こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野です。
夏に入り、暑い日が続くと、食欲も落ちがちになりませんか?
食欲がないからと言って、適当にしてしまったり、食べずにいたりすると、夏バテへとまっしぐら

だからこそ、メニューは夏仕様にするべきです

さっぱりしていて、栄養のある物を考えておきたいですね。

そこで、個人的にオススメしたいのが「ダイコンおろし」です。
ダイコンには、各種消化酵素が豊富に含まれており、おろすことでその効果を最大限に発揮すると言われています。
ダイコンに含まれる主な消化酵素は、以下の通りです。



これだけの酵素が消化を助けてくれるので、がっつりとしたメニューを食べて、スタミナを付ければ、夏バテ知らずに

ところで、ダイコンと言うと、冬のイメージがあると思いますが、夏に旬を迎える「夏ダイコン」という物があります。
冬ダイコンはみずみずしく、煮るとホクホクと甘いのですが、夏ダイコンは肉質が固く、辛みが強いのが特徴

この辛みを、薬味のように利用して厚揚げと揚げナスにからめて頂きます



これは、酵素が酸化しやすい性質を持っているため、すりおろしてから時間が経つと、酸化によりその効果が少なくなる可能性があるからです

ぜひぜひ、夏ダイコンのおろしを賢く取り入れて、スタミナメニューをおいしく食べましょう!
さて、本日のレシピは、夏にぴったり「厚揚げとナスのおろし和え」をご紹介致します

タンパク源になる厚揚げ、夏に旬を迎えるナス、それぞれダイコンおろしとの相性は抜群!冷やしてもおいしいですし、そうめんや冷やしうどんに添えるのもオススメですよ


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
最近、代替肉を使ったバーガーなどをはじめとする、「ビーガンフード」が注目を集めていますが、植物性たんぱく質の代表格と言えば、「大豆」ですね。
大豆は、「水煮大豆」や「蒸し煮大豆」、「豆腐」など、いろいろな物に加工されて出回っているので、食卓にあがる機会が多いと思います

大豆は加工方法によって、栄養素がなくなってしまうことがあるため、同じ大豆からできた食品でも栄養成分に違いがあるのです
例えば、ビタミンB1やイソフラボンは、水に溶ける成分があるので、水煮大豆や豆腐、豆乳では栄養素が減少
また、豆乳や豆腐は、煮た大豆を絞っておから部分を取り除いているため、食物繊維も取り除かれてしまいます
その分、消化が良くなるという利点もありますが
いくつかの大豆製品を組み合わせて、それぞれの短所を補うようにすると良いですね。
大豆は、そのままでは食べられず、火を入れてから調理をしなければならないので、「手間がかかって面倒」という意見を時々頂きます
市販の水煮大豆を購入するのも良いですが、一度にある程度の量を調理し、小分けにして冷凍保存をしておくと、使いたいときに使えて便利ですよ。
家庭で大豆を煮る場合、圧力鍋を使うと時短になるので、圧力鍋をお持ちの方はぜひ活用してみて下さい。
その際、大豆を一晩ほど水に浸けておき、鍋の水をひたひたに張ってゆでる、「蒸し煮大豆」にすると、栄養価が逃げづらく、大豆本来の甘みや旨みを味わうことができるのでオススメ
さて、本日のレシピは、大豆に米粉か片栗粉をまぶして油でカリッとするまで揚げる一品、「大豆と野菜のカレーマリネ」をご紹介致します
お酒のおつまみや、おやつにぴったりの大豆料理。
小腹が空いたときは、タンパク質系の物をお腹に入れると、空腹が落ち着きやすいですよ
また、蒸し煮大豆を出汁しょうゆに浸けておいたり、カリカリ大豆を冷蔵庫にストックしておくと、ちょっとお腹が空いたときにとても重宝します。
皆さんも、ぜひお試し下さい

最近、代替肉を使ったバーガーなどをはじめとする、「ビーガンフード」が注目を集めていますが、植物性たんぱく質の代表格と言えば、「大豆」ですね。
大豆は、「水煮大豆」や「蒸し煮大豆」、「豆腐」など、いろいろな物に加工されて出回っているので、食卓にあがる機会が多いと思います


大豆は加工方法によって、栄養素がなくなってしまうことがあるため、同じ大豆からできた食品でも栄養成分に違いがあるのです

例えば、ビタミンB1やイソフラボンは、水に溶ける成分があるので、水煮大豆や豆腐、豆乳では栄養素が減少

また、豆乳や豆腐は、煮た大豆を絞っておから部分を取り除いているため、食物繊維も取り除かれてしまいます

その分、消化が良くなるという利点もありますが


大豆は、そのままでは食べられず、火を入れてから調理をしなければならないので、「手間がかかって面倒」という意見を時々頂きます


家庭で大豆を煮る場合、圧力鍋を使うと時短になるので、圧力鍋をお持ちの方はぜひ活用してみて下さい。
その際、大豆を一晩ほど水に浸けておき、鍋の水をひたひたに張ってゆでる、「蒸し煮大豆」にすると、栄養価が逃げづらく、大豆本来の甘みや旨みを味わうことができるのでオススメ

さて、本日のレシピは、大豆に米粉か片栗粉をまぶして油でカリッとするまで揚げる一品、「大豆と野菜のカレーマリネ」をご紹介致します

お酒のおつまみや、おやつにぴったりの大豆料理。
小腹が空いたときは、タンパク質系の物をお腹に入れると、空腹が落ち着きやすいですよ

また、蒸し煮大豆を出汁しょうゆに浸けておいたり、カリカリ大豆を冷蔵庫にストックしておくと、ちょっとお腹が空いたときにとても重宝します。
皆さんも、ぜひお試し下さい


こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
2014年頃、韓国では伝統餅とパンを組み合わせた、「インジョルミトースト」がブームになりました
伝統餅の「インジョルミ」とは、きな粉餅のこと。
ハチミツをかけたトーストと、きな粉餅が合体して誕生しました。

一時期の伝統菓子は、洋菓子に押されて風前の灯でしたが、インジョルミトーストの登場で、若い世代にも韓国の伝統菓子が愛されるようになったのです
和菓子と同様に、きな粉は韓国菓子によく使われ、豆の風味が素朴ながらも、飽きずに食べたくなる魅力があります。
きな粉の原料である大豆は、紀元前4〜5世紀頃に朝鮮半島で栽培され、そのあと「しょうゆ」や「味噌」が誕生し、「粉」も使われるようになりました
また、きな粉は乾煎りした大豆を粉状にしているため、大豆特有の栄養がたっぷり
イソフラボン
ポリフェノールの一種で、女性ホルモンに似た働きを持ちます。
また、ほてりなどの更年期障害を鎮め、骨粗しょう症の予防が可能。
免疫力も高めるため、丈夫な体を作りますよ
サポニン・レシチン
コレステロール値を下げて中性脂肪を減らします。
オリゴ糖
腸の善玉菌を増やして、腸内環境を整えます。
ペプチド
タンパク質が分解されて生まれたペプチドは、腸で吸収しやすいのが特徴。
筋肉や脳の疲れを取る働きがあるので、仕事やスポーツのあとに摂取すると効果があります

ここで、韓国のきな粉料理をご紹介致します。
茶食(タシク)
緑茶のお茶請けです。
きな粉とハチミツを混ぜ合わせて生地を作り、専用の型抜きで成型した韓菓子。
きなこ餅(インジョルミ)
インジョルミトーストでもご紹介しましたが、もち粉と水を合わせ、蒸したあとに、餅をついて成型し、砂糖を混ぜ合わせたきな粉をまぶします。
日本の餅とは異なり、甘味が少なく軽食としても食べられますよ。
雑穀粉末のブレンド(ミスカル)
韓国の健康食品。
豊富な種類の穀物の粉がスーパーで売られていて、きな粉も含まれます。
この粉に水、牛乳、豆乳で割る飲み物です。
サムギョプサル
珍しい食べ方として、焼いた豚バラ肉にきな粉を付けて頂きます。
豚バラ肉の脂からにじみ出た甘みと、きな粉の相性は抜群
和え物
湯がいた野菜に、きな粉やしょうゆなどの和え衣で味付けします。
韓国では、ナムルの種類が豊富なので、味付けにも工夫を凝らすのです。
また、すりゴマの他に、松の実の粉やエゴマの粉、きな粉などをよく使います。
日本では、健康のためにきな粉ヨーグルトが流行っていますが、味に飽きたら韓国のきな粉料理も取り入れてみて下さいね。
さて、本日のレシピは、きな粉の甘い香りが立ちのぼる一品、「オクラのきな粉和え」をご紹介致します
他の食材でも応用が可能です。皆さんも、ぜひお試し下さい

2014年頃、韓国では伝統餅とパンを組み合わせた、「インジョルミトースト」がブームになりました

伝統餅の「インジョルミ」とは、きな粉餅のこと。
ハチミツをかけたトーストと、きな粉餅が合体して誕生しました。


和菓子と同様に、きな粉は韓国菓子によく使われ、豆の風味が素朴ながらも、飽きずに食べたくなる魅力があります。
きな粉の原料である大豆は、紀元前4〜5世紀頃に朝鮮半島で栽培され、そのあと「しょうゆ」や「味噌」が誕生し、「粉」も使われるようになりました

また、きな粉は乾煎りした大豆を粉状にしているため、大豆特有の栄養がたっぷり


ポリフェノールの一種で、女性ホルモンに似た働きを持ちます。
また、ほてりなどの更年期障害を鎮め、骨粗しょう症の予防が可能。
免疫力も高めるため、丈夫な体を作りますよ


コレステロール値を下げて中性脂肪を減らします。

腸の善玉菌を増やして、腸内環境を整えます。

タンパク質が分解されて生まれたペプチドは、腸で吸収しやすいのが特徴。
筋肉や脳の疲れを取る働きがあるので、仕事やスポーツのあとに摂取すると効果があります




緑茶のお茶請けです。
きな粉とハチミツを混ぜ合わせて生地を作り、専用の型抜きで成型した韓菓子。

インジョルミトーストでもご紹介しましたが、もち粉と水を合わせ、蒸したあとに、餅をついて成型し、砂糖を混ぜ合わせたきな粉をまぶします。
日本の餅とは異なり、甘味が少なく軽食としても食べられますよ。

韓国の健康食品。
豊富な種類の穀物の粉がスーパーで売られていて、きな粉も含まれます。
この粉に水、牛乳、豆乳で割る飲み物です。

珍しい食べ方として、焼いた豚バラ肉にきな粉を付けて頂きます。
豚バラ肉の脂からにじみ出た甘みと、きな粉の相性は抜群


湯がいた野菜に、きな粉やしょうゆなどの和え衣で味付けします。
韓国では、ナムルの種類が豊富なので、味付けにも工夫を凝らすのです。
また、すりゴマの他に、松の実の粉やエゴマの粉、きな粉などをよく使います。

さて、本日のレシピは、きな粉の甘い香りが立ちのぼる一品、「オクラのきな粉和え」をご紹介致します

他の食材でも応用が可能です。皆さんも、ぜひお試し下さい


こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
皆さんは「完全栄養食品」と言う言葉をご存知でしょうか?
昔から「完全栄養食品」と言われてきた食材に「卵」がありますが、最近は大手食品メーカーが参入したこともあり、特別な加工を施されたパスタやパンなどの主食が「完全栄養食品」として注目を集めています

今回は、ひとつの食品ですべての栄養素が摂れると話題の、「完全栄養食品」と「完全栄養食品の取り入れ方」についてご紹介します




朝食の目玉焼きや卵かけご飯、お弁当の卵焼きなど、卵は毎日の生活に欠かせないと言う方も多いでしょう。
実は、卵は非常に優秀な食品ですが、すべての栄養素が含まれている訳ではありません。
◆卵の主成分はたんぱく質。
たんぱく質以外には、脂質、ビタミンAや葉酸などのビタミン類、亜鉛や鉄などのミネラル類など、食物繊維とビタミンC以外のあらゆる栄養素を含んでいることが分かっています。
調理に時間をかけられない忙しい日々でも、冷蔵庫に卵があるだけで安心感がありますね


例えば、朝食の場合は、卵かけご飯とカボチャの味噌汁、トーストと目玉焼きに、パプリカサラダといった組み合わせがオススメです。

1食で、「1日に必要な栄養素の3分の1が摂れる食品」というコンセプトのもと開発された「パスタ」が、2017年頃より市場に出回り注目を集めています

厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」をもとに、1日に必要なビタミン、ミネラルの3分の1の量が1食の麺に練り込まれているという物です。
ゆでて付属のパスタソースを和えるだけで、糖質や脂質、ナトリウムは抑えつつ、簡単にバランスの良い食事が摂れるとのこと

パスタとして以外にも、めんつゆで和風のそばとして食べたり、ソースで焼きそば風にして食べるなど、アレンジレシピも提案されています。
◆パスタの次に登場したのが、「パン」

冷凍状態のパンを、電子レンジで加熱、あるいは自然解凍して食べる物で、一般的なロールパンと比べると、糖質は50%オフ、脂質は30%オフ、カロリーは20%オフ。
こちらも手軽に食べられることから、人気が高まっているようです


それだけを食べていればOKという訳ではありませんが、日々の食事に適度に取り入れてみると良いでしょう。
食事には、栄養素を摂るだけでなく、食材から旬を感じたり、見た目や香りを楽しんだり、一緒に食べる人との会話を楽しんだりと、心を満たすという重要な役割もあります

ときには便利なお助け食品も活用しながら、体も心も喜ぶ食事を摂ることで、人生がより充実した物になるでしょう

さて、今回のレシピは、卵に足りないとされる栄養素「ビタミンC」、「食物繊維」が一緒に摂れる夏野菜たっぷりの一品、「ピペラード」をご紹介します

朝食にオススメの一品です。
皆さんも、ぜひお試し下さい

