料理家の先生がつづるお料理ブログ

料理家の先生が、レシピや料理の情報について、ブログを連載!毎週更新していきます。
レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」

ナスラックKitchenの「料理ブログ」で日々のお料理を楽しく!
「料理ブログ」では、料理の専門家による料理に関する豆知識や季節の食材などをご紹介しております。
また、ナスラックKitchenには多くの料理レシピを掲載していますので、ブログと合わせてご覧下さいね!

カテゴリ別:食材(野菜・海藻・乾物・果物)


画像


こんにちは、料理家の野上優佳子です。
冬は白菜や小松菜、ちぢみホウレンソウなど葉物野菜が旬を迎えますが、最近特にこの時期に国産を目にするようになったのが「チコリ(チコリー)」です。
ごく小さい白菜のような形状で、葉先が黄緑の物や紫の物があり、独特の苦味があります。

元々輸入野菜絵文字:飛行機のため、お値段がお高め絵文字:ドル袋であまり日本ではなじみがない野菜でしたが、近年、岐阜県中津川市にあるもやし栽培を主とする地元企業が、自治体と共に地域活性の大きな柱として栽培。「ちこり村」なる施設を展開し、生産量が向上絵文字:上向き矢印した結果、今ではスーパーなどでも見かけることが多くなり手頃なお値段で買えるようになりました。
新鮮な国産を手頃な価格で味わえるのは、うれしい限りです。
あと数年もすれば、ブロッコリ−などと同じように、日常的な野菜として定着するかもしれません。

チコリ(chicory)と言う名は英語名です。
ヨーロッパ原産で旬は冬、まさに今。
食用の起源はベルギーと言われていて、ベルギーやフランスではとてもポピュラーな野菜です。
イヌリンと言う成分が血糖値の上昇を抑制する効果があるとされ、欧米では糖尿病患者の食事に推薦される食材のひとつなのですよ。

チコリと言う名よりも「アンディーブ(endive)」と言う名の方がピンと来る方もいらっしゃるかもしれませんね絵文字:笑顔
こちらはフランス名で、同じ野菜(英名のチコリ)を指します。
一方、英語でエンダイブ(endive)と言う野菜があるのですが、これはフランス名のアンディーブとは別の野菜のこと絵文字:危険・警告
レタスの葉がギザギザになったような葉物野菜で、こちらはフランス語では「chicor’ee」=シコレまたはチコリと呼ばれています
ヨーロッパからアメリカにもたらされる際に混同したようで、かなり紛らわしいのでご注意下さい絵文字:あせあせ

さて今回は、ベルギーのポピュラーな家庭料理である、チコリのグラタンのレシピをご紹介します。
とてもおいしい、温かいお料理をぜひお試し下さいね。



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でチコリのグラタンのレシピをチェック!

野上 優佳子先生

画像



こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。

寒い日が続きますが、暦の上では春が近付いてきましたね絵文字:芽
明日(2月3日)は節分です。

私の住む関西地方では、節分に巻きずしを恵方(2015年は西南西)に向かって無言で丸かじりすると、その年は良い年になると言われています。

節分に巻きずしを食べる云われは諸説ありますが「福を巻き込む」といった意味が込められていると言われています。
また、巻きずしの形が鬼のこん棒に似ていることから、こん棒を食べて鬼退治絵文字:!といった意味もあるようです。

鬼退治絵文字:!と言えば「豆まき」ですが、皆さんは何を撒いて鬼退治をしますか?
最近は小包装のチョコレートや、地域によっては殻付きの落花生など、大豆に限らず色々な物を撒いて鬼退治をしているようです絵文字:うれしい顔

落花生(ピーナッツ)は栄養価が高いため、ぜひ食卓に取り入れて頂きたい食材です絵文字:ほっとした顔

今回のブログは『落花生』の豆知識をご紹介します。

絵文字:鉛筆『落花生』には、脂質、たんぱく質、ビタミンB群が豊富に含まれており、コレステロールを下げ、動脈硬化を予防する働きが期待できるオレイン酸とリノール酸も豊富に含まれています。
また、血行を良くする働きがあるビタミンEも豊富に含まれていますので、冷え症やしもやけ予防に効果が期待できます。抗酸化作用も強いので、アンチエイジング効果も期待できます。さらに肝臓の働きを助けるメチオニンという成分を含みますので、お酒のつまみにピッタリの食材です。


絵文字:危険・警告ただし、ピーナッツはひとつかみでざっとご飯1杯分のカロリーに匹敵するので、食べ過ぎは禁物絵文字:NG
1日30粒までにしましょう。

今回は、ピーナッツバターを和え衣に使った『春野菜のピーナッツバター和え』をご紹介します。
ほろ苦い春野菜に、甘味のあるピーナッツバターがよく合います。
ごま和えとは一味違う和え物をぜひお試し下さいね絵文字:ウインク



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で春野菜のピーナッツバター和えのレシピをチェック!

吉田 由子先生

こんにちは、料理家の野上優佳子です。
寒さがますます身にしみてくる季節になりました絵文字:悲しい
もうすぐ節分ですね。

節分と言えば豆まき。
日本では「厄除」の意味を持っていて、『豆』が大活躍する日でもあります。

その他、おめでたいときに赤飯を炊いたり、おせちにも豆を炊いたりと、豆は古くから様々な場面でとても縁起の良い食材絵文字:クローバーとして重用されてきました。

画像

実は、日本以外にも豆を縁起食材として用いる食文化があります。

例えばイタリアのモデナという地域では、年越しに「コテキーノ」という腸詰めを乾燥させた、大ぶりのサラミソーセージを食べる習慣がありますが、ここに付け合わせとして欠かせないのが、 レンズ豆です。豆の形がコインに似ていることから、 「福を呼ぶ」「お金に困らない」と言うのだとか。年越しソバのように、深夜0時 のカウントダウンを待ちながら頂くそうです絵文字:夜


アメリカ南部では、「元旦に粗末な食事をするとその年は貧しい食事をとることになる」と言われ、お正月の食卓に欠かせないのがブラックアイドピー(黒目豆)
こちらも、形がコイン に似ていることから富を示す縁起食材となっています絵文字:ドル袋


日本では豆は甘く煮て食べることが多いですが、世界各国様々な味わい方があります。栄養価が高く食物繊維が豊富、そして保存性も高い豆、いろいろなお料理で楽しみたいですね絵文字:音楽


さて今回は、ひよこ豆を使ったレシピをご紹介します。
『ファラフェル』と言う中近東ではとてもおなじみの豆のコロッケで、ベジタリアンにも大人気。ピタパンなどに挟んで食べたりします。難しそうに見えてとても簡単に作れるので、ぜひお試し下さいね。



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でファラフェルのレシピをチェック!

野上 優佳子先生

こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。


寒い日が続きますね絵文字:雪
そんな日は、鍋やすき焼きがおいしいですね絵文字:どんぶり
今回は、鍋やすき焼きの具材に必ずと言っていい程登場する『ネギ』についてご紹介したいと思います。


画像


絵文字:鉛筆『ネギ』には大きく分けて、根に近い白い部分を食べる「根深ネギ(長ネギ)葉の部分を食べる「葉ネギ」の2種類があります。
ちなみに関東では根深ネギが、関西では葉ネギが好まれていとると言われています。


『ネギ』の白い部分には、ビタミンCが多く含まれており、白い部分を食べる根深ネギのような品種は「淡色野菜」に分類されますが、葉ネギのように葉を食べる品種は緑色の部分にはビタミンAが多く含まれており、「緑黄色野菜」に分類されます。


また、ネギはニンニクやタマネギと同じアリシンが含まれていますので、疲労回復効果が期待できるビタミンB1の吸収を助けてくれます。アリシンは血行を促進し、身体を温める作用がありますので寒さが厳しい時期にはとてもありがたい食材です。


絵文字:本栄養学的には、アリシンは熱に弱いので、生で食べる方が疲労回復効果は高いのですが、アリシンは長く煮込むと甘み成分に変化する特徴があります。ネギ独特の刺激が苦手な方は煮込んで頂くのがおすすめです。


そこで、今回は煮込むことでネギの甘みを引き出した『長ネギのバター煮』をご紹介します。ネギが苦手な我が家の子供たちも、バター煮にすると喜んで食べてくれます絵文字:うれしい顔
兵庫県産の岩佐ネギや群馬県特産の下仁田ネギなど身が太くしっかりとした品種で作るのがおすすめです。
皆様も、地元特産の根深ネギを使ってぜひお試し下さいね! 



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で長ネギのバター煮のレシピをチェック!

吉田 由子先生

前へ 料理ブログトップへ戻る 次へ

このページのトップへ

関連施設検索

  • クックドア
  • マーケットピア スーパー
  • 食料品会社検索
  • 製菓衛生士 専門学校検索
  • 調理師 専門学校検索
  • 栄養士 専門学校検索

関連ブログ

  • グルコック
  • グッドショッピング お買物サポートブログ
  • お買物ブログ

お役立ちコンテンツ

  • ナスラックKitchen
  • 動画でレシピチェック
  • 料理de英会話レッスン

グループサイト

  • 東建コーポレーション株式会社
  • ナスラック
  • ハートマークショップ
ナスラックKitchenの「料理家の先生がつづる料理ブログ」は、料理家の先生が料理(レシピ)キッチンに関するお役立ち情報をつづるブログです。
旬の食材を活かしたレシピや、食材の活用法、料理でのおもてなし作法など、料理に関する情報を発信しています。料理家の先生方の個性が織りなす多彩なブログをお楽しみ下さい。
料理好きな方だけでなく、これから料理を頑張りたい方も、ぜひ「料理家の先生がつづる料理ブログ」をご愛読下さい。