2011年4月の記事
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
調味料の中で、絶対に欠かせないもののひとつ、塩。
スーパーに行くと、いろいろな種類の海塩に岩塩、ほんのりと色がついた塩など本当にたくさんで、全部試してみたくなってしまう
以前、塩のなめ比べをした際、味の違いにびっくり
辛みが強いものから、ほんのりと甘さがあるものまで、本当に様々でした。
そんな塩ですが、実は料理に使うときにちょっとしたコツがあるんです
レシピに『塩、こしょうで味を調える』と、最後だけ登場することが多いんですが、
実は、調理途中の塩がおいしさを引き出すポイントに
タマネギなどを炒める際、タマネギに油がからまったかな?というときに塩をひとつまみ加えてみてください。
タマネギの甘みやおいしさが引き出され、味がグンっとアップしますよ
もちろん、お肉やお魚の下味としての塩の役割も欠かせませんね。
また、スープや煮込み料理を作るとき、素材からどんどんおいしさが引き出されるので、その味を確認してから、最後にお好みの味に調整しましょう。
味見しすぎると、味が分からなくなってしまうので、ちょっと薄味仕上げがポイント
そうそう、ミネラル豊富なお塩ってただ、辛いだけでなくてかすかな甘みや旨味があるんですよね。
フレッシュなキュウリやキャベツなど、塩もみしただけでもおいしいですよね
こんにちは。料理家の野上優佳子です
朝が強いはずの我が家の中学生の次女、最近はどうにも眠いらしく、目覚ましのアラームが鳴ったあとも、ベッドと別れがたいと粘ります。
それを起こしに行く私としては、春眠暁を覚えず 、とは孟浩然さん、よくぞおっしゃった、と言いたくなる毎日。
まあ、部活が終われば塾にと駆け、帰宅して学校の宿題、と忙しく過ごしているので、眠りたい気持ちもよくわかる。
ちょっと睡眠時間を増やす代わりに、時間が余りかからずに食べられる朝ごはんでも用意してあげようか、と私がよく作るのがホットサンドです
パン2枚に具をはさみ、あとは焼けばOKの簡単料理ですが、なかなかのスグレモノ
端っこがくっついているので、中の具が落ちにくくて食べやすく、手で持ってかぶりつけるので手早く食べられます。
多少ギューギューに具をはさんでも、ホットサンドメーカーでぐいっとはさんでしまえば大丈夫。具は冷蔵庫にあるもので、自由自在。
ポテトサラダとチーズ、という日もあれば、生姜焼きとレタスとトマト、なんていう日もあり、前夜の夕食の煮込みハンバーグといった残り物をはさむこともしばしば。
先日は、麻婆ナスをはさんでみたのですが、これが結構おいしい!
家族の皆も、「ん、今日のこれは何!?」とちょっとおっかなびっくりで食べることもありますが(笑)
ジャンルにこだわらず、いろいろなものを具にしてみると、かなりバリエーション豊富に楽しめます。
これにコーヒーがつけば、言うことナシの朝食です
ちなみに私が使っているホットサンドメーカーは、ニューバウルーダブル。直火タイプのもので、長年愛用しています。
中はフッ素加工でくっつきにくく、丸ごと洗えちゃう。
焼き加減を自分で調節できて、何より気に入っているのは、無理して具をはさんでも焼けちゃうところ。
そして、食パンに限らず、いろいろな形や味わいのパンでホットサンドを楽しんでいます
今日は、朝におすすめ、冷蔵庫の中にいつもある食材で作るホットサンドをご紹介します。
こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
4月に入り、いろいろな春野菜が出回る季節になりましたね
今回は、この時期だけに出回る春野菜の代表
『春キャベツ』の豆知識をご紹介します。
この時期、スーパーの店頭には『春キャベツ』と『キャベツ』の両方が並びます。
「これってどう違うの?」と思ったことはありませんか
『春キャベツ』は春に採れるから『春キャベツ』というわけではありません。
正確には『春系キャベツ』という品種で、実は普段出回っているキャベツとは種類が違います。
春キャベツをふたつに切ると、葉がみずみずしくて黄緑色をしています。写真のように、葉の巻きが普通のキャベツよりゆるいのが特長です。
春キャベツは、やわらかいので千切りなどにして生で食べるのに最適!
今日の昼食は、旬の春キャベツと、豚バラ肉の薄切りを使って
「豚バラ肉のカリカリ丼」を作りました
甘辛い豚バラ肉に春キャベツの千切りと大葉が絶妙な一品です
お肉と一緒に、キャベツも大葉もモリモリ食べれますよ
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
切り干しダイコンに、高野豆腐、ごまや豆などの乾物って、けっこう保存食にもなるので、便利な食材なのですが、普段は棚の奥に入っていて出番が少ない!?なんてことも
そんな乾物類ですが、実は
太陽の恵みをいっぱいあびて、おいしさや栄養がぎゅっとつまっている優れもの!
私の家のストック棚にも所狭しと、いろいろな乾物が並んでいます
そんな中で、我が家でよく使うのが切り干しダイコン。
ほんのりとした自然の甘みがなんとも言えず、私の大好きな乾物のひとつです
そこで今回は、切り干しダイコンのおいしい食べ方をお伝えいたします
切り干しダイコンを料理するとき、まず水で戻しますが、この戻し方がポイント
ざるなどにあげて、さっと水をかけるだけでOKです。
水をかけたら、手で少しほぐすと、しっかりと戻ります。
水にしっかりつけてしまうと、栄養や甘さが水に出てしまうため、
切り干しダイコンが本来もっているおいしさが抜けてしまうのです
特にサラダやあえ物など、
水につけて戻した場合は、煮汁としてつけ汁も捨てずに使いましょう!
少しの砂糖でも、おいしい煮物が作れます