こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
こちらで豆腐製品を使ったレシピを紹介させて頂くようになって、3年目に突入しました
ジャンルとしては、マイナーな「豆腐料理」ではありましたが、おかげさまで反響もあり、好評なのではないかと自負しております。
さて、今日は「おから」についてお話ししようと思います。
好評な豆腐料理ですが、なかでも「おから」を使ったレシピは注目度が高いことを日々肌で実感しています
これは個人的な見解なのですが、理由は2つあると思っています。ひとつ目はレパートリーが少ないこと。
おからと言うと、卯の花やポテトサラダなどの定番の物がメインで、どう使って良いのか分からないと言う声をよく聞きます。
そうした方々には、おからのパンや、焼き菓子などを紹介すると、大変好評です。ふたつ目はおからの健康効果目的です。
近年、おからパウダーの登場でおからを手軽に取り入れることができるようになりました。
おからには、豊富な「食物繊維」と「高い整腸作用」があることで知られています。
その他に、高コレステロールや肥満の予防にも効果があることも指摘されているのです
また、血液中のコレステロール濃度を下げて、正常にする効果があると言われる「大豆たんぱく質」、脂肪代謝や脳の活性化を促す「レシチン」、老化や生活習慣病予防に働く「サポニン」、骨粗しょう症や乳がんなどに効果を発揮する「イソフラボン」などの成分も豊富。
これだけの健康効果があって、ヨーグルトや味噌汁、スムージーに大さじ1を振りかけるだけで良いのです
そう、おからパウダーのおかげで、料理への興味が増し、おからが本当に市民権を得たように思います。
さて、今回は「おからとバナナのマフィン」を作りたいと思います
おからのしっとりとした食感と、バナナの甘みを生かして作るので、ほんのりとした甘さのマフィンに仕上がります。
低カロリーでおやつにも、朝食にもぴったり。
アクセントに炒ったクルミを加えていますが、お好みでチョコチップやレーズンにするのもオススメです
こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
暑さがひと段落し、朝夕がちょっと肌寒いなと感じられる季節となりました。
季節の変わり目は、なんとなく身体がだるいなど、疲れのサインがでることがあります。
疲れとは、痛み、発熱と合わせて「三大生体アラーム」と言われるように、身体から発せられるアラームです

身体から疲れのアラームが発せられたときは、一度立ち止まって、心と身体をリセットしましょう。

疲れの原因は肉体的なもの、精神的なものと様々ですが、東洋医学では、疲れの原因は「気」の乱れや不足でおきるため、睡眠や食事で「気」を補うことを優先します
「気」は目に見えないものなので分かりづらいのですが、私たちのパワーの源と捉えて下さい。
元気、やる気など、「気」が付く言葉からも想像ができるかと思います。
気が不足しているとき(気虚)は、ヤマイモなどのイモ類、豆類、米(もち米)、鶏肉、まぐろなどの食材がオススメ。
気の不足により、胃腸の働きが衰えているときは、スープ、リゾットなど、温かく消化しやすいお料理をよく噛んで頂くようにします。
また、気の流れが滞っている場合(気滞)は、気の流れを良くする香味野菜(シソ、春菊、ミント、パセリ)や酸味の物(レモン、酢)を加えると良いですよ
西洋医学では、疲労にかかわるのは「活性酸素」だと言われています。
細胞が活性酸素によって傷付けられ、疲労因子FF(タンパク質の一種)が発生。
FFは疲労回復物質FRによって修復されますが、処理しきれないFFは、HHV(ヒトヘルペスウイルス)を活性化させ、それが「疲れた」と言うシグナルになるのです。
ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール類、ミネラル類といった、抗酸化作用のある食材、ビタミンB群や疲労の回復に良いとされる成分、「イミダゾールジペプチド」を含有する鶏肉(むね肉)などを料理に取り入れると良いですよ。
また、疲労は食事だけでは軽減できないので、適度な休息、リフレッシュを図りながら、疲労を溜めないように早めの対応を心がけましょう。
さて、本日のレシピは、「豆乳サフランベジとチキンのスープ」をご紹介致します
皆さんもぜひ、お試し下さい
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国で夏の風物詩と言えば、「チメク」です。
「チ」はチキン、「メク」はメクチュ(ビール)のことを指し、チキンとビールの組み合わせのこと

地方都市の大邱(テグ)では、「チメクフェスティバル」が真夏に開催され、熱く盛り上がります

ここ数年、もともとあった料理に加え、チーズタッカルビが定着し、新しいチキン料理がどんどん登場しているのをご存知でしょうか。
そこで、日本でも食べられる最近の「チキン料理」をご紹介致します。


UFO型の鍋の外側を、オーブン焼きや揚げたチキンが取り囲み、中心がチーズフォンデュになっている物で、溶けたチーズにチキンを絡めて頂きます。
私が食べた物は、オーブン焼きだったので、適度に脂が落ちていてしつこさがありませんでした。

コリアンタウンで昨年流行したチーズホットドッグ。
この進化系として、チーズとタッカルビを合わせてスティック状にして揚げた屋台料理が話題になっています。
また、チーズホットドッグとは異なり、食べやすい形状や韓国料理らしさが大人気。

パネとは、「バゲット」のことで、パン、トマトソース、フライドチキン、チーズフォンデュを組み合わせた、食べ応え抜群の料理。
チーズとチキンの組み合わせが多いなか、トマトの酸味がアクセントになっているので、女性が好む味だと思いますよ。
チキンとチーズの料理はいつまで続くでしょうか。
新たな韓国料理の登場が楽しみです。
さて、本日のレシピは、文中にも書いた「パネチキン」をご紹介致します

飲食店よりも、少し手間を省いた工程になっています。
韓国料理の域を超えたパネチキンを皆さんもぜひ、お試し下さい


こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
忙しい日々の救世主やダイエットの味方として、一世を風靡したサラダチキン。
現在も人気は続いており、様々な種類が店頭に並んでいます。
このサラダチキンのすぐそばに最近並ぶようになったのが、「サラダフィッシュ」

コンビニ、食品メーカー各社から販売されており、徐々に人気が高まっているのです。
今回は、サラダフィッシュに使われている魚や栄養価、選ぶときに注意する点、アレンジ方法などをご紹介します。

サラダフィッシュは、魚を手軽においしく食べられる形に仕上げた新しいお惣菜です。
サラダチキンの原材料は鶏胸肉のみですが、サラダフィッシュはいろいろな魚を使用しており、種類が豊富
マグロ、サバ、サーモンなどをオイル漬けにした物、燻製にした物などがあります。また、魚をすり身にしてからサラダチキン風に仕上げた物も人気ですよ。
栄養面での特長のひとつが、EPAやDHAなど、不足しがちな脂肪酸が摂れること。
これらは、生活習慣病予防には必須の栄養素であり、食品からしか取り入れることができません。
調理の手間などが理由で、魚をあまり食べない人は、サラダフィッシュを活用して、EPAやDHAを摂ると良いでしょう。
たんぱく質が豊富で、それ以外にも身体に嬉しい栄養素を含むサラダフィッシュですが、注意したい点も。オイル漬け商品は、どうしても脂質が多くなってしまいます。
気になる場合は、オイル漬けではなく、和風のだし汁で調理された物や、燻製にされた物を選ぶと良いでしょう。
製造の過程で油が使われているかどうかは、原材料名を見れば分かりますので、購入前にチェックしてみて下さいね。
魚自体の油は、前述の「EPAやDHAを含む不足しがちな油」なので、むしろ積極的に取り入れていきましょう。また、糖質や添加物を多く含む物もありますので、パッケージに記載されている原材料名をチェックして選ぶことをオススメします。
サラダフィッシュは、サラダチキン同様に味付けされているので、そのまま食べることができ、ほぐした物はサラダやパスタの具材、サンドイッチの具材にもぴったりで、冷奴にのせたり、ご飯に混ぜるなど、アイディア次第で使い方は無限大
また、コンビニご飯が多い方には、バランスアップアイテムとしても大活躍です。
コンビニのサラダやパスタに、サラダフィッシュをトッピングすれば、手軽にたんぱく質を増やすことができますよ。
今回のレシピは、鮭のサラダフィッシュに旬の野菜やキノコを合わせた、作り置きに便利なアレンジレシピ、「サケとキノコのマリネ」をご紹介致します
皆さんもぜひ、お試し下さい
