こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
キッチンで使う道具って、本来の使用方法以外にも応用が利く場合がけっこうありますよね
その中のひとつがガスコンロの下についている、「魚焼きグリル」。
揚げ物をするときのバット代わりに使うことができるんです
さっと引き出すと、ちょうど揚げ鍋の下に出てくるので、油の飛び跳ねも少なくて済むし、バットやボウルなどを別に用意しなくていいので 、とっても便利なのです。
実は家で揚げ物をするときに、よく母がやっていたことなのですが、なかなか油切れもよくて、とっても便利な使い方なんです
ちなみに、揚げ物の油切りをするときは、直接、キッチンペーパーの上に置いてしまうと油切れが悪いので、ペーパー類は網などの下におくことをオススメします
魚焼きグリルって、油切りバットとして使う以外にも、野菜をちょっとグリルしたり、パンなどを焼くのにも使えるので、いろいろ応用が利いて便利ですよ〜
そうそう。使い終わった魚焼きグリルは、必ずその日のうちに、水を捨て、掃除しておきましょう。
扉を中に押して閉めてしまうと、けっこう使ったことを忘れてしまって
次に使うときに、なんだか変な臭いがしたり、余計、掃除の手間が増えたり・・・なんてことも!?
こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
残暑の厳しい時期ですね
今年は節電要請の影響もあり、「緑のカーテン」が大流行!
アサガオやへちまなどでも日除けの効果がありますが、「どうせだったら食べられるものができる方がいい。」と思う方が多いようで・・・(笑)
私の近所の園芸店やホームセンターでは、6月頃にはすでに「ゴーヤ」や「キュウリ」の苗が売り切れていました。ご家庭でも、ゴーヤがたわわに実っている方も多いのでは!?
毎日のように収穫できるから「食べきれない〜」という悲鳴も聞こえてきそうですね(笑)
今回は、今や全国区の夏野菜となった「ゴーヤ」についてご紹介します。
そもそも「ゴーヤー」とは、にがうりを指す沖縄の方言ですが、沖縄料理の普及と共に全国に広まり、「ゴーヤ」と呼ばれ、夏野菜の定番として食べられるようになりました。
「ゴーヤ」にはビタミンCがたっぷり!夏の疲れや紫外線から身体を守ってくれます。
また、「ゴーヤ」の特徴である苦みは、「モモルデシン」という成分からなり、この苦みが胃腸を刺激して食欲をアップさせる効果があるといわれています。
ただし、この苦みには好き嫌いが分かれるところですので、苦みをやわらげるために、「塩でもむ・水にさらす・下ゆでする」などの下処理をすると食べやすくなります。
また、油で調理すると油で苦みがコーティングされ、苦みを感じにくくなります。
今日は、夏のお昼ごはんにおすすめの「そうめんチャンプルー」をご紹介します。
具は冷蔵庫にある野菜や缶詰を使ってアレンジしてくださいね
しっかり食べて、夏をのりきりましょう
こんにちは。料理家の野上優佳子です。
お酢が大好きな我が家ですが、夏はさらに消費量が上がります。
体育会系の娘達は、夏場の部活後は特にヘトヘト
そんな身体を元気にするために、「酢+砂糖」で煮物や酢の物を作り、食事に出します。
夫には、果実酢を水で薄めて野菜ジュース代わりに。ほてって疲れた体に、よくききます。
「酢+砂糖」の記憶は、とおーい昔。
大学の頃に受けたスポーツ理論の中で、先生が「酢と糖を同時に摂取するとグリコーゲンの回復が早まるので、三杯酢の酢のものがいいんだ」と聞いたのがきっかけ。
それ以来、スポーツのあとは「酢と砂糖」、と刷り込まれています(笑)。
ただし、その時に聞いた、その他の話は全く覚えていないのですが…。
お肉を煮る時にも、酢や砂糖を加えます。
酢を入れることで、骨付き肉もやわらかく煮えて、骨からも簡単にきれいにお肉が離れてくれるから。
脂っぽさも消えて、とてもさっぱりした煮物が出来上がります。
それからこの時期怖いのが、食中毒。
お酢には殺菌力があることでも知られていますね
酢を倍量の水で薄めて、それを霧吹きボトルに入れて、普段の簡単なお掃除や冷蔵庫の中のお掃除に利用します。
ちなみにお酢は、アルミ鍋の黒ずみをとるときにも活躍します。
よくアクの強いごぼうなどを煮ると、アルミ鍋が黒ずんだりするのですが、そのときも酢水を鍋で煮立てると、黒ずみがきれいに取れます。
さて今回は、キウイを使った果実酢の作り方と、そのキウイ酢を使ったドレッシングをご紹介します。
キウイ酢は、水や炭酸水で薄めてサワードリンクに、そして漬けたキウイと一緒に調味料を混ぜて、とてもさわやかな酸味と甘みのあるおいしいドレッシングにします。ぜひお試しくださいね。
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
最近スーパーに行くと、たまに見かけるドリンクに「甘酒」があります。
甘酒ってホットなドリンクで、冬に飲むという感じなのですが、実は夏の季語
初詣に行くと無料で甘酒を配っていて、毎年それが楽しみで神社に足を運んでいたので、夏のドリンクと聞いて最初はちょっとびっくりでしたが・・・
実は夏に飲むには、理にかなっているドリンクなのです。
そこで、今回は「甘酒」について、あれこれお伝えしたいと思います
甘酒は「酒」とは言うものの、アルコール分は含まないので、お酒が飲めない人でも大丈夫なドリンク。
江戸時代には、夏バテ防止のための健康飲料として飲まれていたとか
というのも、甘酒は米麹(こめこうじ)を発酵させて作るため、この発酵過程で身体にとって有効な栄養成分ができるんだそうです。
そういえば暑い夏、食欲がなくても、ちょっと甘いドリンクって意外に飲みやすいですよね。
まさに甘酒は、夏バテ防止ドリンク!!
甘酒は、ただ飲むだけでなく、砂糖の代わりに使ったり、煮込み料理に加えたりと、意外とお料理に使えるんです。
一口に甘酒といっても、水で薄めて飲むタイプやそのままストレートで飲むもの、ちょっとアルコールが添加してあるものなど、いろいろありますが、料理に使うときは原液タイプのもので、薄めて使うもののほうがいいかな。
また、そのまま飲んでもおいしい甘酒ですが、しょうが汁を加えたり、牛乳や豆乳で割っていただくのもけっこう美味
夏に、「なんか食欲ないな・・・」っというときは、甘酒をちょっとアレンジして、オリジナルドリンクで栄養補給なんてこともおすすめです