こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
10月はハロウインがあったり、運動会があったりと、小さなお子様がいるご家庭ではみんなで集まって食卓を囲む機会が多いですね
持ち寄りでのランチ会やデリバリーを頼んでのプチパーティーなど、いろいろな方法で大勢での食事を楽しんでいるかと思います。
持ち寄りやデリバリーももちろん良いですが、小さなお子様がいる場合は、みんなで料理をする時間があると食事がより楽しくなりますよ
小さなお子様と一緒に料理を一から作るとなると、大人には負担になってしまうことがあり、気が進まないという方もいるかも知れません。
しかしポイントを抑えれば、リーズナブルで大人から子供まで楽しく大満足なパーティーになるのでぜひおすすめします。セルフで楽しむ
いろいろな料理をたくさん準備するのはとっても大変ですよね
私も、何品も作るのは大変だけど、数品だと格好がつかない・・・と悩むことがあります。
そこでおすすめするのが、いくつかの具や食材を用意しておいて、それを使って各自でオリジナルのサンドイッチやお寿司を作ってもらう方法
サンドイッチやお寿司、タコス料理などの具を挟んで(巻いて)作るお料理は、具によってバリエーションが広がり、ゲストの満足度も高くなるのでおすすめなのです
具材は切っただけ、ゆでただけ、和えただけなど、ごくごく簡単なものでOK
例えばお刺身や千切りキャベツ、ゆで野菜、ツナマヨネーズ、ミニトマト、ゆでエビなど、クセが少なく他の食材と合わせやすいものを用意すると良いでしょう。
これなら準備も簡単ですし、具材を準備さえしてしまえばホスト側もゲストと一緒に食事を楽しめます。
その他にもカレーやシチューなどルーとご飯を用意し、蒸し野菜や揚げ野菜などいくつかの具をお好みでトッピングしてもらうのも良いですね
どうしても子供たちにはそれぞれに好きなもの、苦手なものがありますから、それぞれのお好みに合わせて具や食材を用意してあげると良いですよ
大人数で楽しむ
人数が多い場合は、大人数だからこそできるお料理もおすすめです。
例えば、自分の家族だけでは作れない長ーい「ロング太巻き寿司」を、みんなで作ってみてはいかがでしょう
それぞれが好きな場所に好きな具を載せ、「せーのっ」とみんなで呼吸を合わせて巻いていく作業は、子供だけじゃなく大人もついつい盛り上がるのではないでしょうか
切ったときにどんな具が出てくるか、どんな具に当たるかはお楽しみ
ゲーム感覚で食べられるので、苦手なものに当たってもその場の雰囲気で食べられちゃう子もいるのです
みんなで一緒に作業することで、おいしく楽しいクッキングイベントになりますよ。
具は大人用(キムチやアボカドなど)と子供用(きゅうり、かんぴょう、卵など)に分けて作ってみてもいいかと思います。
親子でおいしく楽しめる食イベントになると、みんなが楽しめるのでおすすめです
さて今回は、おもてなしにも、プチパーティーにもぴったりな「お好み巻き寿司」をご紹介します。
レシピ内にあるエビのディップや、サーモンのマリネはサンドイッチの具にしてもおいしいですよ。
ぜひ作ってみて下さいね
こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
今月は先月に引き続き、キッズと一緒に楽しくキッチン仕事をするポイントについてお伝え致します。
忙しいママさんの中には、「私も子供と一緒にキッチン仕事をしたい」と思っても、なかなか行動に移せない方もいるかと思います。
自分がいっぱいいっぱいのときに「お手伝いしたい!」っと言われても、時間がなくて応じてあげることができなかったり
最初のうちは手間や時間がかかるのでイライラしてしまったり、失敗しないかハラハラ・ドキドキしてしまったり・・・。
でもそれは、キッチン仕事をさせたことがある先輩方も、皆さん経験しているコトなのです
初めは子供と一緒にキッチン仕事をするのは大変ですが、少し自分に余裕があるときに、ぜひチャレンジしてみて下さい
少しずつできることを増やしていけば、きっと近い将来、忙しいママさんにも、可愛いお子さんにもプラスになること間違いナシです
では、キッズと一緒にクッキングをするときのポイントをご紹介しますね
ポイントその1は、子供ができる環境を整えてあげること。
これは、日常の生活においても、応用がきくのですが、大人だと簡単に手が届く場所や無理なくできることでも、小さな子供ではとてもハードルが高い場合があります。
例えば、大人サイズに作られているシンク周りなど。
まずは、踏み台などを置いて、子供がやりやすい高さを調節してあげましょう。
そのときに置く台はグラつかず、安定感のあるしっかりとした物を使って下さいね!
包丁を持ったり、火を使ったりするので、不安定な台だととても危険です
転倒して頭を打つだけでなく、持っていた包丁や、目の前の鍋などが一緒に落ちて大ケガをしてしまうこともあります。
くれぐれも、ご注意を。
次に、前回もお伝えしましたが、子供の手の大きさに合った調理器具を用意しましょう。
特に包丁は、きちんとお子さんに合った物を選んで下さい。
重たすぎる物は手に負担がかかってしまうので、子供が持ってみて負担のない重さの物を用意します。
そして、菜箸なども、長すぎる場合は割り箸で代用するなど、子供がやりやすい環境を整えてあげて下さい
と言うのも、子供は素直なので、何かしっくりこなかったり、やりづらかったりすると「もう、やめた」っとなってしまう場合が多いのです。
せっかくお料理がしたいとやる気を出しているのに、環境が整っていないばかりにやめてしまうのはもったいないですよね
調理器具の意外な落とし穴も
包丁より安全と思いがちなピーラーを使っての調理も、実は注意が必要です
私達はジャガイモなどを手に持って、ピーラーで皮をむくことが多いですよね。
この方法だと勢いあまって、手を傷つけてケガをしてしまうことがあります。
皆さんも爪を削ってしまった経験、ありませんか
子供の手は私達の手より小さく、やわらかいです。
大ケガにならないまでも、指を切って血が出てしまう可能性は大です
ケガをさせないためにも、まな板の上にむく物を置いて、固定した状態でピーラーを動かすようにして、ピーラーを使わせてあげて下さい
そしてポイントその2が、やってはいけないこと、注意することなどのルール決めです
それぞれのキッチン事情によって、ルールは異なると思いますが、一例をご紹介します。
・包丁などが入っていて危ないところは、勝手に開けてはいけない。
・コンロや包丁を使うときは、ママと一緒のときだけにする。
・食べ物を大切にすること。
など、なぜやってはいけないのか、きちんと理由を説明すると、小さな子供でもちゃんと分かってくれます
ただ「ダメ」と言うだけではなく、キッチン仕事をする前に子供とキッチンでのルールを一緒に決めてからスタートすると、お互いに気持ち良く、楽しくお料理することができますよ
本日のレシピは子供でも切りやすい高野豆腐やエリンギを使ったお料理です。
ぜひ、作ってみて下さいね
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
最近、パンケーキ、エッグベネディクトなどの朝食メニューがブームになっていますよね
次にブームになると言われているメニューは・・・
こちらの『エッグスラット』です
『エッグスラット』は、ガラスのビンやココットなどに味付けをしたマッシュポテトを入れ、その上に卵を割り入れて湯せんした料理のことを指し、アメリカ西海岸で流行している料理です。
半熟の卵をくずしてマッシュポテトと混ぜ合わせた物を、トーストしたパンにのせて食べると、これが絶品なのです
ジャガイモには、加熱しても壊れにくいビタミンC、食物繊維が豊富に含まれており、卵には良質のたんぱく質、ビタミンB群、鉄分が豊富に含まれていますので、栄養バランスも良く朝食にピッタリの一品ですね
今回のレシピは『エッグスラット』をご紹介しています。
マッシュポテトは電子レンジを使って簡単に作れちゃいます
ぜひお試し下さい
こんにちは料理家のひろろこと竹内ひろみです。
先日、離乳食が始まる頃の赤ちゃん連れのママさんたちがお料理教室に来てくれました
「二人目はけっこう手抜きになっちゃうよね……でも、何かは作らないと……」などなど話題は離乳食作りへ。
私自身、離乳食作りは家族の食事から取り分けるスタイルを取っていました
なので、気合を入れて離乳食を作った記憶があまりないのが実状です。
食べてくれないっというストレスはあったものの、離乳食作りのためにキッチンに張り付いていたということはなかったです
そして、みなさんから頂くレシピのリクエストも、なるべくキッチンに立つ回数を減らし、ストレスなく離乳食を作りたいというものが多いですね。
そこで、おすすめなのがベースのお料理を作っておき、それを展開してゆく方法
例えばあらかじめジャガイモや、サツマイモなどはゆでたり、蒸しておいたりするととっても便利です。
離乳食には味付けなしでマッシュして使い、他の人の食事にはマッシュした物に味付けをして出します。
また、全部をマッシュしてしまわずに、適当な大きさに切っておけば、シチューに加えたり、スパニッシュオムレツを作ったりと他のお料理への応用が簡単にできます。
ミネストローネなど野菜たくさんのスープを作る際も、最初からスープの素は入れてしまわず、素材がやわらかくなってから味付けしましょう
赤ちゃんの分を取り分けてから、お好みの味に調理すると良いですね。
素材の味がスープにも出ているので、味付けも濃くなりすぎずに仕上げることができますよ
また、下ごしらえの時間なのですが、私は朝食の片づけと並行して行なうことが多いです。
蒸し野菜を作ったり、野菜を切っておいたりなど、ちょっとした下準備をしておくのがおすすめです
と言うのも、日中は何かと用事が入り、意外と時間が取れないもの
朝の時間を有効に使えると良いですね