こんにちは!
料理家の ひろろ こと 竹内ひろみです。
小さなお子さんを持つお母さんにとって、毎日の子供の食事作りは悩みのひとつ、という方が多いようです。
私自身、子供の食に関してはあれこれと試行錯誤の毎日です
特に2、3歳位になると、日によっては、食べてくれるときとそうでないときがあり、振り回されることが多いですよね・・・。
作った料理を全部は食べてくれなくても、その中の一品でも「おいしい」と食べてくれたら嬉しいですし、ホッとします
子供がパクパク食べてくれる料理は理想かもしれませんね。
でも、そんな料理を作るときのちょっとしたポイントは、
食感・食べやすさ・味付け・見た目だと思います。
子供はポテトチップスに代表されるように「カリっとした」食感が好きです
ですから、揚げ物にはなってしまいますが、レンコンチップやサツマイモチップなど野菜類をスライスしてチップスにすると、喜んで食べてくれます
また、パン粉をカリカリに焼いて(チーズをプラスしてもOK)野菜にかけると一緒にパクパク食べてくれます
食べやすさも食欲を作用する要因になります 。
というのも、小さい口には大きな物は食べにくいため、食が進まないということもあります。
フォークで刺して食べられる、スプーンですくって食べられる形状にしてあげるといいですね
自分で食べられた!!という実感。
子供には自信になり、食べず嫌いの克服にもつながります。
また、味付けに関しては、薄めにしなくては・・・と、ついつい薄すぎる味になってしまうのですが、適度な塩味はおいしさを引き出す上で大切です。
ですので、味見をして、自分がおいしい と思える味で仕上げていいと思います。
味噌汁は自然な塩分がおいしいので、子供が好きな汁物ですよね。
そして、子供は見た目にも左右されることがあります
同じ蒸しニンジンでもハートや動物型で抜いてあると食べてくれたりするので、ひと手間ですが、少し見た目を可愛くしてあげると、食べてみよう!と箸を付けてくれますよ
さて、本日のレシピは野菜の苦手なお子様でもおやつ感覚で頂けるカボチャを使ったレシピ『スイートカボチャ』をご紹介致します。
ぜひ、お試し下さい
こんにちは!
料理家の竹内ひろみです。
おいしいご飯を作りたい
そんな願望は誰もが持つことですよね。
やっぱり、料理がおいしいと、本当に幸せにな気分になれます
料理の味は、ほんのちょっとしたことでおいしさがアップするのですが、 そのコツは素材のおいしさを活かすこと と言うのは以前も書かせて頂きましたが、今回は少し掘り下げてご紹介させて頂きます。
野菜なら野菜、肉なら肉本来のおいしさがあります。
その本来もっている甘さ、旨さなどを上手に引き出すと、できあがりの料理の味がぐっと深くなり、おいしさがアップ すること間違いなし!
素材の力で料理する
例えば、木べらや菜箸でかき混ぜすぎずに放っておく時間も必要ということなのです。
スープを例に取ってみましょう。
最初にタマネギやネギなどの香味野菜を炒めますが、このとき、火が通ってくるとジワジワっと野菜から水分がでてくるので、シャカシャカ炒めなくても、時々全体を返す程度で十分に火が通りますし、野菜の甘みが引き出され、おいしいベースができあがります。
次に水分ですが、最初から水分(水やブイヨンなど)を全部入れてしまわず、ヒタヒタぐらいに加えて、野菜にある程度火が通ってから、水分を加えると野菜のおいしさがぎゅっと凝縮され、味わい深くなります
その他、野菜をいくつか段々に重ね、少量の水分と塩で蒸す「重ね煮」など、手を加えずに作る代表料理ですが、それぞれの素材本来のおいしさがコラボして、おいしい料理ができあがります
また、塩も大切なポイント
調理の途中でひとつまみ加えておくと、味が引き締まりますよ。
さて、本日はそんな素材を活かした『ペンネの根菜ミートソースがけ』のレシピをご紹介します。
こんにちは!
料理家の ひろろ こと 竹内ひろみです。
皆さんは、料理のおいしさをどこで出しますか?
調味料、素材、調理テクニック、調理方法・・・
人により様々だと思います。
先週は「基本の調味料」でおいしさを引き出す話をさせて頂きましたが、
本日は おいしさ
のベースとなる素材
に注目してみたいと思います。
野菜類、肉類、穀類、魚類など、私達の料理を構成してくれる食材は数限りなくありますよね。
そんな中でもタマネギ、ネギ、きのこ類は旨みある食材なので、加えるとぐーんとおいしくなります。
また、ベーコンやソーセージなど加工肉類、干し貝柱や桜エビなど乾物海藻類も料理のおいしさアップに一役買います。
そんな旨みのある食材をベースにするとあまり余分な調味料を使わなくても味わい深い一品ができあがるので、ベースに加えることをおすすめ致します
スープを作るときも、ブイヨンなどスープの素が無くてもおいしく仕上がるんですよ
そのおいしさを引き出す料理のコツはまず、じっくりと火を通すことです
例えばスープを例に見てみましょう
まず、油(オリーブ油、ゴマ油など)に、タマネギを入れて、弱火にかけます。
このとき、油は冷たいままでOKです。
じわじわっと油がまわってきたら、ここで旨みを引き出すために塩をひとつまみ加えて下さい。
さらに全体が透き通るまでじっくりと炒めます。
全体の様子が変わってきたら、タマネギのツンとした香りが良い香りに変わることを確認しましょう。
ここが旨みのポイントです
タマネギの旨み、甘みがしっかりと引き出されていると、スープの味がワンラックアップしますよ
次に、きのこ類やベーコンを加えてさらに炒め、その他の素材を加えます。
最後に加えるスープなどの水分は初めから全部加えてしまわず、ひたひたになる位に加えます
こうすると素材の味がさらに引き出されておいしくなるんです
具に8分ほど火が通ったら 残りの水分を加えてじっくりと煮てできあがりです
それでは本日のレシピです。
旨みのある食材、きのことソーセージを使ったシンプルな「きのこのパングラタン」をご紹介します。
こんにちは!
料理研究家の ひろろ こと 竹内ひろみです。
料理の下準備にはいろいろありますが、そのひとつが漬け込んで下味を付ける方法です。
先日、持ち寄りバーベキューをした際、オリーブ油やハーブソルト、レモン汁に漬け込んだサーモンやエビなどの魚介類を持って来てくれた友人がいたのですが、炭火でグリルしてあり、とても美味でした
もちろん、たれに漬け込んだお肉もあり、とってもリッチなアウトドアランチとなりました
そんなアウトドアで重宝される漬け込み料理ですが、とても便利な方法なので、我が家ではよく行なう下調理です
漬け込むための液は、しょうゆやみりん、オリーブ油などの調味料に加え、ニンニクやショウガ、ネギなどの香味野菜、タマネギ、ニンジン、パプリカなどの野菜類を合わせるとおいしさがUPします
肉や野菜を炒めたり、蒸し煮にしたりするときに野菜も一緒に調理ができるので、時間の無いときには、ちょっとした時短料理になります。
漬け込んでおくと、下味が適度に付くので、たれ無しでもおいしく頂くことができますし、お肉や魚介などの臭みがとれるので、動物性食品が苦手な方でも頂くことができるようです
また、最近ブームの塩麹。
ちょっと固いお肉でも塩麹ベースの漬け込みだれに漬けておくと、酵素がたんぱく質を分解して、やわらかくなるとともに、おいしさもUPするので、おすすめの方法ですよ
本日はたっぷりの香味野菜と鶏肉を漬け込んだ 『チキン&たっぷりネギの蒸し焼き』をご紹介します。
アウトドアでも自宅でも使える簡単レシピです。