、砂糖を使うよりは甘酒やメープルシロップなどの自然甘味料が良いかもしれないと試した結果、甘さが足りず、物足りない仕上がりになることも
それなら、糖質0のエリスリトールを使おう!とも思うのですが、コストが高くなってしまい、気軽に作るスイーツにはもったいない……。
そんなことをグルグルと考えていたら、制限だらけで窮屈だなぁと思うようになり、最近は割り切ることにしました。
そう、スイーツは甘くておいしいのが一番
スイーツであることを大事にしよう!と決めて、色々と試作している今日この頃です
そこで今回は、豆腐だけで作ることにこだわった「豆腐のレアチーズ風ムース」をご紹介します。
使う豆腐は、絹ごしか充てん豆腐なら、どんな豆腐でもOK。
コンビニエンスストアで手に入る、お手ごろ価格の豆腐でもおいしく作れますよ
気になる豆腐の味は、少し加えるハチミツで和らぎます。
十分に水切りした豆腐を、ミキサーでしっかり撹拌して、他の材料と混ぜ合わせて下さいね。
ムースの甘さは控えめにしてヘルシーに、フルーツソースを添えることで、甘さと味わいをプラス
レシピではマンゴーソースですが、ブルーベリージャムなど市販のジャムを少量の水で溶いた物をかけてもおいしいです。
ぜひ作ってみて下さい

今月は、岡山県では通算4回目となる「豆腐マイスター認定講座」が開催される予定です

岡山会場の講座は、初回からずっと私が料理講師として登壇しており、毎年、豆腐マイスターの誕生に立ち会えることがとてもうれしいです

この調子で、豆腐仲間が増えてくれたら良いなと思っています

料理講座で紹介するために、豆腐を使ったスイーツを考えているのですが、これがなかなか難しく、毎回頭を悩ませています

どうしたら豆腐だけで、おいしいスイーツが作れるものかと考え続け、もはや豆腐料理を作る上でのテーマのひとつです。

豆腐のスイーツは色々ありますが、共通して求められているのは、「お腹いっぱい食べてもヘルシーで低カロリー」ということと、「豆腐っぽさがあまり感じられないこと」ではないかと思っています

個人的な意見ではありますが、豆腐は大豆特有のクセや後味があるので、スイーツにしたときに豆腐の味が強すぎると、変わった味付けの豆腐を食べているように感じて、興ざめしてしまうことがあります

低カロリーにするのなら、生クリームやクリームチーズなどの脂肪分を加えるのは気が引けますし、甘味料も、砂糖を使うよりは甘酒やメープルシロップなどの自然甘味料が良いかもしれないと試した結果、甘さが足りず、物足りない仕上がりになることも

それなら、糖質0のエリスリトールを使おう!とも思うのですが、コストが高くなってしまい、気軽に作るスイーツにはもったいない……。
そんなことをグルグルと考えていたら、制限だらけで窮屈だなぁと思うようになり、最近は割り切ることにしました。
そう、スイーツは甘くておいしいのが一番

スイーツであることを大事にしよう!と決めて、色々と試作している今日この頃です

そこで今回は、豆腐だけで作ることにこだわった「豆腐のレアチーズ風ムース」をご紹介します。
使う豆腐は、絹ごしか充てん豆腐なら、どんな豆腐でもOK。
コンビニエンスストアで手に入る、お手ごろ価格の豆腐でもおいしく作れますよ

気になる豆腐の味は、少し加えるハチミツで和らぎます。
十分に水切りした豆腐を、ミキサーでしっかり撹拌して、他の材料と混ぜ合わせて下さいね。
ムースの甘さは控えめにしてヘルシーに、フルーツソースを添えることで、甘さと味わいをプラス

レシピではマンゴーソースですが、ブルーベリージャムなど市販のジャムを少量の水で溶いた物をかけてもおいしいです。
ぜひ作ってみて下さい


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
先日、薬膳カレー、薬膳茶といった、「薬膳○○」と名付けられた商品を店頭で見かけました
薬膳という言葉から、何となく身体に良さそう、特別な生薬が入っているのかな?と様々なイメージが湧きますね。
本来「薬膳」とは、食べる人の体質や身体の状態に応じて、食材や生薬が持っている性質や味を活かして作る食事のこと
特別な生薬を使っていなくても、身近な食材の性質を知り、それらを身体の症状に合わせて料理に取り入れることで薬膳になりますが、薬効性が高い生薬を加えることによって、さらにその効果が高まると考えられています
しかし、生薬を日常の食事に取り入れるのはなかなか難しいのでは?とも思うのです。
そこで、番茶やウーロン茶、紅茶など、いつも飲んでいるお茶に生薬をプラスした薬膳茶を頂くのはいかがでしょうか

数ある生薬の中でも、お茶に入れてもそれ程違和感がなく、入手しやすい物は、菊花、陳皮(ちんぴ/乾燥させたみかんの皮)、くこの実などです。
菊花は風邪の初期症状や、のどの痛みを和らげる効果。
陳皮は胃腸の働きを高め、痰(たん)を除く働き。
くこの実は疲れ目の回復に良いなど、ちょっとした不調を整えてくれます
生薬は、スーパーで手軽に手に入る物から、漢方を取り扱うお店で購入できる物まで種類も様々。
何からはじめたら良いか迷ってしまうという方は、あらかじめ生薬がブレンドされたお茶を購入するのも良いですね
例えば、冬になるとよく店頭に並ぶショウガ紅茶は、身体を温める作用のあるショウガとお茶をブレンドした物。
ご自身の症状に合わせたブレンド茶を選ぶのがおすすめです
食後のほっと一息つく時間
私は、そのときの身体の状態に合わせたブレンド茶をセレクトして、お茶の時間を楽しんでいます。
薬膳茶を飲んだあと、身体がポカポカしてきた!すっきりした!など、身体の変化を感じると、日々の食事が身体を作っているのだなと実感します
日常に薬膳を取り入れることで、毎日元気に過ごせると良いですね
さて、今回のレシピは「くこの実ドレッシングのサラダ」をご紹介します。
疲れ目の回復に良いと言われるくこの実は、テレビ・パソコン・スマートフォンなどで瞳を酷使している現代人にぴったり。
サラダにする野菜は、お好みの物でOKですよ。
ぜひお試し下さい

先日、薬膳カレー、薬膳茶といった、「薬膳○○」と名付けられた商品を店頭で見かけました

薬膳という言葉から、何となく身体に良さそう、特別な生薬が入っているのかな?と様々なイメージが湧きますね。
本来「薬膳」とは、食べる人の体質や身体の状態に応じて、食材や生薬が持っている性質や味を活かして作る食事のこと

特別な生薬を使っていなくても、身近な食材の性質を知り、それらを身体の症状に合わせて料理に取り入れることで薬膳になりますが、薬効性が高い生薬を加えることによって、さらにその効果が高まると考えられています

しかし、生薬を日常の食事に取り入れるのはなかなか難しいのでは?とも思うのです。
そこで、番茶やウーロン茶、紅茶など、いつも飲んでいるお茶に生薬をプラスした薬膳茶を頂くのはいかがでしょうか


数ある生薬の中でも、お茶に入れてもそれ程違和感がなく、入手しやすい物は、菊花、陳皮(ちんぴ/乾燥させたみかんの皮)、くこの実などです。
菊花は風邪の初期症状や、のどの痛みを和らげる効果。
陳皮は胃腸の働きを高め、痰(たん)を除く働き。
くこの実は疲れ目の回復に良いなど、ちょっとした不調を整えてくれます

生薬は、スーパーで手軽に手に入る物から、漢方を取り扱うお店で購入できる物まで種類も様々。
何からはじめたら良いか迷ってしまうという方は、あらかじめ生薬がブレンドされたお茶を購入するのも良いですね

例えば、冬になるとよく店頭に並ぶショウガ紅茶は、身体を温める作用のあるショウガとお茶をブレンドした物。
ご自身の症状に合わせたブレンド茶を選ぶのがおすすめです

食後のほっと一息つく時間

私は、そのときの身体の状態に合わせたブレンド茶をセレクトして、お茶の時間を楽しんでいます。
薬膳茶を飲んだあと、身体がポカポカしてきた!すっきりした!など、身体の変化を感じると、日々の食事が身体を作っているのだなと実感します

日常に薬膳を取り入れることで、毎日元気に過ごせると良いですね

さて、今回のレシピは「くこの実ドレッシングのサラダ」をご紹介します。
疲れ目の回復に良いと言われるくこの実は、テレビ・パソコン・スマートフォンなどで瞳を酷使している現代人にぴったり。
サラダにする野菜は、お好みの物でOKですよ。
ぜひお試し下さい


こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
先日、韓国旅行中に書店へ立ち寄ったところ、和食のレシピ本が何冊か平積みになっていました
日本旅行を楽しむ韓国人が増えたことで、日本に対する興味や理解が深まり、韓国の様々な場所で、日本文化が浸透しているのを感じます
一昔前まで、韓国のお弁当と言えば「のり巻き(キムパプ)」が主流でした。
冷めたご飯を食べる習慣が少ない中、のり巻きだけは例外だったのです。
手に持って食べやすいことや、ご飯と具材のバランスが良いことなど、お弁当の一品として愛されてきました

のり巻きの他にも、韓国のりをちぎってご飯に混ぜ込み、片手で握った「チュモクパプ」と呼ばれる、小さいフットボール状のおにぎりや、日本のおにぎりによく似た「三角キムパプ」といったおにぎりもありますが、のり巻きに比べると、チュモクパプや三角キムパプをお弁当にすることは、本当に少なかったのです
しかしここ数年、日本でSNS映えするお弁当が流行している影響を受け、韓国のお弁当文化も、著しい変化が見られるようになりました。
バラエティー豊かな具材を組み合わせたおにぎりや、キャラクターを象ったおにぎりなど。それに伴って、お弁当作りの本が増えたのです
2年程前からは、日本のおにぎらず(のりにご飯と好みの具を乗せ、のりの四隅を内側に折りたたむことで、握らずに成形する四角いおにぎり)が注目され、キムチ、プルコギ、ツナ、卵焼きなど、韓国ならではの具を挟んでアレンジされています。
その中でも、多く使われているのはスパムでしょうか。
韓国では、米軍が常駐するようになってから、スパムを使ったメニューが増え、スパム入りでボリュームのある「部隊チゲ」という料理は、ここから生まれました。
スパムは、普段の料理にもよく使われる食材なので、おにぎらずの具になるのも納得です
また今年に入って、韓国屈指のリゾート地・済州島(チェジュド)で流行しているのが、円形のご飯の上に焼いたアワビを乗せた物。
サンドイッチのように作ったキムパプとともに、観光客に大人気です
韓国在住の友だちの言葉を借りると、「韓国のお弁当文化が段々と日本に近づいていて、面白みがない」そうですが、両国がお互いの長所を取り入れて、新たな食文化を築くのは良いことだと私は思います
さて今回のレシピは、「スパムのおにぎらず」をご紹介します。
ゴマ油と塩で味付けしたご飯を使うのが韓国風。
日本のおにぎらずとは、ひと味違うおいしさを楽しんで下さいね

先日、韓国旅行中に書店へ立ち寄ったところ、和食のレシピ本が何冊か平積みになっていました

日本旅行を楽しむ韓国人が増えたことで、日本に対する興味や理解が深まり、韓国の様々な場所で、日本文化が浸透しているのを感じます

一昔前まで、韓国のお弁当と言えば「のり巻き(キムパプ)」が主流でした。
冷めたご飯を食べる習慣が少ない中、のり巻きだけは例外だったのです。
手に持って食べやすいことや、ご飯と具材のバランスが良いことなど、お弁当の一品として愛されてきました


のり巻きの他にも、韓国のりをちぎってご飯に混ぜ込み、片手で握った「チュモクパプ」と呼ばれる、小さいフットボール状のおにぎりや、日本のおにぎりによく似た「三角キムパプ」といったおにぎりもありますが、のり巻きに比べると、チュモクパプや三角キムパプをお弁当にすることは、本当に少なかったのです

しかしここ数年、日本でSNS映えするお弁当が流行している影響を受け、韓国のお弁当文化も、著しい変化が見られるようになりました。
バラエティー豊かな具材を組み合わせたおにぎりや、キャラクターを象ったおにぎりなど。それに伴って、お弁当作りの本が増えたのです

2年程前からは、日本のおにぎらず(のりにご飯と好みの具を乗せ、のりの四隅を内側に折りたたむことで、握らずに成形する四角いおにぎり)が注目され、キムチ、プルコギ、ツナ、卵焼きなど、韓国ならではの具を挟んでアレンジされています。
その中でも、多く使われているのはスパムでしょうか。
韓国では、米軍が常駐するようになってから、スパムを使ったメニューが増え、スパム入りでボリュームのある「部隊チゲ」という料理は、ここから生まれました。
スパムは、普段の料理にもよく使われる食材なので、おにぎらずの具になるのも納得です

また今年に入って、韓国屈指のリゾート地・済州島(チェジュド)で流行しているのが、円形のご飯の上に焼いたアワビを乗せた物。
サンドイッチのように作ったキムパプとともに、観光客に大人気です

韓国在住の友だちの言葉を借りると、「韓国のお弁当文化が段々と日本に近づいていて、面白みがない」そうですが、両国がお互いの長所を取り入れて、新たな食文化を築くのは良いことだと私は思います

さて今回のレシピは、「スパムのおにぎらず」をご紹介します。
ゴマ油と塩で味付けしたご飯を使うのが韓国風。
日本のおにぎらずとは、ひと味違うおいしさを楽しんで下さいね


こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
雨が降り続き、買い物に出かけるのが億劫になりがちなこの季節
日々のごはん作りに、保存の利く食材を活用している方も多いのでは?
そこで今回は、買い置きにおすすめの便利食材「スプリットピー」をご紹介したいと思います。
スプリットピーとは、乾燥させたエンドウマメを二つに割った物です。
物が割れて二つに分かれるという意味の「スプリット」と、「エンドウマメ」を指す「ピー」が名前の由来
品種によってグリーンとイエローがあり、インドや欧米諸国など、多くの国で食べられています

スプリットピーは、スパイスと煮込んだインドカレーや、形がなくなるまで煮込んでとろみのあるスープにするなど、煮込み料理に最適です
豆の多くは、一晩水に浸けて戻してから調理しますが、スプリットピーは浸け置きなしですぐに調理できるため、豆は扱いが難しいと敬遠する方や、調理時間を短縮したい方にもおすすめ
水で煮るだけで、ほのかな甘味と旨みが引き出される特長を活かし、パスタやリゾット、サラダに加えるなど、様々な料理に活用できますよ
豆類は、主要栄養成分の構成により、「炭水化物を多く含むグループ」と、「脂質を多く含むグループ」の二つに大別されます。
スプリットピーは炭水化物を多く含むグループで、他にはあずき、インゲン、そら豆、ひよこ豆など。
炭水化物を多く含む豆は、重量の50%以上がでんぷんを主体とする炭水化物で、たんぱく質も約20%と豊富なのに対し、脂質は2%程なので、ダイエットや健康維持など、油分の摂取に気を付けたい方にうれしい食品と言えますね
一方、「脂質を多く含むグループ」の代表は大豆。
大豆は、重量の30%以上がたんぱく質、脂質は約20%と、半分以上を占めていることから、「畑の肉」と呼ばれることもあります。
炭水化物の含有量は約30%で、主成分がでんぷんの豆と比較すると、半分程度です。
どちらのグループにも共通しているのは、エネルギーの生成や代謝に重要な役割を果たすビタミンB1・B2・B6などのビタミンB群を豊富に含んでいるということ
また、生体組織の構成や生理機能の維持・調節に重要な、カルシウムやリン、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類もバランス良く含んでいます。
さらに、食物繊維やポリフェノールなど、機能性成分も含んでいますので、毎日の食事に豆を取り入れ、健康的な身体作りに役立ててみてはいかがでしょうか。
さて今回のレシピは、初夏にぴったりの爽やかな一品「スプリットピーのマリネ」をご紹介します。
作り置きして常備菜にしたり、お弁当に入れるおかずにしたりと重宝しますよ。
ぜひお試し下さい

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
雨が降り続き、買い物に出かけるのが億劫になりがちなこの季節

日々のごはん作りに、保存の利く食材を活用している方も多いのでは?
そこで今回は、買い置きにおすすめの便利食材「スプリットピー」をご紹介したいと思います。
スプリットピーとは、乾燥させたエンドウマメを二つに割った物です。
物が割れて二つに分かれるという意味の「スプリット」と、「エンドウマメ」を指す「ピー」が名前の由来

品種によってグリーンとイエローがあり、インドや欧米諸国など、多くの国で食べられています


スプリットピーは、スパイスと煮込んだインドカレーや、形がなくなるまで煮込んでとろみのあるスープにするなど、煮込み料理に最適です

豆の多くは、一晩水に浸けて戻してから調理しますが、スプリットピーは浸け置きなしですぐに調理できるため、豆は扱いが難しいと敬遠する方や、調理時間を短縮したい方にもおすすめ

水で煮るだけで、ほのかな甘味と旨みが引き出される特長を活かし、パスタやリゾット、サラダに加えるなど、様々な料理に活用できますよ

豆類は、主要栄養成分の構成により、「炭水化物を多く含むグループ」と、「脂質を多く含むグループ」の二つに大別されます。
スプリットピーは炭水化物を多く含むグループで、他にはあずき、インゲン、そら豆、ひよこ豆など。
炭水化物を多く含む豆は、重量の50%以上がでんぷんを主体とする炭水化物で、たんぱく質も約20%と豊富なのに対し、脂質は2%程なので、ダイエットや健康維持など、油分の摂取に気を付けたい方にうれしい食品と言えますね

一方、「脂質を多く含むグループ」の代表は大豆。
大豆は、重量の30%以上がたんぱく質、脂質は約20%と、半分以上を占めていることから、「畑の肉」と呼ばれることもあります。
炭水化物の含有量は約30%で、主成分がでんぷんの豆と比較すると、半分程度です。
どちらのグループにも共通しているのは、エネルギーの生成や代謝に重要な役割を果たすビタミンB1・B2・B6などのビタミンB群を豊富に含んでいるということ

また、生体組織の構成や生理機能の維持・調節に重要な、カルシウムやリン、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類もバランス良く含んでいます。
さらに、食物繊維やポリフェノールなど、機能性成分も含んでいますので、毎日の食事に豆を取り入れ、健康的な身体作りに役立ててみてはいかがでしょうか。
さて今回のレシピは、初夏にぴったりの爽やかな一品「スプリットピーのマリネ」をご紹介します。
作り置きして常備菜にしたり、お弁当に入れるおかずにしたりと重宝しますよ。
ぜひお試し下さい

