2019年8月の記事
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理に欠かせない「カボチャ」。
使用されるカボチャは、主に3種類に分かれます



日本では「韓国カボチャ」の名前で浸透しています。
外見がズッキーニに似ていますが、色みは黄緑。
市販のエホバクは、栽培のときに大きくなり過ぎないようにビニールをかけてサイズを統一しているのです。
韓国では、輪切りにしてピカタのように焼いたり、チゲの具にしたり、炒めナムルにしたりします。

韓国に古くからあるカボチャ。
形は西洋カボチャを、ひとまわりもふたまわりも上回る大きさで、果肉と皮は黄色みを帯びています

ヌルグンとは、「老けた」、「歳をとった」という意味を持ち、畑で完熟した状態を秋に収穫しますが、収穫後は日持ちしないので、だんだん入手することが難しくなっているのです

使用方法は、ペースト状にして粥にしたり、スライスして餅に入れたり、キムチにしたりします。太刀魚に完熟カボチャを入れたスープは、済州島の郷土料理です。

完熟カボチャが少なくなってきた昨今、それに代わって手に入りやすくなったのが西洋カボチャです。
使い方は完熟カボチャと同様ですが、ペースト状にして小麦粉と合わせたチヂミにしたり、とろみのあるソースにしてかき氷にしたりします。
また、ご飯や海鮮、肉を詰めて蒸す料理もありますよ

近年の韓国料理は、辛さの中にガツンとくる甘味が好まれます。
また、自宅で洋食を作る家庭が増えていることから、西洋カボチャの使用頻度も高まっているのです

西洋カボチャは夏が旬

いろいろな料理に活用しておいしく頂きましょう

さて、今日のレシピは「丸ごとカボチャの豚キムチーズ」をご紹介致します

カボチャを使うことで、いつもの豚キムチがちょっとかわいい料理になりますよ

皆さんも、ぜひお試し下さい


こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
夏はビールがおいしい季節ですが、最近ではビール離れが進んでいるらしく、必ずしも「まずはビール!」ではないようですね。
ビール、日本酒、ワイン、焼酎、カクテル、梅酒など、それぞれお好みのお酒があるかと思います。
お酒は、大きく分けて「醸造酒、蒸留酒、混成酒」に分類されますが、それぞれの製法と種類の特徴、ダイエット中にオススメのお酒の種類をご紹介します。


○醸造酒

穀物や果実などの原料を、酵母によってアルコール発酵させてつくられたお酒です。日本酒、ビール、ワインなどが醸造酒にあたります。
蒸留酒に比べ、アルコール度数は低めです。
○蒸留酒

原料を発酵させた蒸留酒を、さらに蒸留してつくります。焼酎、ウィスキー、ブランデー、ウォッカ、ラム、ジンなどが蒸留酒です。蒸留酒を加熱して、その蒸気を冷やして液体にしているので、アルコール度数は醸造酒よりも高めです。
○混成酒

醸造酒や蒸留酒に香料や糖を加えてつくります。
梅酒、リキュール、みりんなどが代表的です。

甘い炭酸水などで割ると、糖質を摂ってしまうため、水割りやお湯割り、無糖の炭酸水割りにしましょう。
付き合いでビールを断りづらい場合は、乾杯の1杯だけはビール、そのあとは糖質の少ないハイボールにするなどの工夫をすると良いですよ

しかし、蒸留酒を選べば安心というわけではありません

アルコールが体内に入ると、アルコールの代謝が優先され、食べた物の代謝があと回しになってしまい、体脂肪蓄積の原因となります。
お酒の種類を意識することも大切ですが、それ以上に飲みすぎないことが大切です。

アルコールの分解には「水」が必要です

アルコールには利尿作用があり、お酒を飲むと脱水状態になりやすくなります。
特に気温の高い夏は、脱水を起こしがちなので、飲み会中はもちろん、飲み会前に1杯、そして帰宅後にも水分を補給しましょう。
睡眠の質や、翌日の体調にもかかわってきますので、日々のパフォーマンスを落とさないためにも、お酒を飲む際は必ず意識して水分補給するようにしましょう。
今回のレシピは、おつまみにぴったりで、旬のミョウガを使った「ミョウガの味噌焼き」をご紹介します

皆さんも、ぜひお試し下さい


こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野です。
夏に入り、暑い日が続くと、食欲も落ちがちになりませんか?
食欲がないからと言って、適当にしてしまったり、食べずにいたりすると、夏バテへとまっしぐら

だからこそ、メニューは夏仕様にするべきです

さっぱりしていて、栄養のある物を考えておきたいですね。

そこで、個人的にオススメしたいのが「ダイコンおろし」です。
ダイコンには、各種消化酵素が豊富に含まれており、おろすことでその効果を最大限に発揮すると言われています。
ダイコンに含まれる主な消化酵素は、以下の通りです。



これだけの酵素が消化を助けてくれるので、がっつりとしたメニューを食べて、スタミナを付ければ、夏バテ知らずに

ところで、ダイコンと言うと、冬のイメージがあると思いますが、夏に旬を迎える「夏ダイコン」という物があります。
冬ダイコンはみずみずしく、煮るとホクホクと甘いのですが、夏ダイコンは肉質が固く、辛みが強いのが特徴

この辛みを、薬味のように利用して厚揚げと揚げナスにからめて頂きます



これは、酵素が酸化しやすい性質を持っているため、すりおろしてから時間が経つと、酸化によりその効果が少なくなる可能性があるからです

ぜひぜひ、夏ダイコンのおろしを賢く取り入れて、スタミナメニューをおいしく食べましょう!
さて、本日のレシピは、夏にぴったり「厚揚げとナスのおろし和え」をご紹介致します

タンパク源になる厚揚げ、夏に旬を迎えるナス、それぞれダイコンおろしとの相性は抜群!冷やしてもおいしいですし、そうめんや冷やしうどんに添えるのもオススメですよ


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
最近、代替肉を使ったバーガーなどをはじめとする、「ビーガンフード」が注目を集めていますが、植物性たんぱく質の代表格と言えば、「大豆」ですね。
大豆は、「水煮大豆」や「蒸し煮大豆」、「豆腐」など、いろいろな物に加工されて出回っているので、食卓にあがる機会が多いと思います

大豆は加工方法によって、栄養素がなくなってしまうことがあるため、同じ大豆からできた食品でも栄養成分に違いがあるのです
例えば、ビタミンB1やイソフラボンは、水に溶ける成分があるので、水煮大豆や豆腐、豆乳では栄養素が減少
また、豆乳や豆腐は、煮た大豆を絞っておから部分を取り除いているため、食物繊維も取り除かれてしまいます
その分、消化が良くなるという利点もありますが
いくつかの大豆製品を組み合わせて、それぞれの短所を補うようにすると良いですね。
大豆は、そのままでは食べられず、火を入れてから調理をしなければならないので、「手間がかかって面倒」という意見を時々頂きます
市販の水煮大豆を購入するのも良いですが、一度にある程度の量を調理し、小分けにして冷凍保存をしておくと、使いたいときに使えて便利ですよ。
家庭で大豆を煮る場合、圧力鍋を使うと時短になるので、圧力鍋をお持ちの方はぜひ活用してみて下さい。
その際、大豆を一晩ほど水に浸けておき、鍋の水をひたひたに張ってゆでる、「蒸し煮大豆」にすると、栄養価が逃げづらく、大豆本来の甘みや旨みを味わうことができるのでオススメ
さて、本日のレシピは、大豆に米粉か片栗粉をまぶして油でカリッとするまで揚げる一品、「大豆と野菜のカレーマリネ」をご紹介致します
お酒のおつまみや、おやつにぴったりの大豆料理。
小腹が空いたときは、タンパク質系の物をお腹に入れると、空腹が落ち着きやすいですよ
また、蒸し煮大豆を出汁しょうゆに浸けておいたり、カリカリ大豆を冷蔵庫にストックしておくと、ちょっとお腹が空いたときにとても重宝します。
皆さんも、ぜひお試し下さい

最近、代替肉を使ったバーガーなどをはじめとする、「ビーガンフード」が注目を集めていますが、植物性たんぱく質の代表格と言えば、「大豆」ですね。
大豆は、「水煮大豆」や「蒸し煮大豆」、「豆腐」など、いろいろな物に加工されて出回っているので、食卓にあがる機会が多いと思います


大豆は加工方法によって、栄養素がなくなってしまうことがあるため、同じ大豆からできた食品でも栄養成分に違いがあるのです

例えば、ビタミンB1やイソフラボンは、水に溶ける成分があるので、水煮大豆や豆腐、豆乳では栄養素が減少

また、豆乳や豆腐は、煮た大豆を絞っておから部分を取り除いているため、食物繊維も取り除かれてしまいます

その分、消化が良くなるという利点もありますが


大豆は、そのままでは食べられず、火を入れてから調理をしなければならないので、「手間がかかって面倒」という意見を時々頂きます


家庭で大豆を煮る場合、圧力鍋を使うと時短になるので、圧力鍋をお持ちの方はぜひ活用してみて下さい。
その際、大豆を一晩ほど水に浸けておき、鍋の水をひたひたに張ってゆでる、「蒸し煮大豆」にすると、栄養価が逃げづらく、大豆本来の甘みや旨みを味わうことができるのでオススメ

さて、本日のレシピは、大豆に米粉か片栗粉をまぶして油でカリッとするまで揚げる一品、「大豆と野菜のカレーマリネ」をご紹介致します

お酒のおつまみや、おやつにぴったりの大豆料理。
小腹が空いたときは、タンパク質系の物をお腹に入れると、空腹が落ち着きやすいですよ

また、蒸し煮大豆を出汁しょうゆに浸けておいたり、カリカリ大豆を冷蔵庫にストックしておくと、ちょっとお腹が空いたときにとても重宝します。
皆さんも、ぜひお試し下さい

