こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
どこの家の冷蔵庫にもある食材のひとつが、ジャムではないでしょうか?
いちご・ブルーベリー・マーマレードなど定番の物から、ルバーブやニンジンなどの珍しい物まで、様々な種類のジャムがありますね
毎日の朝ごはんがパン食の方は、ジャムの消費量はそれなりだと思いますが、パンに塗るだけだと、余らせてしまうことはありませんか?
そんなときにオススメなのが、料理に甘みを付けたいときの調味料としての活用方法です。
いちごやブルーベリーなどのジャムは、サツマイモなどその物に甘みがある食材やマフィンなどのお菓子類におすすめです。
マーマレードは、しょうゆや酢と合わせて浸けだれにしたり、鶏肉を煮るときの砂糖の代わりに加えたり、ほのかな酸味が味のアクセントになり、おいしさがUPします
私は、砂糖不使用のジャムをよく使います
砂糖不使用のジャムは、果物の甘みやおいしさがストレートに伝わってきます。
また、甘すぎず食材との相性も良いです
果物がたくさん手に入ったときは、手作りジャムはいかがでしょうか?
カットした果物に(いちごなどはそのままでもOK)砂糖をふりかけ、水分が出てきたら、そのままやわらかくなるまで火にかけて、できあがり
なんとも簡単な方法ですが、甘みも調節できるので、果物が余ってしまいそうなときは、ジャムにしてしまうと保存も利いておすすめです
こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
寒い日が続くと、つい家の中でテレビを観る時間が長くなってしまいますね
朝の情報番組の料理コーナーで大人気の俳優さんが、和食にも躊躇することなく、豪快に粉チーズをふりかけて料理をするCMが話題になっているのをご存じでしょうか!?
一見奇抜に思えますが、粉チーズを調味料として使うのには、ちゃんとした理由があるんです。
「粉チーズ」は、パルメザンチーズを乾燥させ、粉末に加工した物のことを言います。
イタリアなどの「パルメジャーノ・レッジャーノ」と言うチーズと同じように扱われることもありますが、パルメザンチーズの原料は、アメリカやオーストラリア諸国など、EU諸国以外で作られているチーズを使用しているため、EU諸国の規格基準には適合せず、厳密には同じとは言えません。
日本では、パスタやグラタンにふりかけるくらいの用途でしか出番がなく、いつのまにか消費期限が切れてしまったという経験をされた方も多いのでは!?
実は「粉チーズ」には、昆布に含まれる旨み成分と同じグルタミン酸が豊富に含まれています。
つまり、味噌やかつおだしなどの和の食材とも相性が良く、みそ汁に粉チーズを少量加えると、旨み成分の相乗効果でグッとおいしくなります。
「粉チーズ」を調味料として使ってみると、新しい味の発見があるかもしれません
こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
スーパーの調味料売り場に行くと、いろいろな種類の合わせ調味料やドレッシングが販売されていて、買うのに悩んでしまうことはありませんか?
市販のドレッシングや合わせ調味料を使うとおいしく料理できますが、手作りならではの良さってありますよね
市販品はどうしても量があり、使い切るまで同じ味を食べ続けなければならないので、いろいろな味を試したいときは、ちょっと飽きてしまいますね
手作りのメリットは、味もさることながら、作る量を調節できること、味に飽きがこないこと、ベースを作っておけばプラスする調味料で味の変化を付けることができること。
例えば、しょうゆ&ゴマ油のようにベースになる調味料を混ぜ合わせておくと、レモン汁や酢・粒マスタードなど、アクセントになる食材を加えるだけで味に変化が付くので、料理が同じでもバリエーションが広がります。
また、飾りで少ししか使わず余ってしまいがちな「くこの実」を、しょうゆ&ゴマ油に浸しておくと、ちょっとしたドレッシングになります。
他にも、トマトケチャップとマヨネーズを合わせれば、オーロラドレッシングになります。
ニンニクをスライスして、オリーブオイルに浸けたニンニクオイルも作っておくと便利です
練りゴマにしょうゆやみりんを加え、適量の水でのばした合わせ練りゴマは、鍋の季節にぴったりのたれです
本日ご紹介するレシピも、サラダのドレッシングとしてだけでなく、豚しゃぶや蒸し鶏、魚のソテーなどにかけてもおいしい、応用範囲の広いストック調味料です
こんにちは、料理家の野上優佳子です
先日仕事で、スペイン料理店のオーナーシェフからすてきな物を頂きました。
「試してみて。違いにびっくりするよ。」と言って手渡されたのは、サフラン
パエリアにも使われるので、スペイン土産?と思ったら・・・。
いえいえなんと、日本産!大分県竹田市で採れた物だそう。
調べてみると、国内生産量第1位
国内シェアの実に8割を占める竹田市のサフラン栽培は、なんと100年以上前に始まっていました。
まずは、その歴史に驚き
サフランは、紫色の花を咲かせます。
その赤い雌しべを乾燥させた物が、スパイスとしてのサフランです。
ギリシャ神話に登場する程歴史は古く、生薬や天然の着色料として珍重されてきました。
現在はイランやスペイン、トルコ、ギリシャなどでの栽培が盛ん。
なにせ、雌しべですから花に対して収穫できる量はごくわずか。
それゆえ大変貴重で、スパイスの中で最も高価だと言われます。
海外では畑での球根栽培が主流ですが、竹田市は室内栽培を採用。
ひとつずつ、手摘みして収穫されます。
実は今が収穫のとき。
摘み終えたあと、11月中旬以降にまた球根が植えられます。
実際に使ってみると、その香りと発色の良さは感動ものでした
シェフの言葉に大いに納得こんなに違う物なのですね。
皆さんももし見かけたら、竹田市産サフラン、ぜひ試してみて下さい
さて今回は、メカジキ料理をご紹介します。
このサフランとオレンジを使った美しいソースは、絶妙なコンビネーション。
手が込んでいるように見えますが、フライパンひとつでできるので、ぜひ作って下さいね!