こんにちは、料理家の野上優佳子です。
もうすぐ6月。
6月って、衣替えとか夏至とか、皆でお祝い、という行事が数少ないのですが、 「父の日」 がありますね。
母の日に比べてプレゼント予算も低く、ちょっとお祝いムードが低め、なんて言われたりしますが いつも頑張っているお父さんを、ここは盛大にお祝いしてあげたいところです!
某情報サイトによる【父の日に娘・息子にしてほしいと思うこと】アンケートが実施されました。ランキングを見てみると、
第1位は「一緒に食事をする」
第2位は「家族と一緒に家でゆっくり過ごす」
・・・だそうです。
ということは、高価な物 を買ったり、高級レストラン で食事をしたりするよりも、家でおいしいご飯を作ってあげて一緒にみんなで食べる!が何よりのプレゼント
になるのですね。
というわけで、今回は父の日のメニューにもおすすめの、「バレンシア風パエリア」の作り方をご紹介します。スペインの中でも地中海に沿ってのびる東海岸一帯は、稲作が盛んです。
ローマ帝国崩壊後、7〜8世紀頃にアラブ人がインド産の米をエジプト経由でヨーロッパに持ち込んだ際の最初の国がスペイン、という説があります。そのあと米はイタリアのシチリアなどに拡大されていきます。
スペインの米どころ、バレンシア地方は、まさにパエリア発祥の地。
私達は魚介類 が具材というイメージが強いですが、本場バレンシアでは鶏肉(またはウサギ)やモロッコインゲンが具の主役になります。ですから、「魚介類じゃちょっと物足りないな」と言うお父さんも大満足のボリュームに!
「バレンシア風パエリア」をぜひお試し下さいね
レシピはこちらから
こんにちは!
料理家の竹内ひろみです。
おいしさを決める秘訣とは何でしょう?
食材をきれいにカットしたり、調理中のちょっとしたポイントに気を付けたり、味付けにこだわってみたりと様々ですよね。
そして食べる側の人達は、完成した料理を見て「おいしそう」と判断するので、 「美しく盛り付ける」ことは重要だと感じます。
そこで本日は、お客様にも喜ばれる「カフェ風な盛り付けのコツ」と、あると便利な小物などについてお伝えしたいと思います。
お客様をお茶やランチにご招待したとしましょう。
私の場合、大皿に盛り付けるよりも、個々の皿に盛り付けることが多いです 。
そんなときに大活躍するのが、お盆にもなるプレートと小皿です。
ランチョンマットを敷いても良いのですが、プレートの方が汚れが付いてもすぐに落とせるのでおすすめです。
果物やマフィン、ゼリーなど3種類程の料理を少しずつ小皿に盛り、プレートの上に並べましょう
彩りも考えて「赤・緑・黄」が入るようにすると、見た目が華やかになりますよ
メイン料理を盛り付ける際は、ワンプレートやワンボウルにまとめてしまうと良いですね。
例えば、シチュー系のスープとご飯を組み合わせる場合は、スープを張った上にご飯を型抜きして盛り、蒸したニンジンやブロッコリーなどの季節の野菜を飾ると見た目がぐぐっとアップします。
それでは、本日のレシピはカフェ風にちなんで「ニンジンとナッツのマフィン」をご紹介します。
おやつにおすすめです
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
日本でチャーハンと言えば、外食としても、手軽に作れる一品としても浸透していますよね。
韓国にもチャーハンがあります。韓国語で「ポックムパプ」。
ポックムは「炒め」パプは「ご飯」を意味します。
韓国にチャーハンが登場したのは、1930年代。
フライパンを使うようになってから、中国のチャーハンと日本のオムライスが流行し、それらを取り入れた韓国スタイルのチャーハンが生まれました。
そのスタイルとは、キムチとご飯の組み合わせ
長い歴史のあるキムチを一緒に炒め合わせるというのは、フライパンの存在なしではあり得なかったのですね。
発酵が進んだ酸味のあるキムチは、加熱することでキムチのアミノ酸と糖分が旨み成分に変化し、ぐっとおいしくなります
韓国の方はキムチとご飯が最低限の食事ですので、一品料理として扱われているのが「キムチチャーハン」です。
また、韓国では鉄板料理や鍋料理の残りにご飯を投入して、炒め合わせることが多いです。
日本では鍋の〆として、ご飯を入れて雑炊にすることが多いと思うのですが、韓国の場合は鍋に汁を少なめにして、チャーハンにします。
ご飯に旨みたっぷりのスープを吸わせ、韓国のりやゴマもたっぷりと入れ、香ばしく仕上げます。満腹でも、〆のチャーハンは別腹ですね
日本でも、鍋のあとにご飯を注文するとチャーハンにしてくれる韓国料理店がありますので、お店の方にお願いしてみて下さい。
さて、本日ご紹介するのは、もちろん「キムチチャーハン」 。我が家の昼食にもたびたび登場します。
チャーハンの上には、半熟の目玉焼きをのせるのがおすすめです。頂くときは、目玉焼きを崩して混ぜて下さい。これが韓国流です
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
皆さんは記念日を意識されたことはありますか?
記念日は、過去にあったでき事などを記念して制定された公的な物や、地方自治体や企業がPRのために制定した物など様々です。
では、今日(19日)は何の日かご存知でしょうか?
検索するとクレープの日、シュークリームの日・・・などいろいろあるようですが、中でも注目して頂きたいのは『食育の日』です。毎月19日は、『食育の日』です。
内閣府によると、 『食育の日』は、食育推進運動を継続的に展開し、食育の一層の定着を図るための機会として、「食育推進基本計画」によって定められた物です。
この日は、各地で様々な食育の普及啓発活動が展開されています。
また、毎年6月は『食育月間』 です。
『食育月間』は、国・地方公共団体・関連団体等が協力して、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し、食育の国民への浸透を図るための月間として、「食育推進基本計画」により定められました。
『食育の日』や『食育月間』には、料理教室や栄養講座などのイベントが各地で開催されますので、そういった機会を利用して食育への関心を高めることは素晴らしいことだと思います
ですが、まずは家庭でできる食育を日々実践することが食育の基本だと私は思っています。子供への食育なら、スーパーなどに一緒に買い物に行き、食品の名前や価格、産地、期限などの表示を見て、食品の旬を知り、安全かどうかを判断し、選ぶことができるように経験を積ませる・・・。
そして、一緒に料理をすることで、食品の調理法や盛り付け、食事マナーを身に着けさせる。
そういった毎日の食生活を通じて、次の世代を担う子供たちがより良い食生活を送ることができるように教えていくことが大切だと思います。
と言うと、グッと肩に力が入る方がいらっしゃるかもしれませんが 忙しい日々の中、時間が取れる範囲で十分です。
一緒に買い物に行き、買い物をしながら会話の中で食品の名前や旬を伝え、子供でも作りやすい料理を一緒に楽しみながら作ることで、子供の食への関心を育んでいく・・・
『食育』と構えずに、楽しみながら子供の食への関心を育んでいきましょう
さて、今回は『雑穀米のミックスピラフ』をご紹介します。
小さなお子様でも簡単に楽しく作ることのできるレシピです。ぜひお試しを