こんにちは。料理家の野上優佳子です
私も毎日娘のお弁当を作っている1人ですが、毎日お弁当を作る方にとっては、特に梅雨の時期は食品の傷みには気を使う季節ですね
お弁当は、作りたてを食べるわけではなく、作って詰めてから数時間後に食べるのが通常。それだけに、より菌が繁殖するリスクがあがります。
食中毒予防は、「つけない・増やさない・死滅させる」が大原則!
菌が食品につかないよう、調理する手はもちろん、まな板や包丁、菜箸などもしっかりこまめに洗って、菌があちこちにつかないようにしましょう。
調理は、しっかり加熱が基本!
うっかりそのまま入れてしまいがちな、「かまぼこ」や「ハム」も、特に夏場は加熱料理したものを詰めた方が安心です。
ちなみに、ハムを使った我が家の定番弁当メニューは、「贅沢ハムカツサンド」
ハムというと薄く切るイメージですが、お歳暮でブロックをいただいたときなどには大胆に分厚く切ります。
それに衣をつけて揚げ、レタスやキャベツと一緒に、ソースとマスタードをかけていただきます
ブロックのハムがないときは、薄切りハムを数枚重ねて揚げてしまいます。
作り方はすごく簡単ですが、とってもジューシーで、食べ応えがあって、型崩れもしないので、我が家では大人気
薄切りハムだとメインのおかずには物足りないですが、厚みがあればメインのおかずの役割を立派に果たしてくれます。
しかも、ちゃんと加熱することで、安心してお弁当に入れられますね
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
私たちのカラダって、季節の変化と切っても切れないな・・と感じる今日この頃
季節感がなくなったとは言われるものの・・梅の実や紫陽花を見れば、やっぱり梅雨の季節に入ったのね〜と感じます。
そこで本日は、薬膳の視点から「梅雨時期のカラダケア」についてお伝えします
じめじめっとしていて、湿っぽいこの季節。
実はカラダの外側だけでなく、カラダの中にも湿がたまりやすく、なんとなくだるい、頭が重い・・・ のような、なんとな〜く不調になりやすい季節です。
そこでまず、大切なことは、水分代謝をよくすること!
アスパラガス・そら豆・タマネギ・スズキなどの食材には利尿作用があり、体内の湿を排泄してくれます
またこの季節、食欲不振やおなかの調子がよくない、疲れやすいなど胃腸系の働きがあまりよくないために起こる症状も
うるち米・かぼちゃ・そら豆・じゃがいもなど、ちょっと甘みのある食材は胃腸系にやさしく働くのでおすすめです
特にお米などの穀類はエネルギー源にもなるので、疲れやすい体質の方やちょっと元気がないな?と思うときには最適な食材です。
そういえば、カラダが疲れているときやカゼのひきはじめなど、おかゆがおいしく感じるのも、胃腸にうれしく、食べやすい食材だからなんですね
また、食中毒なども心配な季節
殺菌作用のあるお酢も、この時期に料理に取り入れたい食材ですね。
そうそう、夜は寒かったり、雨のあとはカラダが冷えやすいので、冷えにも要注意
カラダを冷やす夏野菜は生のままではなく、火を通して食べるなど、身体を冷えから守りましょう
こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
蒸し暑い日が続くと、冷たい飲み物が欲しくなりますね
毎年、暑くなると思い出し、飲みたくなるものがあります。
それは・・・『ミックスジュース』
子供の頃、喫茶店のメニューにコーヒー・紅茶と並んで、必ずといっていいほどミックスジュースがあったので、全国で愛されている飲み物だと思い込んでいたのですが・・・
ある民間会社の調査では、25都道府県にしかないローカルな飲み物だという結果がでているそうです。
ちょっとショック・・・
関西でも、最近ではミックスジュースが飲める喫茶店も少なくなっています
それなら自宅で作っちゃおうということで、早速ミキサー登場!
ここで、ちょっと豆知識
ミキサーとジューサーの違いってご存知ですか?
「ミキサー」は、細かく砕いてすり下ろしたようになるので、水や牛乳を適量加える事で繊維たっぷりのジュースを作る事ができます。
「ジューサー」は水分や繊維などの不要物を分離する機能がついているので、果汁や野菜汁100%のジュースを作る事ができます。
ミックスジュースは、缶詰のフルーツとバナナ、牛乳で作るので、ミキサーが適しています。
「ミックスジュース」を知っている方も、知らない方もぜひ一度ご賞味あれ〜
こんにちは。料理家の野上優佳子です
八百屋さんでここ数年、よく見かけるようになったものの1つに「おかひじき」があります。
シャッキリした歯ごたえがとてもおいしくて気に入っていますが、名前も見た目も、なんだか海藻のよう…ですが、これはれっきとしたお野菜。
漢字では「岡鹿尾菜」や「岡羊栖菜」などと書きます。
アカザ科の1年草で、日当たりの良い海岸の砂地や乾燥地に自生するものだそうで、食用の旬は花が咲く前の初夏頃。
ちなみに、花は7月〜10月頃に開花し、薄い緑色の花びらをつけます
最近は、海岸の開発によって自生地がどんどん失われており、秋田県や沖縄県などでは「絶滅危惧種」として保護の動きが出ています
一般的に売られているものは、ハウス栽培のものがほとんどです。
さっとゆがいて、おひたしにしたり、酢の物にしたりしていただくのが一般的。
ゆがくときに時間がかかると歯ごたえが失われてしまうので、さっとゆでて水にさらします。
味や香りにくせがないので、とても食べやすい食材です
「陸のひじき」といわれるだけあって、栄養は豊富!
特にビタミンAやカルシウムが多く、カルシウムはホウレンソウの3倍以上あるといわれています
今回はこの「おかひじき」を、ちょっと洋風にアレンジ
ニンニクと鷹の爪でさっと炒めて、ペペロンチーノ風にしていただきます。