こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
さて、私が料理教室のはじめに、いつも言う言葉がいくつかあるのですが、本日はその中のひとつをご紹介します
それは、一物全体(いちぶつぜんたい)という考え方。
意味は読んで字のごとく、丸ごと全部を、ひとつのものとして考えるということ。
例えば、カブやダイコンを思い浮かべてみると、実も皮もそして葉の部分がすべて揃って、カブやダイコンになっている。
食べる部分、食べない部分と分け、皮の部分や葉を捨ててしまうというのは、栄養的にも、とってももったいないこと
私たちの身体は、食べた物からできています。
元気な&命ある食べ物をいただくと、やっぱり私たちの身体も元気になると思うのです
いただけるところは全部いただく=そのものの命をいただくということになるんですね。
最近では、せっかくの栄養ある部分が捨てられてしまっている、精製されているものが、けっこう多く出回っているような気がします
精製されている物よりも、精製度の低いもの。野菜だったら、食べれる皮の部分は捨てずにいただく。
そんなことを、私はおすすめしています
元気な食べ物をいただいて、ココロもカラダも元気に過ごしたいですね!!
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
今年初めてのブログ更新となります、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
松の内が終わり、お正月気分も抜けて、もうすっかり日常が戻ってきてしまった毎日ですが、もうすぐ訪れる15日には小豆粥を頂きます。
小豆の赤色は、古くから邪気を払う力があると言われています。
私たちが1月7日に食べる「七草粥」は、今では春の七草を入れますが、平安期には「七種粥」として7種類の穀物を混ぜて炊いた粥のことを指し、日本古代格式のひとつ「延喜式」にも、その記述が残っています。
1年の邪気払いの意を込めて食べたこの七種粥にも、小豆が含まれていました。
小豆粥の習慣については、京都の妙心寺東林院の小豆粥散飯式や、上賀茂神社の御粥神、下鴨神社の御粥祭など、今でも1月15日の行事として各地で執り行なわれているほか、ハレの日の食事として、全国各地の祝いの風習として息づいています。
ちなみに小豆は、ビタミンB群や食物繊維、ミネラル、さらにポリフェノールが豊富な食材なので、小豆粥をいただくことは、新年会でちょっとお疲れ気味の身体の調子を整えてくれる、とても合理的な食事だとも言えますね
さて今回は、小豆粥にも使われる小豆を使ったレシピをご紹介します。
小豆は粒が小さくて皮が薄いため、長時間浸水させることなく炊くことができるので、とても手軽に使って頂けます。
基本の粒あんの作り方をご紹介するので、ぜひマスターしてくださいね
こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
北風が身にしみる季節となりました冬本番、やっぱり寒い毎日ですよね。
さて、そんな今日この頃ですが、日々の食べ物や過ごし方が私たちの心身にとっても影響するんです。
そこで、今回はそんな冬を乗り切る、薬膳についてお伝えいたします
冬の自然界の状態は寒。
その季節、季節の特徴が酷い状態のとき、それは邪気となり、身体にとっては、ちょっと厳しい状態になります
冬の邪気は寒邪(かんじゃ)。
冬の食養生の基本は、身体を内側から温めることなのです。
そして、身体をめぐる気(エネルギー)も停滞気味なので、エネルギーを補なう食材を取り入れることも大切
お腹を温めて気を補う鶏肉や、身体を温め血行をよくするショウガやネギなど、身体を温め、生命力を補なう食材がおすすめです
また、ちょっと難しい概念なのですが、冬は寒冷に弱い腎(腎臓という臓器だけでなく、生殖系やホルモン系などまでも含む、生命エネルギーの源と考えられています。)の補養が必要なため、カニ・クルミ・エビなど、腎の働きをよくする食べ物も取り入れるといいですね。
そして、忘れてはならないのが、早寝早起き。
ゆっくりと、身体を休めることも大切です。
こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
12月といえば、クリスマスに忘年会と、ホームパーティーを開く機会が多い季節
ホームパーティーが好きな私にとって、とっても嬉しい季節です
みんなで料理を持ち寄ったり、ケーキを作ったり、プレゼントを交換したり。
いろいろな企画を考えると、なんだかワクワクしてきます
そんなホームパーティーのときに、受けの良い料理とあらら??という料理ってありますよね。
やっぱり一番はおいしさですが、次に食べやすさ、見た目など。
お客様の反応を見ているとちょっとした差があり、面白いですね。
そんなパーティーメニューにおすすめなのが、フィンガーフードを中心としたビュッフェスタイル
みんなで話しながら食べるので、生春巻きや手まり寿司など、手でつまんで食べられるものが、おすすめです
(スープなども、ちっちゃなグラスにいれておくと飲みやすいですよ〜)
やっぱり一番のお楽しみはケーキですが、スポンジを用意してみんなでデコレーションをするのも楽しいです
そんなときにおすすめなのが、生クリームやアイシングにちょっと色を付けること。
市販に色付け用の物も売っていますが、身近な材料で簡単に手作りできます!
紫芋の粉、抹茶、ココアなどを加えるといろいろな色ができるので、それを絞り袋に入れて、デコレーションしましょう
この作業、子供たちは大好きで、毎年みんな楽しそうにやっています
ココアスポンジなら、粉砂糖もおすすめ。
好きな形に切った厚紙を置いて、その上から粉砂糖をふれば、素敵なデコレーションになりますよ〜。
アラザンやカラフルなチョコチップをちらしても、かわいいです