こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
数年前から、各メディアで健康に良い食材として「スーパーフード」を取り上げることが多くなってきました。
キヌア、チアシードなどに続き、新しいスーパーフードとして最近注目を集めているのが「そばの実」です。
今回は、今話題の「スーパーフード」についてご紹介します。

一般社団法人日本スーパーフード協会によるスーパーフードの定義は
栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
と定められています。
またその基準については、「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。
それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおける物。
とされています
代表的な物には、スピルリナ、マカ、クコの実、カカオ、チアシード、ココナッツ、アサイー、カムカム、ブロッコリースプラウト、麻の実などがあります。
皆さんの中にも、ダイエットや健康管理のために、毎日の食事に取り入れている食材があるかも知れませんね
また、私達日本人になじみの深い、納豆、味噌、甘酒、緑茶は「ジャパニーズスーパーフード」と呼ばれています。
そして、最近特に注目されている「そばの実」
日本では「そばの原料」としてなじみ深いですが、フランスではガレット、ロシアやヨーロッパではカーシャと呼ばれるお粥、韓国では冷麺に加工するなど、実は世界各国で食されている食材なのです。
特に注目すべき栄養素は、白米の約5倍含まれているビタミンB1。
ビタミンB1は糖質の代謝に欠かせない栄養素です。
その他、主に脂質の代謝にかかわるビタミンB2や、血糖値の上昇を穏やかにする作用、腸内環境を整える作用のある食物繊維、生活習慣病の予防が期待できるルチンも豊富に含まれています
適量を食事に取り入れることで、ダイエット効率を高めたり、便秘の予防や改善をしたり、健康的な生活を送ることにも役立ちそうですね
そばはよく食べるけれど、そばの実は食べたことがないという方も多いのではないでしょうか
そばの実は、お米と一緒に炊いたり、サラダやスープの具材にしたり、リゾットやひき肉料理に使ってもおいしいです
意外にも毎日の食卓に簡単に取り入れることができますよ
ぜひこの機会に挑戦してみて下さいね
今回のレシピは、そばの実を乾燥させて皮を取り除いた「そば米」で作る「そば雑炊」をご紹介します。
もとは徳島県の郷土料理で、お米の代用としてそば米を使ったのがはじまりと言われています。
これから寒くなる季節にぴったりの、ほっと身体を温めてくれるメニューです
試してみて下さいね

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
数年前から、各メディアで健康に良い食材として「スーパーフード」を取り上げることが多くなってきました。
キヌア、チアシードなどに続き、新しいスーパーフードとして最近注目を集めているのが「そばの実」です。
今回は、今話題の「スーパーフード」についてご紹介します。

一般社団法人日本スーパーフード協会によるスーパーフードの定義は


と定められています。
またその基準については、「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。
それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおける物。
とされています

代表的な物には、スピルリナ、マカ、クコの実、カカオ、チアシード、ココナッツ、アサイー、カムカム、ブロッコリースプラウト、麻の実などがあります。
皆さんの中にも、ダイエットや健康管理のために、毎日の食事に取り入れている食材があるかも知れませんね

また、私達日本人になじみの深い、納豆、味噌、甘酒、緑茶は「ジャパニーズスーパーフード」と呼ばれています。
そして、最近特に注目されている「そばの実」
日本では「そばの原料」としてなじみ深いですが、フランスではガレット、ロシアやヨーロッパではカーシャと呼ばれるお粥、韓国では冷麺に加工するなど、実は世界各国で食されている食材なのです。
特に注目すべき栄養素は、白米の約5倍含まれているビタミンB1。
ビタミンB1は糖質の代謝に欠かせない栄養素です。
その他、主に脂質の代謝にかかわるビタミンB2や、血糖値の上昇を穏やかにする作用、腸内環境を整える作用のある食物繊維、生活習慣病の予防が期待できるルチンも豊富に含まれています

適量を食事に取り入れることで、ダイエット効率を高めたり、便秘の予防や改善をしたり、健康的な生活を送ることにも役立ちそうですね

そばはよく食べるけれど、そばの実は食べたことがないという方も多いのではないでしょうか

そばの実は、お米と一緒に炊いたり、サラダやスープの具材にしたり、リゾットやひき肉料理に使ってもおいしいです

意外にも毎日の食卓に簡単に取り入れることができますよ

ぜひこの機会に挑戦してみて下さいね

今回のレシピは、そばの実を乾燥させて皮を取り除いた「そば米」で作る「そば雑炊」をご紹介します。
もとは徳島県の郷土料理で、お米の代用としてそば米を使ったのがはじまりと言われています。
これから寒くなる季節にぴったりの、ほっと身体を温めてくれるメニューです

試してみて下さいね


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
皆さんは海外旅行などをしたとき、「お味噌汁やおにぎり
が食べたい」と、食べ慣れた味が急に恋しくなることってありませんか
食べ物の嗜好は、味覚が著しく発達する生後3ヵ月頃から10歳位までにある程度決まると言われています。
そのため、幼い頃に何を食べていたかがその後の食選択に大きく影響するのです

我が家の朝食は、基本は和食なのですが、海外で育った主人がホテルの朝食ブッフェで選択するのは、オムレツ、ソーセージ、パン
、サラダなどの洋食。
中でも、イギリスの伝統食であるベイクドビーンズのプレートが一番おいしいと感じるとのこと
同じテーブルなのに並ぶ料理が和洋はっきりと分かれ、面白いなと思います。
食事は当たり前のことですが、毎日のこと
一度定着した食習慣を変えるのは、なかなか難しいものですね
毎日、何をどのように食べるのか?
これは、本当に大切なことなのです。
食べ物が身体を作るのと同じように、心も食べ物でできています。
例えば、イライラすると甘い物が食べたくなったり、不安や心配ごとがあると食べられなくなったりするなど、食事の習慣は、心=脳(細胞)の状態に左右されます。
その逆も然り、栄養のバランスが悪い食事が続くと、身体の具合が悪くなるばかりでなく、精神の不調にまでつながることがあるのです
食習慣はある程度意識をしないと変えられないものです。
ダイエットのため、いつも食べていた食後のスイーツ
をやめようと決めても、2〜3日するともとに戻ってしまう
糖質制限ダイエットを試みても、物足りなくなってしまい、逆に糖質を摂り過ぎてしまう
など、失敗を繰り返してしまうこともあるでしょう。
食べ慣れている物をやめる場合には、代替の物を摂るようにするのがおすすめです
例えば、食後のデザートを黒糖入りのチャイに変えてみる
糖質を減らした分だけ、たんぱく質を増やすなど
はじめはちょっと物足りなく感じるかもしれませんが、代替品を食べることで、お腹も心も満足してくるので、新しく取り入れた食がいつのまにか定着し、無理なく食習慣を変えることができますよ

さて今回は、「そぼろ高野豆腐ご飯」のレシピをご紹介します
そぼろにするのはひき肉ではなく、高野豆腐。
動物性のたんぱく質を植物性のたんぱく質に代替し、お肉の旨みを補うため、味付けをひと工夫しました。
ご飯を添えることで、バランスの良い食事がワンプレートで摂れます
ぜひお試し下さい

皆さんは海外旅行などをしたとき、「お味噌汁やおにぎり


食べ物の嗜好は、味覚が著しく発達する生後3ヵ月頃から10歳位までにある程度決まると言われています。
そのため、幼い頃に何を食べていたかがその後の食選択に大きく影響するのです


我が家の朝食は、基本は和食なのですが、海外で育った主人がホテルの朝食ブッフェで選択するのは、オムレツ、ソーセージ、パン

中でも、イギリスの伝統食であるベイクドビーンズのプレートが一番おいしいと感じるとのこと

同じテーブルなのに並ぶ料理が和洋はっきりと分かれ、面白いなと思います。
食事は当たり前のことですが、毎日のこと

一度定着した食習慣を変えるのは、なかなか難しいものですね

毎日、何をどのように食べるのか?
これは、本当に大切なことなのです。
食べ物が身体を作るのと同じように、心も食べ物でできています。
例えば、イライラすると甘い物が食べたくなったり、不安や心配ごとがあると食べられなくなったりするなど、食事の習慣は、心=脳(細胞)の状態に左右されます。
その逆も然り、栄養のバランスが悪い食事が続くと、身体の具合が悪くなるばかりでなく、精神の不調にまでつながることがあるのです

食習慣はある程度意識をしないと変えられないものです。
ダイエットのため、いつも食べていた食後のスイーツ


糖質制限ダイエットを試みても、物足りなくなってしまい、逆に糖質を摂り過ぎてしまう

食べ慣れている物をやめる場合には、代替の物を摂るようにするのがおすすめです

例えば、食後のデザートを黒糖入りのチャイに変えてみる

糖質を減らした分だけ、たんぱく質を増やすなど

はじめはちょっと物足りなく感じるかもしれませんが、代替品を食べることで、お腹も心も満足してくるので、新しく取り入れた食がいつのまにか定着し、無理なく食習慣を変えることができますよ


さて今回は、「そぼろ高野豆腐ご飯」のレシピをご紹介します

そぼろにするのはひき肉ではなく、高野豆腐。
動物性のたんぱく質を植物性のたんぱく質に代替し、お肉の旨みを補うため、味付けをひと工夫しました。
ご飯を添えることで、バランスの良い食事がワンプレートで摂れます

ぜひお試し下さい


こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理を研究する傍ら、3年前から日本料理の勉強をしています。
自国の食をきちんと学んで知識を持った上で、韓国料理の良さを伝えていこうという想いがあります
そこで今回は、日本料理と韓国料理それぞれの特長をいくつか挙げてみたいと思います。
★日本料理
旬を大切にする
旬の味わいを大切にし、素材の持ち味を活かした味付けにしています。
日本料理における調味料は、素材の良さをより引き出すための物ですね

さしすせそ
煮物などを作るとき、さしすせその順番で味を加えていきます。
これには科学的な理由があり、「さ」に当たる砂糖は分子が大きいため、あとに入れると味が入りにくいです
そこで、先に砂糖を入れて素材に甘味を含ませ、分子の小さな塩、しょうゆなど塩気のある物は砂糖よりあとに入れます。
旨み
舌が感じる基本の味は甘味、酸味、塩味、苦味の4つに、日本では「旨み」が加わります。
約100年前に旨み成分のL−グルタミン酸ナトリウムが発見されたことで、旨みという概念が確立しました。
韓国料理も出汁を取りますが、日本の代表的な出汁である、昆布のグルタミン酸とかつお節のイノシン酸を一緒にする出汁はありません。
出汁の旨みを上手に利用して仕上げた薄味が、日本料理と言えるでしょう。
★韓国料理
保存食が発達している
朝鮮半島は冬の寒さが厳しく、この季節は作物が十分に育たないため、越冬するための保存食が発達しています。
例えば、キムチは11〜12月にかけて大量に作っておき、少しずつ食べます。
その他、野菜、海産物、肉などの乾物も多くあり、それらを利用した料理が食卓に上らない日はない程です
生活の知恵として保存食が根付いている韓国では、一年中いつでも手に入る食材を好む傾向があります。
春に収穫できる野草は、新鮮な物をナムルにして味わう一方で、保存できる乾物にも加工するのです。
薬念(ヤンニョム)
韓国料理で使用する合わせ調味料は、すべて薬念(ヤンニョム)と呼ばれます。
薬食同源の考え方のもと、薬になることを念じて作ったことが由来と言われる、基本の味付けです。
砂糖、しょうゆ、ゴマ油などをすべて混ぜ合わせてから、煮物の調味料として加えます。
日本料理は食材の中心に甘味が感じられますが、韓国料理は食材の外側で甘味が伝わってきます。これは、調味料の使い方が異なるからなのです
辛味
韓国料理でも、旨みの概念が少しずつ広まっていますが、やはり5番目の味は「辛味」になります。
とは言え、唐辛子の刺激的な辛さではなく、ショウガのじんわりとした辛味を指しています。
今回は3つの観点から、日本料理と韓国料理の違いをお話しましたが、似て非なる物は他にもたくさんあります。
また機会がありましたら、お伝えしますね
それでは、本日ご紹介するレシピは「サケとキムチのホイル焼き」です。
日本ではおなじみの魚「サケ」と韓国の「キムチ」、日本料理と韓国料理のそれぞれ良いところを組み合わせました
アルミホイルで包んで焼くことで、ふっくらジューシーに仕上がりますよ。
ぜひ一度お試し下さい

韓国料理を研究する傍ら、3年前から日本料理の勉強をしています。
自国の食をきちんと学んで知識を持った上で、韓国料理の良さを伝えていこうという想いがあります

そこで今回は、日本料理と韓国料理それぞれの特長をいくつか挙げてみたいと思います。
★日本料理

旬の味わいを大切にし、素材の持ち味を活かした味付けにしています。
日本料理における調味料は、素材の良さをより引き出すための物ですね



煮物などを作るとき、さしすせその順番で味を加えていきます。
これには科学的な理由があり、「さ」に当たる砂糖は分子が大きいため、あとに入れると味が入りにくいです

そこで、先に砂糖を入れて素材に甘味を含ませ、分子の小さな塩、しょうゆなど塩気のある物は砂糖よりあとに入れます。

舌が感じる基本の味は甘味、酸味、塩味、苦味の4つに、日本では「旨み」が加わります。
約100年前に旨み成分のL−グルタミン酸ナトリウムが発見されたことで、旨みという概念が確立しました。
韓国料理も出汁を取りますが、日本の代表的な出汁である、昆布のグルタミン酸とかつお節のイノシン酸を一緒にする出汁はありません。
出汁の旨みを上手に利用して仕上げた薄味が、日本料理と言えるでしょう。
★韓国料理

朝鮮半島は冬の寒さが厳しく、この季節は作物が十分に育たないため、越冬するための保存食が発達しています。
例えば、キムチは11〜12月にかけて大量に作っておき、少しずつ食べます。
その他、野菜、海産物、肉などの乾物も多くあり、それらを利用した料理が食卓に上らない日はない程です

生活の知恵として保存食が根付いている韓国では、一年中いつでも手に入る食材を好む傾向があります。
春に収穫できる野草は、新鮮な物をナムルにして味わう一方で、保存できる乾物にも加工するのです。

韓国料理で使用する合わせ調味料は、すべて薬念(ヤンニョム)と呼ばれます。
薬食同源の考え方のもと、薬になることを念じて作ったことが由来と言われる、基本の味付けです。
砂糖、しょうゆ、ゴマ油などをすべて混ぜ合わせてから、煮物の調味料として加えます。
日本料理は食材の中心に甘味が感じられますが、韓国料理は食材の外側で甘味が伝わってきます。これは、調味料の使い方が異なるからなのです


韓国料理でも、旨みの概念が少しずつ広まっていますが、やはり5番目の味は「辛味」になります。
とは言え、唐辛子の刺激的な辛さではなく、ショウガのじんわりとした辛味を指しています。
今回は3つの観点から、日本料理と韓国料理の違いをお話しましたが、似て非なる物は他にもたくさんあります。
また機会がありましたら、お伝えしますね

それでは、本日ご紹介するレシピは「サケとキムチのホイル焼き」です。
日本ではおなじみの魚「サケ」と韓国の「キムチ」、日本料理と韓国料理のそれぞれ良いところを組み合わせました

アルミホイルで包んで焼くことで、ふっくらジューシーに仕上がりますよ。
ぜひ一度お試し下さい


こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
昨今のエスニック料理ブームを機に一般的になり、最近特に注目を集めている食材「パクチー」。
パクチー料理の専門店ができ、パクチーをメイン食材にしたレシピ本なども続々と登場しています。
その独特な強い香りは、好き嫌いがはっきりと分かれるところ。
「パクチスト」と呼ばれる熱狂的なファンが増えている一方、カメムシのような臭いに感じるなど、嫌がる人も多いようです。
今回は、今話題の「パクチー」の豆知識をご紹介します

「パクチー」は実はタイ語での呼び名で、英語では「コリアンダー」、中国語では「香菜(シャンツァイ)」と、それぞれ呼ばれています
日本では、生食用にするフレッシュな物を「パクチー」、スパイスとして使う乾燥した物を「コリアンダー」と区別して呼ぶことが多いようです。
パクチーは、地中海東部を原産とするセリ科の植物で、葉や茎をハーブや葉菜として、果実はスパイスとして利用します。
スパイスの場合は、カレーなどの煮込み料理に使われるのが一般的です
パクチーには、抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンC・E、腸内環境を整える食物繊維などの栄養成分が含まれており、独特のおいしさだけでなく、健康に良い成分を含んでいる野菜としても注目されています
古くは、野菜や香辛料としてのみならず、薬としても用いられてきました。
健胃作用や整腸作用、また有害金属の蓄積を排出する解毒作用があるとされています
新鮮なパクチーを選ぶには、緑色が鮮やかな物を選ぶと良いでしょう
鮮度が落ちたパクチーは、葉の色が黄色っぽくなってきます。
茎はもちろん、葉先までシャキッとしている物が理想的です
保存する場合は、乾燥しないよう水で濡らした新聞紙などで包んで、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
他の葉物野菜と同様、可能な限り立てた状態で保存し、数日で香りが薄れてくるため、早めに食べるのがおすすめです
パクチーの食べ方としては、サラダや生春巻き、フォーやスープのトッピングなどが一般的です。
パクチーがブームになっている最近では、自宅で手軽にパクチー料理を作れるようにと、調味料や加工食品も続々と販売されています
調味料で言えば、パクチードレッシング、パクチーソース、パクチーディップ、パクチーペーストなど。
加工食品となると、パクチースープ、パクチーフォー、パクチービーフン、パクチーカレー、パクチーチャーハン、パクチー餃子などのおかずから、パクチーポテトチップスなどのスナック菓子、パクチーモヒートなどのお酒まで、様々なパクチー食品を楽しむことができますよ
さて今回のレシピは、パクチーを使った「エスニックうどん」をご紹介します。
パクチー料理を試してみたい、初心者さん向けのレシピにしました。
少しナンプラーが入る他は、日本で食べられるうどんと同じ要領で作れます。
パクチーの量は加減して、お好みの味を探してみて下さいね

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
昨今のエスニック料理ブームを機に一般的になり、最近特に注目を集めている食材「パクチー」。
パクチー料理の専門店ができ、パクチーをメイン食材にしたレシピ本なども続々と登場しています。
その独特な強い香りは、好き嫌いがはっきりと分かれるところ。
「パクチスト」と呼ばれる熱狂的なファンが増えている一方、カメムシのような臭いに感じるなど、嫌がる人も多いようです。
今回は、今話題の「パクチー」の豆知識をご紹介します


「パクチー」は実はタイ語での呼び名で、英語では「コリアンダー」、中国語では「香菜(シャンツァイ)」と、それぞれ呼ばれています

日本では、生食用にするフレッシュな物を「パクチー」、スパイスとして使う乾燥した物を「コリアンダー」と区別して呼ぶことが多いようです。
パクチーは、地中海東部を原産とするセリ科の植物で、葉や茎をハーブや葉菜として、果実はスパイスとして利用します。
スパイスの場合は、カレーなどの煮込み料理に使われるのが一般的です

パクチーには、抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンC・E、腸内環境を整える食物繊維などの栄養成分が含まれており、独特のおいしさだけでなく、健康に良い成分を含んでいる野菜としても注目されています

古くは、野菜や香辛料としてのみならず、薬としても用いられてきました。
健胃作用や整腸作用、また有害金属の蓄積を排出する解毒作用があるとされています

新鮮なパクチーを選ぶには、緑色が鮮やかな物を選ぶと良いでしょう

鮮度が落ちたパクチーは、葉の色が黄色っぽくなってきます。
茎はもちろん、葉先までシャキッとしている物が理想的です

保存する場合は、乾燥しないよう水で濡らした新聞紙などで包んで、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
他の葉物野菜と同様、可能な限り立てた状態で保存し、数日で香りが薄れてくるため、早めに食べるのがおすすめです

パクチーの食べ方としては、サラダや生春巻き、フォーやスープのトッピングなどが一般的です。
パクチーがブームになっている最近では、自宅で手軽にパクチー料理を作れるようにと、調味料や加工食品も続々と販売されています

調味料で言えば、パクチードレッシング、パクチーソース、パクチーディップ、パクチーペーストなど。
加工食品となると、パクチースープ、パクチーフォー、パクチービーフン、パクチーカレー、パクチーチャーハン、パクチー餃子などのおかずから、パクチーポテトチップスなどのスナック菓子、パクチーモヒートなどのお酒まで、様々なパクチー食品を楽しむことができますよ

さて今回のレシピは、パクチーを使った「エスニックうどん」をご紹介します。
パクチー料理を試してみたい、初心者さん向けのレシピにしました。
少しナンプラーが入る他は、日本で食べられるうどんと同じ要領で作れます。
パクチーの量は加減して、お好みの味を探してみて下さいね

